2011年10月

いよいよ今月還暦です。ここは還暦祝いの大物を釣りたい・・・。

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10月2日 還アラ還で秋の陣、お久しぶりねWRC 天気:雨だったり晴れだったり
前日までどこの川に行こうかとても迷っていました。候補としては美笛川とか尻別水系、胆振の川などあったのですが、どこも前日雨が降ったらしく水量が多い気がします。さらにもし目的の川に到着して水が濁っていたら・・そんな時「苫小牧のホスピタリティ」ことtomaTさんからWRCの様子を写したメールが届きました。見ると濁りもあまり無いようだし、水量もやや多めですがなんとかやれそうです。即効行き先をこの川に決定、お礼のメールを送るとtomaTさんが熊よけ人として着いて来てくれるとのこと。かくしていつもの還アラ還コンビでの釣行となりました。

WRCも雨の影響はすごかったようですね。


tomaTさんのロッドに元気なニジマスがヒット!
待ち合わせ場所に着き二人して協議の結果、今回は南お祭り広場から砂風呂までやってみましょうと言うことになり、早速入渓します。川に着くと水量は結構多めです。さらにドライには微妙な濁り、そして水温(8.5度)、tomaTさんも今回はテンカラですから、どんな結果になるのか楽しみです。釣り上がってしばらくは反応が無い状況が続きましたが、まずはtomaTさんがナイスなニジマスを釣り上げました。ドライで行ける!そう確信した自分にも綺麗なニジマスがヒットしました。二人してボを回避しそれぞれ数匹のニジマスを追加しさらに釣り上がります。


送電線を越えたあたりから川原に釣り人らしき足跡が・・誰かがこの場所から入渓したようです。案の定北のお祭り広場手前で足跡の二人連れに追いつきました。この川では珍しい?若いカップルでの釣り人です。tomaTさんによると上の橋まで釣り上がるようです。彼はともかくとして彼女は大丈夫かな〜?さて、我々としては一緒に釣り上がるのも二人の邪魔するみたいで何ですし、脱渓地点はもう少しなのでということで先を行かせてもらうことにしました。予定通り砂風呂で脱渓し、時間もあったので今度は橋上をやってみようということに。

僕に釣れてくれた26センチ、サビもなく綺麗な魚体です。


苫亭特製ラーメン、疲れたときは汁物が最高っす!
WRCも大雨の影響でずいぶん様変わりしました。以前ポイントだったところに砂が流れ込み、浅くなって潰れてしまったり、川を跨いでいた倒木が流され平坦な流れになってしまったりと、総じて変化が少なくなったのかなという印象です。それでも魚たちはちゃんと居てくれました。今回は少ししか収穫しませんでしたがキノコも採れました。そして最後の〆は「苫亭」の塩味ラーメン、ニラ、ワカメ、キノコ入り、絶品でした。今回の釣行で僕は5回連続雨に当たられましたがtomaTさんのホスピタリティに接し寒さも雨も吹き飛ばす釣りが出来ました。tomaTさん、有り難うございます。そしてお疲れさまでした。


ラーメンの具になったボリボリです。

バッファローは健在でしたよ。


斑点の少ないシンプルなニジマス君です。

秘技パチンコでポイントを攻めるtomaTさん。

10月7日(金) あの手この手で尺上5本 with大魔神 天気:雨時々曇り
さて、今日は久々に大魔神との釣りです。行き先は?大魔神が説明してくれますが僕にとっては聞いた事も無い名前の川、ま、大魔神が連れて行ってくれるなら何処でもいいですから。ただ前日降った雨が気になります。僕は今回雨に当たれば6週連続です。相方が大魔神ですから最強の悪天候コンビではあるのですが・・高速を飛ばし目的の川に向かいます。2時間ほどで 到着しました。とりあえずその川の本流を覗いてみると、ありゃりゃ・・コーヒーブラウンです。今回の目的の川はその支流なのですが・・着きました。さてどうかな?むむむ・・・微妙です。川の水は紅茶色、浅い所で川底が見える程度です。あ〜これも微妙ですが一応これなら釣りになるだろう、といういささか強引な釣り人の解釈でいざ入渓、大魔神様今回も宜しくお願いいたします。

本日の相方大魔神と紅茶色の川です。


浅いところで初ヒット、おはようニジマス君!
大魔神によると今回はかなり水量が多いとのこと、さらに普段の水の色はもっとクリアとのこと。ここんところ悪条件の釣りばっかりの釣り人は先制パンチを物ともせず迷わずドライフライを結びます。しばらく釣り上がって浅い所で初めて反応がありました。20センチ位のニジ君がおはよう!です。これはいける!と思ったのですが、その後は泣かず飛ばず。そして格好のポイントにやって来ました。#8のフライが浮力を無くし沈んだところでヒット!で、でかい!やったぜベィビィ!と寄せると40くらいのニジです。さてどう料理してやろうか〜なんて不純な動機が脳裏を過ぎったその時、痛恨のバラシ〜。またやった〜・・・でもとりあえず大魔神の前でこの儀式をしないことには僕の釣りは始まりません〜ってか〜


デカニジを目の前で取り逃がしたダメージは大きいです。悔しさを引きずりながら釣り上がる釣り人。大魔神さん釣れてますか〜?8匹くらい釣ったとのこと。釣れなかったところはロッドでかき回してきたはずですけど・・・。またまた格好なポイントが現れました。ドライで流すも無反応、上がってきた大魔神に「ここ居るはずだけど〜」と、大魔人は彼の延竿を僕に渡し、やってみたら?え?僕がエサ釣り?とは言え大魔神に竿を渡された時は必ず釣っている自分。ブドウムシ(仮)大魔神に成りすまし流れにエサを流すとなんか変?根掛かりと思ったらちゃんと魚が付いていました。上げてみるとなんと32センチのニジマス。ブラボー!今まで大魔神に釣れていたのは水面下、やはり魚は水面を見ていなかったのか〜。

ニセ大魔神のブドウムシにだまされた32センチのメタボニジマス。


渓相は文句の付けようがないほど素晴らしい!
ドライフライの釣りには異常と思えるほどの拘りを持っている僕ですが、沈めて一発で来たのには参りました。優柔不断な釣り人はすかさずフライをカディスからビーズヘッドのニンフに結び替え、とってもズルイ顔をして釣り上がるのでありました。普段は滅多にやらないニンフフィッシングなのですが、この水の色ならやむなし、と自分に言い聞かせつつ、いかにもなポイントに到着しました。よっこらしょっとニンフを沈めます。と、マーカーが見えなくなりました。ロッドをあおるとどうやら釣れているようです。上がってきたのは太いニジマスでこれまた32センチありました。なんと尺上連発です。


ニンフの釣りは苦手ですし、結んでいるフライもブドウムシに似せた幼稚なやつ、それでもくわえてくれたお魚さんに大感謝です。これにすっかり気をよくした釣り人はさらに数匹のニジマスを追加、尺上ももう一匹釣って大満足です。こうなると〆はドライで、と考えますよね。ただ水の色は相変わらずの紅茶色、水温は10度です。ここまでは沈めて結構釣れていたので、たとえドライが空振りでも納得できます。しばらくして格好のフライポイントにやってきました。キャストしたフライに底の方からふわっと魚が浮いてきてフライをくわえました。これがまた結構なサイズで33センチ、やりました〜

ニンフをくわえた33センチ、ちょっと痩せてますね。


大場所で大魔神の竿が弓なりになってます。
その後ドライでも数匹のニジマスが釣れ、なんとさらにもう一匹尺上が釣れました。一日の釣りで5匹もの尺上を釣ったのは僕の釣り人生の中でも初めてのことです。今回大魔神が延べ竿を僕に渡してくれたおかげで、沈める釣りに転向し、好結果が出せたこと、余裕が出来てドライに結び替え、それも好結果に終わったこと、申し分ない一日となりました。ただしこの日も雨に当たり6連続雨降り釣行、加えて川通しで戻る際に半チン、パンツまでびしょ濡れになりましたけど・・。大魔神様、この日も未知なる川を案内していただき有り難うございました。エサ、ニンフ、ドライと変化に富んだ釣りが出来、とても意義のある釣行でした。


この子はニンフで釣れました。

この子はドライに飛びついて来ました。


滝下を釣る大魔神、サクッと何匹も釣ってました。

水量が多いので実にダイナミックな流れですね。

10月13日(木) お天気最高!秋のホームは凄い変わり様でしたが・・ 天気:快晴
天気予報を見ていたら木曜日は晴れ、金曜日は晴れのち曇りとなっていました。金曜にはやらねばならない仕事もあるので木曜釣行としました。行き先はホームです。9月6日に路肩欠落で通行止めとなり、行きたくても行けない状況が続いていましたが10月になってそれも解除されました。TWさんが先日切り込み隊長となって様子を見に行かれましたがあまり芳しくなかったようです。火曜日に分科会を開き本人に情報をいただきましたが、なんか望み薄かな〜ってちょっと弱気に・・でも第二の目的でもあるキノコ採りもあるし・・行くだけ行って駄目なら、隣のイチャンコッペでも見てみよう、と出撃です。

入渓してすぐ、木が随分傾いたような・・・


流木やら倒木やら。水の力って凄いものがあります。
目的地のゲート前には一台の車もありません。貸し切りなのでしょうが、釣り人が来ていないということは釣れないからか?弱気の虫が騒ぎます。入渓場所であるゲート下のカーブも随分削られたようで、広く被われたブルーシートが痛々しく、それを横目で見ながら川に降ります。水量はここのところ多めなようですが、それはともかく水温が思いの外低く8度しかありません。でもとりあえずドライでやってみましょう、と釣り上がります。TWさんから聞いてはいましたが先月の大雨による川の変わり様は半端ではありません。今までのポイントはことごとく潰され、僕の知ってるホームとは全く別の川?〜


それでも水精橋から一号橋の間で数匹のニジマスが釣れました。魚たちはあれだけ川の形を変えた激流の中、どう堪え忍んだのでしょう?最初の一匹が釣れた時は正直ホッとしました。新しくできたポイントからも魚のコンタクトはありました。流れの中で集餌しやすい場所をいち早く見つける魚の知恵は素晴らしいですが、その場を察知するのが釣り人のずるさ?さて今回は上りは釣りに集中し、下りはキノコ採りに集中するという作戦ですが、川原の倒木は激流の洗礼を受けたらしく流されたり、かろうじて残った木にも殆どキノコは見られません。

1号橋下で釣れた「おはようニジマス君」ありがとう。


ありゃりゃ、道が無くなってますよ〜。
いつもなら釣りをしながらも倒木が気になって釣りに集中できないのですが、これで専念できます。一号橋から上を釣り上がっていきます。こちらも渓相がすっかり変わりました。とはいえドライにはそこそこ反応があります。中小型のニジマスやらイワナが釣れてくれました。さて二号橋に着きましたがもう少し上まで行ってみましょう。ということでしばらく釣り上がるとTWさんのブログにも書かれていましたが、突然林道が流れにえぐられて無くなっていました。20メートルほど?これでは車は勿論のことバイクでも自転車でもこの上は無理です。僕の体力もこの辺までなのでここを最後とします。


最後のポイントは以前何度もデカニジやらデカイワナを釣っている場所、ここも多少流れが変化しましたが、川底の岩盤までは影響がなかったようです。岩盤の切れ目の上を僕の#8のカディスが流れたとき、フワッと魚が浮いてきてフライをくわえました。ヒット!やっぱり居たんだね〜、結構重いよ〜、で、ズリズリズリと岸に引きずり上げます。結構太めなプリプリのニジマス君でした。計測すると345mm(最近流行のミリ表示)、この日の釣りの最後の最後でソロホームランってとこでしょうか。嬉しかったです。〜

上の写真の上手で釣れた34.5センチのプリプリニジ。


本日もう一つの収穫、こちらはキノコ鍋の下準備前です。
さて帰り道はロッドをたたんでキノコ採りです。エノキ、ボリボリ、ヤナギタケなどを収穫して2号橋まで来ました。時間もあるので滝でも見て行こうか、と寄り道です。滝近くで発見!ムキタケです。なかなか見つからなかったこのキノコが沢山収穫出来ました、ラッキー!この日、天気予報が珍しく大当たり。一日中快晴で一滴の雨に当たることなく無事に釣りとキノコ採りを終えることが出来ました。7週目にしてやっとです。ホームは大雨によりその形を随分変えましたが、ちゃんと魚が居てくれたことに感謝、山の恵も十分与えてくれて感謝、とても満足な一日となりました。


木が倒れて新しいポイントになりました。

右奥の流れから飛びついて来た元気印君。

10月20日(木) 秋の日高方面釣行 4本の川+α with大魔神 天気:快晴
今回も大魔神にお願いしてどこかの川に連れていってもらうことにしました。テーマは「テキトーな川でお互い3匹の魚を釣る」と設定されました。朝日の眩しい高速道路を南へ向かいます。目的地はテキトーらしいのですが、どうやら日高方面の川のようです。僕にとっては一年ぶりの日高で嫌が応にも期待で胸が高まります。このコンビには珍しく、どうやら天気は最高のようですが、得てしてこういった天気の時は貧果という実績もありました。さて、最初の目的の川に着きました。青空に紅葉が映えて、水は限りなく透明、最高のスタートが切れそうです。

最初に入った川と大魔神。釣れそうな感じでしたが・・・


次に入った川、滝壺を攻めるも反応無し。
意に反してこの川では全く魚の反応がありませんでした。以前は結構釣れたという大魔神にさえアタリもないとのこと。水が綺麗なだけに魚がいれば走ったりするのが見えるはずですがそれもないので、ここに魚は居ないという結論に達し、早々次の川に向かうことにしました。大魔神も初めてだというその川は着いてみると結構いい感じで流れています。早速川に降りて釣り上がりますがここも魚の気配が感じられません。滝があり、そこで魚が止まっているのかもしれないということで、滝下も探ってみましたが結局何の反応もなく「次じゃ次じゃ(かげまるさん風)」、さて何処に行きましょか?


大魔神が地図とにらめっこしながら次の目的としたのはシドニ川という変わった名前の川でした。途中珍しく道を間違えたりしながらもなんとか到着、上流に架かる橋から入渓しようと林道を上に向かいます。しばらく走ると、あらら路肩が崩れて結構やばいかも・・え〜い、ままよと大魔神のドライビングテクニックで交わしたと思ったら、その先崖崩れで万事休す・・やむなく引き返し下流の橋から川を覗くも谷が深くて深くて。結局この川で釣るのを諦め、他の川を探すことになりました。またまた地図を見ながら迷いつつたどり着いたのは、これまた大魔神も初めてというマイナーな川です。

深い谷を流れるシドニ川、下まではちょっと・・断念です。


大魔神も初めて入るマイナーな川、魚居る?ところがどっこい
この川、水が白く濁って川沿いの道には大型ダンプが行き交っています。きっと上流域で採石でもしているのでしょう。川原にはあまり木々も生えておらず、石ころがゴロゴロといった感じの川です。釣趣にはやや欠けますが、テキトーに3匹釣るという目標のためには好き嫌いは言ってられません。何故ならここまで大魔神も僕も一匹の魚も釣っていないのです。しばらく釣り上がって大魔神曰く、ここはニンフにした方が良いとのこと。聞けば短い区間で29センチのニジマスを筆頭に何匹かの魚を釣り上げたそうです。それはニンフに替えねば!そのまえにちょっとオシッコ・・・


ウエーダーをズリさげオシッコを始めた途端、大魔神がなにやら叫んでいます。見ると彼のロッドが満月にしなっています。その先にはデカイ魚が付いてるよう。それを岸上にズリ上げてくれ、と言っているのでした。放尿後の満足感に浸る暇なく、急いで魚のもとへ駆けつけます。「何だこりゃ〜」とりあえずデカイその魚を川原に跳ね上げランディング。プリップリの銀ピカドデカニジマスです。なんと500mmというごっついサイズ、こんな小さな川にこんなデカイのが居たことには驚きました。それをサクッと釣り上げた大魔神、お見事としか言いようがありません。〜

これが大魔神の釣り上げた50センチのプリップリニジ。


リーサルウエポン川、果たして「ボ」回避なるか?
フライをニンフに結び替え、僕にも大物が、と勇んで釣り上がりますが空振り、そのポイントで大魔神がブドウムシを流すと今度はサビは入っているものの、見事なデカパンヤマメをサクッっと。そのうち濁りが急に引いてきたので、僕はまたドライに替えてチャレンジするも不発に終わりました。こりゃ今日は「ボ」だな〜と諦めかけていたら、大魔神がそっと耳元で「リーサルウエポンの川に行きましょう」。全く釣れていなかった僕にはリーサルウエポンと囁かれても半信半疑でしたが、とにかく一匹でも魚の顔を見ておきたいので「是非連れて行って下さい!」


陽も傾いて来ました。最後の川はやや山岳渓流っぽい感じの川です。目標の3匹どころか一匹も釣っていない僕としては何としても釣りたい。水は綺麗で、あまり深いところも無さそうですから、魚がいればドライに反応はあるでしょう。と、一匹目は案外簡単に釣れてくれました。やっと「ボ」回避です。その後もコンスタントに釣れ、短い区間でニジマス、オショロコマ合計6匹。目標達成の大漁です。さすが大魔神の引き出しの川、リーサルウエポン川でした。この日はいろんな所に行きました。天気が良く紅葉も十分堪能できましたが圧巻はやはり大魔神の釣った500mm,良いものを見せてもらいました。ありがとうございました。また宜しくお願いしま〜す。

「ボ」回避!最後の川での最初の一匹。ありがとう。


この日は先週に続き最高の天気でした。

この道の先で路肩欠落あり、土砂崩れあり、もう大変


大魔神がサクッっとデカパンを釣りました。

最後の川で僕に釣れてくれたオショロコマ君。

10月28日(金) ホームリバーで還暦釣行 到着時現地気温1度 天気:曇り
この日は僕の60回目の誕生日、だからどうしたってことではありませんがホームへ釣りに行くことにしました。第一の目的はキノコ、第二の目的はドライで大きいのを釣りたいな〜って感じです。天気予報では曇りで雨は無さそう、ただドライに魚たちが出てくれるかが気がかりです。結構ドキドキしながら入渓場所のゲートに到着しました。あれ?車が一台もない、ってことは貸し切り?先行者は居ないに越したこそ無いのではありますが、なんか寂しい気分です。早速川に降りて水温チェック、むむむ・・6度しかありません。気温は到着時1度ですから、ドライはまだ無理と判断し殊勝にもニンフを結んでスタートです。

入渓時はうっすらと川靄も・・・はたしてどうなるのか?


このポイントでニジマス君とイワナ君の挨拶(ニンフですが)
しばらくは反応が無い状況が続きます。前回ドライに反応があった場所でも無反応。ガン玉を付けてやってみてもトラブル続きでうまく流せません。そのうちいかにもニンフ向き?なポイントにやってきました。ガン玉を外し流芯脇にプレゼント、マーカーがククッと引っ張られたので、すかさずアワセを入れると魚の感触です。釣れてくれたのは小型のニジマス君でした。これで本日の「ボ」は回避できました。同じポイントで2回目のアタリがあり、今度はイワナ君が釣れてくれました。本流一号橋まではこの二匹のみ、第一の目的であるキノコはすでにレジ袋一杯採れてましたけど・・。


さて1号橋から2号橋の間はほとんど釣らずにスルーです。今回は前回切り上げた林道崩落地点から更に上を釣ってみることを目的として来ました。TWさんが今月19日に入って結構な型のニジマスを釣り上げたので二匹目のドジョウ狙いですが、ドライには厳しいかなという状況なのでどうでしょう。陽も上がり結構明るくなってきました。水温も多少は上がってきたと思われたのでニンフからドライフライへとフライチェンジです。やっぱり思ったところへ飛ばせるドライは良いですね。釣れる釣れないは別として・・。前回34,5センチのニジマスを釣ったところ・・沈黙でした。

ニンフをくわえたイワナ君。だまされたね。


この日のドライ初ヒットはプリプリニジ君でした
一度ドライを結んでからまたニンフに替えるほどこの日の自分は融通が利きません(毎度ですけど)そのまま釣り上がります。ちょっとしたプールの開きでドライにピシャッ!と出てきました。25センチくらいのニジマス君です。思えば去年の月末は川原に雪が積もる中をドライとエサで釣り上がり不覚にも半チンするという厳しさでした。それに較べ今年はまだ雪もなく気温も10度を超えたようで、フリースを着込んだ身体は汗ばむほどです。ドライにも反応が良くなり数匹のニジマスとイワナが釣れました。この時期ドライに出てくれるのは本当に嬉しいことです。


さて、第一の目的であるキノコ採りの方ですが、この時期ムキタケがピークだったようで1本の木に上から下までびっしりと生えている場所があったり、エノキも順調に収穫できました。所々にある流木が流されて絡み合ったような場所に沢山生えていました。エノキはまだこれからも採れそうです。レジ袋2つにびっしり採ったもので帰ってからの下準備が大変だったのは言うまでもありませんが、その晩の食事で僕のおなかに収まったキノコ鍋の美味しかったこと、焼酎がすすんで進んで進みすぎ、当日のアップが出来ませんでした(これも毎度のことですね)

ムキタケだらけの木、見るからに美味しそう〜。


今年のレコード、なかなかのファイターでした。
さてずいぶん釣り上がってきたようです。もうすぐ日も陰りそうなのでそろそろ切り上げようと思いつつ、ちょっと上流に目をやるとなかなかのプールが見えます。ここで最後にしようと浮力の無くなったフライを新しいのにチェンジし、プールの開きにキャスト、ピシッと魚が飛びついてくるのが見えました。ヒット!見えた魚の感じではあまり大きいという気がしなかったのですが、意外に重いし、寄せたと思えば走るはで3番ロッドが大きくしなります。寄せてみると思った以上に大きく、ならば慎重にと岸にズリ上げです。幼い顔をしていましたがサイズを測ってみるとなんと37.5センチ、今年釣った僕の魚のレコードサイズ!60代最初の釣りとしては最高のスタートが切れました。


エノキはちょうど採り頃、あちこちに生えてます。

岩盤崩落と大水の爪跡、怖いですね〜


光竜の水位計、国交省のデータ通りでした。

一号橋の所にあった動物の糞、タヌキ?お行儀悪いですね。

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