<2006年9月>
9月は天気が安定しないから案外難しいかも...

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9月4日天気曇り・気温22度・白井川〜ラルマナイ川

白井川は雨に弱い川だ。二日前にかなりの雨が降ったので釣りになるかどうか心配だった。思いの外水は引いていて、濁りも少しだけ収まっていたが、一時的にかなり増水したらしく周りの蕗や草がなぎ倒された跡があり、川底にも泥が積もっていた。反応が無いようなら漁川に行くつもりだったが、まずはロッドを振ってみようということで、いつものようにカディスを結んでポイントにプレゼント。(写真は白井の大場所、ここから上流に行くのに結構難儀した)


水に濁りはあるものの、ドライには反応があるようだ。ただし流芯ではなくヨレになっているような場所で。フックに乗らないのでちびヤマメに遊ばれているのかと思って何投目か、小さなライズにフライが吸い込まれた。ググッと手応えがありロッドが大きくしなった。慎重に取り込んでネットに収まったのは32センチのニジだった。この後上の写真の上流1キロほど釣り上がってみたが、抜群の渓相ながら何故か全く反応はなかった。釣りはじめた時からさらに濁りがきつくなってきたからか、或いは深みのあるポイントが続くのでドライに反応しなかったのかはわからない。


帰る途中「しらたき橋」のポイントで一振りしてみようと思い川原に降りる。何人か釣り人が入った跡があるが、果たしてあのポイントはどうだろう。写真のようにあまり深くなく、大物が居るような場所には見えないが、忘れもしない今年7月始めに痛恨のバラシをしたポイントである。何投かやっても反応が無い。そろそろ切り上げるかと思いながらフライを流すとシュポッという感じでまたまたフライが吸い込まれた。(中央右側沈み石の手前から出てきた)


グイグイ引っ張られる。これはでかい!や、やばいかも...ロッドは3番、しかしティペットは4Xだから切られる心配はない。問題はバレ無いように取り込めるかだ。下流に魚と一緒に走るか?ちょっと上の浅瀬まで引っ張るか?後者に決め、しばらくやりとりを続けやっと岸に寄せた写真の元気印。ジャスト40センチ。もしかしたら7月にバラしたニジかも知れない。釣られずに待っていてくれたのか。ドライでの40オーバーは長年の目標だった。達成した喜びと何よりもこの川にこんなのが棲んでいることが嬉しかった。


最高の気分だが、切り上げるには少し早い。帰りにちょっとラルマナイの様子でも見ておこうと立ち寄ってみた。あれだけの雨が降ったにもかかわらずラルマナイはかなり渇水気味。おまけに水は澄みきっていて釣り人の姿はバレバレのようで、魚が走るのが見える。二つの川の合流地点のやや深みのところで新子サイズのヤマメ君が元気よく出てきてくれたのみ。もうすこし水量があってやや濁りがある方が釣りやすい川だ。今後の天気次第でもう一度来てみる。それにしても9月、最高のスタートをきれた。(写真は上のニジと同じ)

9月12日 天気晴れ気温22度 漁川 コンスタントに釣れました。


すっかり寒くなってきました。朝の気温が14度、川について水温を計ってみたら11度しかありません。果たしてドライで出てくるのか気になります。今回は前回釣った本流二号橋の上流のさらに上を釣ることが目的です。かなりの距離を自転車で進みます。川に入ると餌釣りの二人組みが釣った魚をさばいていました。聞けば釣り下がってきたとの事。こりゃ釣り上がりは無理かとも思いましたが、とにかく釣ってみます。思いのほか反応がありすぐに元気なイワナが釣れました。


リンクしていただいている「かわせみ」さんや「かげまる」さんたちが水中写真を撮っているので僕も真似をして岩魚を写してみました。実は毎回やっているのですが、まともに写ったためしがありません。今回は珍しく写真の中に魚が収まっていました。小さなシャイなイワナ君、ありがとう。


一通り釣り上がってそこそこ釣れました。魚はすべてイワナです。23センチくらいがアベレージでしょうか。今回釣った上流はニジマスは居ないようです。ちょっと寂しい気がしたので帰りがけ一号橋と二号橋の間にあるベストポイントに立ち寄りました。ここは対岸が笹薮になっていて上が流れ込みになっています。下手の流れと倒れかけた木の下に魚がついています。木の下は枯れ枝がぶら下がっていてキャストがかなり難しいのです。


上のポイントの下のほうからガバッと水を割って出てきたのが写真のニジマスです。ヒットして2回ジャンプしました。ネットを使わず岸にずりあげカメラに収めました。サイズは31センチですがなかなかのファイターでした。この後欲を出してこの上流を釣ったところ何と三匹もQチャンを釣ってしまいました。サンキューってとこでしょうか。かげまるさん、安心した?
ロッド:IZCH803 リール:ティトンT4 フライ:EHC #12

9月18日 天気晴れ気温23度 息子と一緒に白井川


年に一度の息子との釣り、釣らせてやりたいので実績のある白井川にやってきました。最初に向かったのは神居橋の上流、32センチのニジが出た場所です。息子と釣りに来るときは殆どガイドに徹します。ポイントを指示して釣れるのを待ちます。しかしこの日は何故か反応なく、次のポイントに向かいます。


しらたき橋と神居橋の中間から入渓して釣り上がります。いつも反応があるポイントでは、出るには出ますがなかなかフッキングには至りません。息子のキャストはやや難ありで、思ったところにフライを落とせないようです。そのためどうしてもポイントに近くなりがちで、魚を散らしているようです。(写真はお気楽にくわえタバコでロッドを振る自分です。吸い殻は勿論持って帰りますよ)


それでも気のいいヤマメが一匹息子と遊んでくれました。僕はというと殆どロッドは振らずでしたが、一匹だけ小型のヤマメをヒットする事が出来ました。帰りにまたしらたき橋のポイントで息子に釣らせましたが、痛恨のアワセ切れ。残念。釣果こそ芳しくありませんでしたが、普段あまり話さない息子との年に一度の釣りでのコミニュケーションの一日でした。(写真は照れ笑いしている息子です)

9月26日天気曇り・気温20度・薄別川・喜茂別川・尻別川

リンクしていただいているかげまるさんが、去年いい思いをしたという薄別川にやってきた。薄別橋のところから入渓、渓相は申し分なし。山岳渓流のように大きな石がごろごろ転がっている。ポイントも連続していい感じなのだが、釣り上がっても一向に反応がない。絶対居ると思っても反応がない。おかしいな〜次の橋のところで切り上げるか、と写真のようなポイントのところへ。


いかにも、という感じのポイントだが、どうせ魚なんていやしない、とふてくされ気味にプレゼントしたフライに黒い影が迫った。ヒット!結構重い。上がってきたのはイワナだった。というより緑がかっていて支笏湖のアメマスのような感じだった。何も釣れなかったら「この川には魚が居ない」と決めてかかれるのだが、釣れてしまった以上「魚の居る川」になってしまった。


今日は中山を越えようと思い、尻別まで行ってみようと車を走らせる。途中喜茂別川に立ち寄りロッドを振ってみたが反応なし。川底に泥が積もっていてあまり釣れそうでなかったので尻別の上流を目指す。ソーケシュオマベツ川の橋のポイントでまた一振り。一発でニジマスが出てきた。写真のニジ23センチくらいの元気印。


尻別はビッグファイト松本のところから入渓。反応よく小型のニジがコンスタントに釣れる。「ええ感じやのう」などとつぶやきながら釣っているうち足を滑らし仰向けに転んでしまった。腰の辺りに岩がぶつかりギクッと来たような感じ。立ち上がれたがズキズキとした痛みがある。ギックリ腰のあの痛み。釣れてはいたが尻別を後に帰途についた。最後についでということで白井のしらたき橋のところでちょいと。小型のヤマメが一匹。今日は三目釣りが出来たが、腰が痛い。多分、打ち身ってやつだと思うが・・・

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