<2007年7月>
ドライシーズンの到来

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7月1日 天気晴れ 気温20度・ヌップリ寒別〜ポンクトサン〜H川〜尻別本流(留産付近)

ひょんなことから、かげまるさん、μさん、喜茂別から苫小牧の本間さん(変な表現?)が加わって4人での賑やかな釣行となった。詳しくはそれぞれのブログをご覧になっていただけば大筋は把握できると思うのでここでは割愛させていただく。印象的だったのはかげまるさんとμさんが滝まで行ったというH川、下流の方ですでに山岳渓流の様相だがそれを更に上流に、しかも滝まで登るとはこの二人恐るべし・・・
(写真はヌップリのμさん。この日は新調したカメラの入魂日でもあった)


カメラを新しくしたので今回はカメラマン役になろうと張り切ってシャッターを押していた。ところが数枚写した時点で液晶モニターに「撮影可能枚数が0です」の表示。翌日調べたら撮影時の設定で一番大画面になっていた。こりゃメモリも使い果たすわけだ。ということで先週に続きカメラにたたられた釣りだった。(写真はポイントを攻めるμさん、支度中の本間さん)


今回の釣行、自分的にはやはり尻別川が向いているようだ。何よりも存分にロッドを振ることが出来るので、枝に引っかかることもないしフライをロストすることもない。(上流は別だが)但しこの川やたら滅多ら釣り人が多い。今回入ったこのポイントもファミリー4人、上流から一人、釣り終えてから二人と賑やかだった。そんな中、何を勘違いしたのか僕のデカフライに飛びついてきたニジマス君。(例によって得意満面なので今回はパンチを入れてみました−写真提供かげまるさん)


今回三番目に入ったH川は海岸からすぐに山岳渓流の様相を呈していてポイントも沢山あり面白い川だった。釣れるのはほとんどが新子サイズだが、二年仔と呼ばれているサイズも釣れた。そんな川だが写真のような堰堤がいくつかあるそうだ。とにかく立派な堰堤で総工費も高くついただろう。でも釣っていてこれって必要なのか?と感じたのは事実。堰堤は釣り人にとって格好のポイントの一つではあるが自然の流れを壊してまでいくつも造らなければならないのか?ちょっと複雑。(写真提供かげまる王様)

7月5日 天気曇り 気温20度・白井川・豊平川では又裂きの刑

今年になってはじめての白井川です。まずはしらたき橋から入渓します。どんどん釣り上がりますが反応がありません。水温は12度、ドライで出てきてもおかしくない温度ですが渋いのです。途中で川から出るまでに小型のヤマメが一匹釣れただけでした。このままでは悔しいので、神居橋の上からもう一度この川にチャレンジ。いかにも魚が付いて居そうなポイントがありました。


ここで出なかったら「今年はもう来てやらないぞ!」と念じてキャスト。一発で出てきたのが写真のニジマス君。これで新しくしたネットにも入魂完了です。結構強い引きでした。白井川はこれが釣れたことでなんとなく満足。去年ビシバシ出たところはなぜか無反応でした。多分この川のコンディションとしては6分くらいのもので、これからはもっと魚たちの反応も良くなるとは思うのですが・・・


次に向かったのが豊平川。μさんから聞いてはいたのですが、案の定どこから入っていいのかわかりません。結局砥山橋のところに車を止めて入渓します。川に下りて気がつきました。ここは以前来た事があります。そのときは新子ヤマメを釣ったような記憶があります。まずは下手にある排水口付近から攻めて見ます。ポイントは対岸ですが、立ち込むと結構流れが強く、おまけに豊平川特有のヌメリがあります。


それでもなんとか対岸にキャストします。手前の強い流れのためフライはすぐにドラグがかかってしまいます。何投目かでやっとうまく流れ出てきたのが写真のニジマスです。はじめはQちゃんかと思いましたが、結構抵抗したのでQちゃんではないことがわかりました。少し釣り上がると格好のポイントがあり期待感が膨らみます。しかし痛恨のアワセ切れ!その後小型のニジが一匹釣れただけでした。今回行った豊平川は川底のヌメリがきつく、何度又裂きの刑にあったかわかりません。その度に必死でこらえたものですから、今夜の足攣りも必至でしょうね。

7月15日 天気曇り 気温22度・オロゥエン尻別川〜尻別川

今日はどこにしようか、とても迷いました。白井もあるし美笛もある、しかし最近みんなが行ってるオロウェン尻別に行くことにしました。天気はまずまず、しかし台風の影響か風が強い。時折キャストもままならない風が吹きます。ライズも見受けられるのですが僕のカディスへの反応はいまひとつ。それでも小型のニジが数匹釣れました。この川はヤマメの川だと思い込んでいましたが、こうニジばかりだと無性にヤマメの顔が見たくなるものです。


いかにもというポイントでやっと手ごたえのある魚が釣れました。ヤマメか?と期待しましたが、案外根性無く上がってきました。イワナじゃないかい?オロウェンでイワナとは思いもよりませんでした。尻別との合流地点上のところから結構釣りあがりましたが、結局ヤマメの顔を拝むことは出来ませんでした。残念。


オロウェンを切り上げて、今度は橋のところから尻別本流を釣りあがることにしました。フライには開けていていい感じです。それらしいところでは反応があり、やはり小型のニジが釣れてきます。しかしネットを用意するほどの魚が出てきません。次は広島橋から上流を目指します。木々が川を被っていて結構難しいキャストを強いられます。かなり釣りあがってきました。霧雨も降り出して来ました。もう上がろうかと思いましたが、脱渓場所がわかりません。


このまま釣り上がればいつかはビッグファイトのところに出るだろう。いいポイントがありました。後ろに引っ掛けないように慎重に慎重にキャスト。ガバッと水を割って出てきました。跳ねるは走るはの大元気印。いいファイトを見せてくれましたが、こちとら4Xのティペットだい。暴れまくった末あえなくネットに収まりました。32センチ。この後20センチくらいのニジを10匹くらい掛けやっとビッグファイトのところに着いた頃はもうヘロヘロでした。

7月22日 天気晴・気温25度・煩悩の川巡り

今回の釣りは僕のホームページトップにあるウェブリング、おやじ友の会のリングマスター「あだむすパパ」さんとの釣行となりました。あだむすパパさんは東京の方ですが新潟へ単身赴任を経て今度は札幌に単身赴任して来られました。こちらに来てまだ一度も釣りに行ってないと言うことなので、ストレスも溜まっていることでしょう。僕が先べんを付け、案内役1号を買って出ました。タイトルの「煩悩の川巡り」とは二人あわせて108歳なので・・・


朝の5時に札幌を出発、まず向かったのは喜茂別川です。こんな日は釣り人で溢れかえってるかと思いきや、入渓地点の喜茂別中学校裏には釣り人は入っていないようです。早速釣りはじめます。僕は例のごとくどでかいカディス、あだむすパパさんはパラシュートフライを結びます。すぐにイワナが釣れました。あだむすパパさんにもイワナ、ヤマメ、小型のニジと釣れます。いい感じで喜茂別を後にします。


次に向かったのが尻別本流。中里付近から入渓します。しかしこちらはかなり渋い状況です。しばらく釣り上がった先に餌釣りの人の長い竿が目に入りました。道理で渋かったわけです。ここは切り上げ次に尻別上流を目指します。途中ソーケシュでピンポイントの釣り。あだむすパパさんに釣ってもらいます。二匹ほど掛けましたがオートリリースです。フックがバーブレスということで納得しました。


尻別上流は案の定林道のゲートは閉まっていました。しかし日曜日だというのに誰も来ていないようです。そこから釣り上がることにしました。ここに来るのは何年ぶりでしょう。渓相が殆どと言って良いくらい以前と変わっていません。水は清冽で小鳥のさえずりも耳に心地よく響いてきます。あだむすパパさんは巧みなロッドワークでイワナ、ニジとコンスタントに掛けていきます。安心しました。以前と同じ所に魚も付いています。


尻別川ではそこそこの型のニジも出てあだむすパパさんも満足そうです。かなりの数の魚を釣り滝まで遡行しました。この滝のプールでも何匹も出てきました。名残惜しそうでしたが次の美笛川に向かいます。まず美笛の滝入り口付近からやってみます。出るは出るは、新子ヤマメが次から次へと飛びついてきます。フライが乾く間もなく釣れるものですから、途中から釣るのをやめました。パパさんは二年仔も釣られたようでやや満足?この後国道沿いに車を止めて1カ所やってみました。僕はでかいの?バラし。パパさんは釣ってたかな?


あだむすパパさんがオショロコマを見たいと言ったのでわざわざ真狩まで行かなくても確実にオショロコマの顔が見られる漁川経由の帰り道ルートをとりました。閉まっているゲートから歩いてポイントまで。そこから釣り上がります。いきなりパパさんにオショロコマがヒット!こんなに簡単に釣れてしまったのでパパさんはいささか拍子抜けしたようです。そこからはワンキャスト、ワンヒットと言えるくらい超人的に釣っていました。ここは山岳渓流のような渓相であだむすパパさんはショートリーダーでテンカラのように打ち込み、難しいポイントから無垢なオショロコマを引き出していました。


漁川を遡行しているうちに大きな木が川の上に倒れていました。下が結構深いので川を漕いでというわけには行きません。木の上を歩いて向こう側に行きました。ここは大物が潜んでいそうでしたが枝やらヤブやらが邪魔してロッドを振ることが出来ませんでした。


険しかった川の先の視界が急に開け、あの無粋な堰堤群が見えて来ました。国道から上の堰堤は車から確認できますが、これらの堰堤群は僕も見るのは初めてでした。こんなものを本州から来た釣り人には見せたくありませんでしたが、これも北海道の河川の現実です。この日は5本の河川を案内させていただきましたがいかがでしたでしょうか?楽しい釣りでした。どうも有り難うございました。

7月29日 天気晴・気温21度・漁川・白井川・合格、かな?

昨日のイベントのせいか、腰が痛い。じじですね。さて、どこの川に行こうか?行きたい川はいっぱいあるのですが去年の今頃結構いい思いをした漁川にしました。例のごとく自転車を車に積んで出発です。ゲートのところにはすでに3台ほどの車が止まっています。みんなが同じ方向なら今日の釣りは厳しいものになるかもしれません。でもとりあえず行ってみよう。まずは釣り人の入っていなそうな場所を選んで・・・


すぐに形のいいイワナがヒットしました。その後もここぞというポイントではイワナが釣れました。サイズ的には30センチには満たないものの、それに近いのが何匹も釣れました。活性が上がっているようです。沢山釣れましたがバラしも沢山。時々元気印のニジマスも釣れました。林道を移動中に釣り人のバイクも確認されます。みんなやることは一緒ですね。それから今日は釣った魚を大きく見せるために小さなネットを持ってきました。どうですか?


前日の雨が影響しているのでしょうか、魚たちの反応はすこぶるよろしいようで今日はこの川を選んだのが正解だったようです。水量はさほど多くはありませんが、少しばかり濁りが入ってそれが魚たちの判断力を鈍らせているようです。尺物こそ出ませんでしたが近いサイズのイワナやニジマスが釣れたので、自分にとっては合格の漁川でした。


時間があったので行きたかった白井川に向かいます。狙いは勿論ニジマスです。神居橋のところから入渓し上を目指します。この川もやや濁りが入っています。大場所が2箇所ほどありましたが反応がありません。そしてやってきました。「いかにもポイント」です。ここで出なけりゃ次のポイントも駄目でしょう。ところが何投か流しても反応がありません。居ないのか?フライが流れにうまく乗ったぞ、き、来たーっ!ジャンプ3発、グイグイ引っ張ります。


ティペットは5Xです。切られるかも・・・寄せては走られ寄せては走られの末上がってきました。ファイトの割には思ったほど大きくありませんでしたがニジマスの引き味を堪能させてくれたので、これも合格!ジャスト30センチでした。この後本命ポイントに向かうとなぜかエサ釣の人が先に入ってたのであきらめて白井川を後にしました。漁川、白井川ともに合格!の一日でした。

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