2008年5月
山菜か、釣りか迷う月になりそう

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5月10日 晴れてはいるけど寒いよ〜 気温6度 苫小牧川
本日は「花見の宴」です。美味しい酒をいただくためには今日は少しセーブした方が良いか?ということ全うな思いが脳裏をよぎり、半端に酒を飲んでしまったら、布団に入ったとたん目が冴えて眠れなくなりました。明日はどこの川に行こうか、とかみんなどこかの川で釣ってから来るんだろうなとか考えていたらますます眠れません。結局ほとんど眠れずに朝を迎えました。今日は「なんとなくペア」あだむすパパさんと一緒にオフ会に向かう予定が出来てます。途中なりゆき上?この川に来ました。最近人気のある「苫小牧川」です。

苫小牧川支流の素敵な渓相


「糞シリーズ、何の糞?」
とりあえずは釣れても釣れなくてもいい、そんな感じの春の川です。まわりの木々は緑をやさしく加え、鳥たちが木々の間を飛び交う、それだけで充分です。とはいえパ−トナーのパパさんはやる気満々。卓越したテクニックで形の良いアレを連続ヒット!(パパさんごめんなさい、川原の花や植物に思い入れが強いのはパパさんでしたね)で、この川下流部にある貯水場から最初の橋まではとりあえず踏破しました。いい川だというのが僕の印象です。以前も書きましたが下流のあのトロンとした流れからは想像もつかない流れがその上にはありました。


次に向かったのは美笛川、栄橋から釣り上がります。パパさんがアレを釣ります。某フィッシュ○ンド石山店のHPに書かれていましたが、美笛は完全にヤマメが制覇したようです。なぜ?かはわかりませんが現状はそうみたいです。昔はイワナやニジマスも釣れましたが今はほとんど釣れません。一時ブラウンばかり釣れた川ですがどうなっているのでしょうね。ブラウンが一番強いと思っていましたがそうでもないのかな?この日は釣り上がって釣り人、川通しに戻って釣り人、相変わらずの釣り人銀座です。(人がいる街は嫌いではないのですが・・・)

美笛川。栄橋付近


こんないい感じなのにねぇ〜
集合時間が迫ってきたのでとりあえず?目的地に向かいます。途中いい感じの川が見えたので一箇所釣ってることにしました。去年の花見の宴で釣った徳舜別川です。ナイスポイントが連続しています。パパさんも僕もニンフに切り替えての釣りです。いかにも魚が居そうなポイントが連続しますが二人とも全く反応なし。見かけはいい川ですが・・・今後この川は「色男川」とでも呼びましょうか。すばらしい渓相なのに魚が少ない、色男金と力はなかりけりではないですがこんな渓相の川に魚が居ないのは残念です。(って下手なだけ?)

5月12日 渓相抜群、されど魚居ずの川〜お久しぶりの川2本
「花見の宴」は最高に楽しかったです。気のおける釣友達と旨い酒のせいで時間はあっという間に過ぎていきました。ちょっと飲みすぎでしょうか?でも去年の宴にくらべたら体調はなかなか良しです。さてこれから何処に行こうか?シェルパのJさんの案内で白老の先に行ってみることになりました。渓相は素晴らしくどこから魚が出てきてもおかしくない雰囲気なのですが、Jさんにもパパさんにも魚からの反応はありません。このあと隣の支流をやってみたのですがやっぱり無反応でした。水温は8度です。3人掛かりで攻めても何の反応もなかったということは魚が居ないということでしょう。シェルパのJさんとはここでお別れです。Jさん、今回も何から何までありがとうございました。お酒は抜けましたか?

Jさん、足元ふらついてない?


これが噂のホウライマス
魚の顔が見れないのは水温のせいもあるでしょう。ならばもっと水温の高い川を目指しましょう。ずいぶんご無沙汰になっていたキンタにやってきました。パパさんには初めての川です。水温は12度、これならドライに間違いなく飛びついてくるでしょう。ということでカーブミラーのところから入渓します。すこし行った「μポイント」でいきなり魚が飛び出てきました。あまりにも元気だったのでびっくりしてかけ損ねました。魚はまた出てくるでしょう。パパさん、やってみてください。イチニッサン、出た〜。ということでナイスランディング。朱色の濃い魚です。ニジマスかと思いましたがなんとホウライマスではありませんか。tomaTさんが言っていたこのマス、釣りましたよ〜。

このポイントでは僕のロッドにも小型のホウライマスが釣れてくれました。さらに小型のニジを2匹釣り上流に向かいます。途中フライマンが見えたのでそこを飛ばして更に上流に行くことにしました。この川はどちらかというと下流部の方が釣れるような気がします。上は函が連続している割りにはこれといったポイントに乏しく「労多くして釣果少ない」という感じでした。それでも珍しい魚に出会えたことがとでも嬉しかった。時間がまだあるようなので次何処か行ってみます?パパさんからは「SRF川」というリクエスト。ならばいざ参りましょう。

キンタを攻めるパパさんです


SRFではありません。神秘的なダム湖?
締めくくりは僕の胆振詣での原点となったあのSRFです。途中にあの無粋な建造物が見えます。そしてゲートは開いてます。まずは1本目の土管橋から釣り上がってみましょうか。釣り上がってしばらくするとパパさんのロッドが曲がっています。近づいて見てみるとアレでした。実に立派な体型をしていました。パパさんいつかまとめて皆さんに見せてやって下さいね。このあと3本目の土管橋まで釣り上がりましたがパパさんが何匹か釣ったようで、僕はボを喰らいました。あんなに入れ込んだくせに違う川に浮気をした罰でしょう。また来るから今度はよろしくね。

5月18日 フレディyamameさんとの楽しい釣行、結構渋かった〜
今日は初めてyamameさんとご一緒することになりました。初めてだから緊張する〜!ってことはありませんね。常盤の先のパーキングエリアで待ち合わせ、yamameさんはすでに来ていました。ここから燃費の良いyamameさんの車でまずは勇払川に向かいます。勇払には先行者も居ないようでいつものようにとうとうと流れています。水温を計ってみると8.5度。ドライにしては微妙な水温です。先週雨やら寒い日が続いたせいでしょう。釣り上がった区間もあまり反応なく過ぎましたが、いかにもというポイントで写真のニジが出ました。yamameさん、先行させていただいたおかげで僕にも釣れました。居るのは居るようなのですがこの日の勇払川はウソのような渋さでした。

ニジマス君、ありがとう


レフティyamame
今回は胆振の川を多少なりともyamameさんに案内できたら、という釣りなのです。次は苫小牧川をと思っていたのですが、この日は意外にもゲートが閉まっていました。仕方がないので苫小牧市内まで行ってからキンタに入ることにしました。ゲートはいつも通り開いています。そこでまずは「μポイント」に案内します。yamameさんキャスト!出ました、がフックに乗りません。次に僕に振らせてもらいます。出ました!今度は釣れました。ニジでした。エキスパートがはずして僕のフライに来た訳、なんとyamameさんはピンクのサウスポーだったのです。右に流れがある場合は僕のような右利きに利があることをはじめて知りました。

キンタではあまり芳しくなかったこともあり、起死回生、一発大穴狙いで隣の小糸魚川に向かいます。yamameさんはここまで釣ってはいましたが「写真に写す価値なしサイズ」ばっかりでしたのでこの川で一発大きいのを釣っていただきましょう。3本目の土管橋から入ります。反応はあるのですがフライに乗ってきません。魚が小さいということもあるのでしょう。ただアップで攻めれないポイントをダウンで流し逆引きしたら予想外にアタックがあったりして・・面白いけど獲れない・・・難しいです。途中で釣り下ってくる釣り人に会いました。レジ袋に魚が一匹入ってます。どうですか?と聞いたら全然駄目だとのこと、どーします、yamameさん?もう少し先まで行って見ますか?

yamameスタイル


苦節十四年、待望の写真サイズだ出ました〜!
こうなったら第四土管橋まで行きましょう!とお疲れ気味のyamameさんをそそのかし先に進みます。そしてなかなかよさげなポイントでyamameさんのバンブーに待望の写真サイズのニジマスがヒットしました。綺麗なというよりはレッドバンドも含めかなり赤いニジでした。胆振の川を案内するといって釣れたのがブログにアップできないような魚ばかりだったら申し訳ないな〜と思ってましたが最後の最後で起死回生の一匹を釣ってくれたのでホッとしました。yamameさん、ご案内した川であまりパッときた釣果をあげることが出来ずに申し訳ないっす。普段はもっと釣れる(はずの)川なのですが・・。yamameさん今日は本当にありがとうございました。車汚れてしまいましたね・・。まそれはそれとして、またご一緒してくださいね。

5月25日 山菜採らなくちゃ〜おまけに釣り
ゲートの情報をいただいていたので、キンタやSRFは今回は見送りです、まずは漁川に向かいます。車が一台止まってました。どうやらこの辺で釣っているようです。となればこの上は僕に貸切?ということならあせらなくともいいか、とゆっくり自転車を走らせます。最初のポイント=大本命ポイントに着きました。水温は8度、水の色を見る限り多少の雪代が入っているようでドライには微妙な水温です。この場所はいつも何らかの反応があるところ、ところがこの日は全くの無反応です。ドライで反応無いのならニンフか、とニンフを結ぶも結果は同じでした。

写りが悪くてすみません


勇払川、かなり上流です
期待していた漁川でしたが、大本命ポイントで無反応ということもあり、潔くここ1カ所で切り上げることにしました。次に向かったのは勇払川です。水温は9度、ここも微妙な水温です。案の定いっこうに反応がありません。いつものところをトレースした後、かなり上流まで行ってみましたが全くダメでした。川は貸し切り状態のはずですが魚たちは居るのかいないのか、いい加減上流まで行って川遠しで戻りました。勇払に着いた頃から雨が降り始め、釣り終えた頃は土砂降り状態。上半身びしょぬれになってしまいました。

最後に先週「yamameさんがあの手この手を使ったけれど釣れなかったポイント」だけ釣ってみることにしました。雨降りなのでまずはアントPでやってみますがフライへのアタックはありません。ならばカディスでどうだ、やっぱり無反応。最近凝っている「カディスの逆引き」これはどうだ、で、出た〜、10センチ位ジャンプして魚が出てきました、がフックには乗らず、それ以後は一度も出てきませんでした。この日見た最初で最後の魚の姿でした。

yamameさんが粘ったポイント


本日の本命、ウド、ウド、どうだ!
ずぶ濡れの上、一匹も釣れなかったショックは大きく、傷心のまま帰路につきます。そういえば妻から「山菜採ってきてね!」と言われてたのを思い出しました。友人達からも「分けて下さいね」と言われてました。通っている胆振の川原にはワラビやウドが見当たりません(タラの芽だけは山ほどありますが)。ならばあそこしかあるまいとラルマナイ川に向かいます。この川のウドの生えている場所は熟知してます。この日はタイミングが良かったのか柔らかいウドを短時間で沢山収穫できました。釣りは最低、山菜採りは最高という複雑な一日でした。

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