2010年6月

いよいよベストシーズンの到来です!

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6月1日 意外や意外「支流の支流?」川、 天気最高 
今週は天気予報を見て火曜に休むことに決めました。向かったのは先々週雨で散々な目にあった夕張川水系です。このくらい好天が続けば濁りも収まって釣りになるだろうと言う期待、早朝の国道は霧が立ちこめていて安全運転です。最初に向かうはずだった川への入り口が、霧のため見つけられずどうやら通り過ぎたみたい、二番目に行くはずの川が最初になりました。この川先々週tokiさんと訪れたときは濁りが強く釣りになりませんでした。どうやら濁りは収まったようですが、水量が少なく岩盤を流れる川なのでポイントも限られています。

やっと現れたポイントらしいポイントです。


へなちょこカディスにだまされたイワナ嬢、33才
しばらく釣り上がりましたが、ウンともスンとも反応がありません。というか釣れる気がしないんです。こりゃ早めに脱渓した方が賢明かな?と上がっていくうちやっと魚が居そうな場所に出くわしました。浅いこの川では最初のポイントらしいポイントです。半分沈んだ木の向こう側が狙い目です。カディスをそっとプレゼンテーション、「ガバッ」と出ました!でかい、しかし木の下に潜られたら取り込めません、半ば強引に引っ張り上げます。なんとイワナ(アメマスか?)ではありませんか。釣れる気がしなかったし、出ても小さいニジだろうと思いこんでいただけにこれは本当に意外でした。本年発の尺オーバーは33センチありました。


すっかり気分を良くした釣り人は、意気揚々と自転車を置いてきた脱渓場所を目指します。この川の水量とか、ポイントを考えたらさっき釣った一匹が奇跡みたいに思われます。しかし川が小さいからと行って侮れないのも真実。だから釣りは面白いんですね。さて上流に向かっていくと先ほどのような倒木が半分沈んだポイントが現れました。ここは狙い目です。フライの落としどころは水面に出た倒木の真下でしょうか?慎重にキャスト、思い通りのところにフライが落ちました、と下から魚が「ガバッ」っとフライをくわえました。

2番目に現れた格好のポイント、狙い目は木の下です。


ちょっと金色っぽいイワナでした。
「デカイ!重い!」テイペットは取り替えたばかりの5Xです。果たして持つか?ロッドが大きくしなります。ここも半ば強引に川岸に引き吊り上げました。魚も頑張りましたが僕の勝ちです。先ほど釣ったのよりやや褐色がかった立派な体躯のイワナです。早速メジャーをあててみます。なんと35センチ、尺オーバー2連発なんて今まであったかな〜、嬉しいの一言に尽きます。十分満足して目的の橋から脱渓、時計を見るとまだ9時です。それじゃあ次なるあの川を目指しましょう。(紙面の都合上、続きはブログでご覧下さい。


支流、かな?反応無し

日向ぼっこ中のトカゲ君、そこどいてよ。

6月10日(木) 意表を突いた三本の川巡り しかし 天気くもり 
そろそろホームの様子を見に行かねばと思い、予定を立てていました。ところがひょんなことから大魔神との釣行になります。となると普段行けない川に連れていって頂くしかありません。向かったのは前回大魔神との釣行時最後の最後に立ち寄った水系です。この時はほとんど一日中雨が降っていて濁りのためあっちもこっちも釣りにならず、川原で用を足して引き返したという経緯があります。この日は最強の悪条件コンビにもかかわらず天気はまずまずといったところでしょうか。雷注意報が出ていますが今日は勘弁してね。

最初に入った川です。こんな山奥にもコンクリートが


この日の最大サイズ、というには小さいか〜
最初に入った川は支流のOKB川です。この辺りの川は前回入った川同様、川底が盤になっていて案外ポイントに乏しくポイント間が離れているので結構歩かなければなりません。またこの日は水量も少なく浅くなっているので魚たちはそれなりのポイントに集まっていると想定されます。思った通りところどころに現れる深場には魚が集まっています。さて釣果ですが、釣れるには釣れますが如何せんサイズ的に小さいものばかり。あと痛恨のアワセ切れ2回と芳しくありません。適当なところで切り上げ次の川に向かいます。


次なる川は先ほどのOKB川より更に細くやはり盤の上を流れる川です。ここも水量は少なくどうなることやら。入渓してすぐにカーブの深みで最初の一匹が釣れ、この先ガンガンを期待させましたが、その後パッとした釣果もなく、またポイントも少ないのでひたすら川を歩いているという感じです。相方の大魔神はというと少ないポイントでもちゃんと釣っているようで流石です。僕があまりパッとしないので、気を遣った大魔神から次なる支流に向かいましょうとの提案。この日三本目の川に向かいます。

3番目に訪れた川、やっぱり水が少ないかな


むずかしいところを攻める大魔神。狙いはQちゃんかな?
三本目はSRM川です。大魔神曰く「魚は少ないが釣れればデカイ」という川です。ポイント的にはこの日一番多かったでしょうか、ただ流れがトロンとしたところが多く水もそこそこ綺麗なのでフライにはなかなか反応がありません。魚は結構居るのですがこちらの姿がバレバレのようですぐに走られてしまいます。「釣れればデカイ」とは程遠く釣れるのは小型のニジばかりです。ただ工作物の流れ込みで逃げまどう魚に混じって40位のニジを確認しました。居たにはいたのですね。帰り道で山ウドを採ってこの日の釣りは終了です。今日も僕に付き合ってくれた大魔神、ありがとうございました。


こんな浅いところから

こんなニジマス君がピチャっと

さらにはこんな浅いところから

こんなニジマス君もビシッと

新緑がまぶしいです 撮影:大魔神

釣れ〜て嬉しい花いちもんめ〜 撮影:大魔神

6月20日(日) 絶景に立ちすくむ川 恐怖に立ちすくむ川 天気くもり 
スケジュールの都合で急きょ日曜日に休むことになりました。近郊の様子も見なければと思っていましたが、日曜日は釣り人でごった返していると予想されます。本命はその次の休みということにして、今回は大魔神とかます草さんの釣行に割り込ませていただくことにしました。向かったのは胆振方面、車中で行き先が決定です。そこは以前シェルパのGさんに連れて行って頂いた川の上流部で勿論、初めて立ち入る流域です。この時はおまかせだったので、まさか川通しで降りてくることになるなんて予想すらしていませんでした。

今回はこのお二人への割り込み釣行です。


こんな険しいところが次から次へと現れます。
支流の橋から入渓します。まずは最初の小滝のポイントで僕のドライフライに反応が、でもヒットには至りません。次にかます草さんのニンフにヒット、しかし痛恨のバラシです。さあ、どんどん釣り上がりましょう。このあたりはナメ床になっていて遡行も比較的楽です。次から次へと一線級のポイントが現れますが、魚が居ないのかどうかあまり反応はありません。更に進むと大岩がごろごろしている山岳渓流の様相を呈してきました。水の色はあくまでも青く澄んでいて白泡とのコントラストが素晴らしく思わずため息が出るほどです。


魚の反応も少しずつ良くなってきたようです。と同時に高巻きやヘツリの回数も増えてきました。下を見るとドン深の淵、滑る足元、限りなくハードなヤブこぎ、恐怖で足がすくむこともありました。しかし難所をかわして目の前に出現する風景はとても幻想的というか、崖から白糸のように川にそそぎ込む沢山の滝、絶景で再び立ちすくんでしまいます。そしてまた川に降りての釣りです。今回写真の滝の落ち込みの開きで今年初めてニジマスの尺オーバーをヒットすることが出来ました。

素晴らしい眺めです。マイナスイオン出まくり。


今年初のニジマス尺オーバー、嬉しいっス。
さらに上を目指しますが、どうにもこうにもならないような場所が現れ、ここで引き返すことに決めました。で、川通しで戻る?聞いてないよ、って聞かなかった自分が悪い?ビビりながら高巻いて、汗まみれになってヤブ漕いで、恐怖と戦いヘツって来た道を戻るんです。今回一番の年長ということもあり弱音を吐くわけにも行かず、大魔神、かます草さんの後について離されないよう必死で戻りました。もちろんヘロヘロになり帰りの車中では足が攣りっぱなし、でも素晴らしい景色と尺オーバーのニジも釣ったし大魔神に感謝です。今回も本当に有り難うございました。


最初の一匹、おはようニジマス君!

崖にはツツジやこんな花が咲いていました。

大岩の横がポイントですが投げられません

慎重に遡行する大魔神

函が連続する川です。上から見ると・・怖い〜

川通しで戻ります。お〜い、僕を置いていかないで〜

6月24日(木) 行ってきましたホームの川へ 天気くもりのち雨 
前回は日曜日に休みを取ったので、混雑を避けホームには行きませんでした。今回平日に休みが取れ、久しぶりのホーム参戦です。まず向かったのはラルマナイ川です。以前はひっきりなしに通った川ですが堰堤が次から次へと造られ、それに反比例するかのように魚も釣れなくなりました。自然に足が遠のき、ここ数年は年に数回来るかどうかの川です。しかし通った回数で言えば5本の指にはいることは間違いありません。敬意を表しての入渓です。林道のゲートは閉まっているので入渓場所までテクテク歩きます。さて今年初のラルマナイはどうぼくを迎えてくれるのでしょう。

この日の岩盤ポイント、釣れたのは小ニジでした。


ラルマナイのニジマス君、強く生きるんだよ!
水量は普通で、相変わらず綺麗な水です。しばらく釣り上がって小型のニジマスが釣れました。しかしいわゆる大場所では全く反応が無いか釣れても本当に小さいニジマスかといった具合です。岩盤Pでも小ニジ、支流との出合いでも小ニジ、一体この川の大きなニジマスたちは何処に行ったのかな?国道より下流のポイントで釣れたのが写真のニジマスで、この日はこれがラルマナイでのビッグワン(と呼ぶには・・・)となりました。でも思った以上に魚は居ました。劣悪な環境の中で健気に生きる魚たちにエールを送りたい気持ちです。


次に向かったのはIZ川です。平日だから釣り人は居ないかな?と思いきやゲート前には2台のクルマ。ジムニーとレガシー、ということは釣り人に間違いありませんね。そそくさと積んできた自転車を下ろし上流を目指します。この頃ラルマナイ脱渓の時にポツポツ降っていた雨が段々強くなり本格的に降り始めてきました。レインジャケットは持ってきたから良いのですが、果たしてカディスに魚が出てくれるのでしょうか?それと先行した釣り人達は何処を釣っているのだろう?

ここでは小さいのが出ただけでした。


ネットがなかったら・・落石注意です。
本流一号橋から二号橋の間で釣ってみますがイマイチ反応が良くありません。ならば二号橋から上はどうか?いつものように区間を決めての拾い釣りです。先に釣り人が入っているはずですが自転車などが見当たりません。もっと上に入ったのでしょうか?僕の釣りはというと、二号橋から上のポイントは結構反応がありました。雨も結構降ってますがカディスでも大丈夫な様です。中型のイワナや小型のニジマスが結構釣れてくれます。そうなると雨も気にならなくなってきました。


この日の釣りも終盤、雨はすっかり上がりました。数はそこそこ釣れてますがもう少し大きいのを釣りたいな〜なんて、やってきました過去に実績のある短いポイントが連続している場所です。先週川に落として拾い集めた数少ないフライの中でも一番大きいのに結び替えてキャスト、お〜、よく目立つは〜と思った瞬間下から黒い影が「カボッ」と出てフライをくわえました。ロッドを立てると結構良い感触、グイグイ引っ張ります。この日も何度かアワセ切れしていたのでテイペットは4Xにしてあるから大丈夫。無事ネットインできたのは32センチのイワナでした。ホーム二本、納得の一日でした。

とても綺麗なイワナでした。もちろん嬉しいです。


ラル:支流との出合い、釣れたのは小ニジ

漁:このサイズが結構釣れました。

漁:釣れるニジマスは小型ばっかり

漁:大きな岩のあるところは好ポイントです

6月29日 近郊の川めぐり 天気 30度超え? 暑っ 
どうも今週は今日しか休めなさそうなので急きょ(こればっかり?)休みにして、近場の川の探索に出かけてきました。最初に向かったのは豊羽の方の白井川です。いつものようにいつものところに魚が居るかどうか確認しなくては。楓橋から上に入渓します。水量はやや多目水温もやや低目と言う感じです。いつものところ1では、大きな影が浮いてきたのはいいけれど一瞥してそれっきりでした。さて気合を入れなおしていつものところ2に着きました。ここは遠投が必要なところでこの区間最大のポイントです。#8に巻いたカディスをプレゼント、よく見えます。バシャっと今日のおはようニジマス君が出てくれました。

今日のおはようニジマス君26センチ、眠そうですね。


ここがデカイやつをばらした記念のポイントです
このポイントの一つ上でも、同型のニジマス君が釣れました。残念だったのはその上の大場所で僕のフライを咥えた魚、今まで味わったことの無い引きでした。アワセが甘かったせいか途中でバレてしまいました。「悔しい〜!」今年は何度もアワセ切れしてるし、どこか詰めが甘いのか課題を残したのと同時に、また来てリベンジしてやろうという思いを強く持ったのでありました。くよくよしても仕方が無いので次の川に向かいます。向かったのは豊平川、さかえ橋から入渓します。この辺りは流れが無いのでしばらく川原を歩いてポイントに着きました。ライズが確認されますがどうやらカディスではないようです。でもどんなライズであれカディスで臨むのが信条ですから(結びかえるのも面倒くさいし)そのまんまキャスト、一発で出てくれました。


函になっている手前で切り上げ川通しで入渓場所まで戻ります。時々ズルっと滑りますが何とかこらえて無事帰還できました。時間もまだあるので次はあの川に行ってみましょう。川に着いたら丁度今到着したらしいフライマンの姿が、話を聞くとこの川は初めてで、遠くからライズが見えたので釣り上がってみるということ。ならば一緒に上を目指しましょうと言うことになり二人で川に降ります。去年思いがけず良い思いをした釣り場です。中山峠を越える前の景気付けには最適のポイント、ライズが見えたと言うことはどうやら今年も魚は居るようです。入渓してすぐに丁度30センチのイワナ(同行の彼は、陸封型アメマスと言ってましたが)がヒット、彼にもヒット!釣れた事より魚が残っていたことが驚きでした。

プールでガバッと来たイワナ、ジャスト30


今日の豊平川、相変わらず滑りますね〜
今回はこの上も釣る予定でしたが状況が良くないので断念しました。彼とはここで別れそれぞれが帰路に着きます。さて、そろそろ着くかという時、ちょっと街中の豊平川をやってみようと思いつき、ミュンヘン大橋の下流の駐車場に車を止め川に向かいます。今日は暑かったせいかずいぶん沢山の人たちが川原に涼を求めてやってきてます。時々ギャラリーが僕の釣りを見ていたりしているので本当にちょっとだけの釣りでした。結果、なんか小さな魚がチョコチョコアタックしてくるのですが釣れずに魚種不明。多分ウグイでしょうね。本当に暑い一日でした。昨日のお酒も午前中に汗とともに抜け、昼過ぎには抜けた分、追加してしまいました。


白井川のいかにもポイント。出ます

豊平のニジマス君、うまく写せません

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