<2005年6月>
格好の季節になってきました。はずですが...

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6月5日天気晴れ・気温20度・ラルマナイ川・漁川・千歳川・川巡りの旅


最高の天気になりました。ちょっと汗ばむくらいの陽気です。6月はこうでなくっちゃ。ということで今年に入ってまだ納得のいくサイズを釣っていないラルマナイに向かいます。林道のゲートは幸いにも開いていて車でポイントの移動が出来るのが楽です。しかしちょっと変だぞ。この日は完璧にドライに出てくると思われたのですが、どの場所でもいっこうに反応がありませんでした。水量はやや多め、雪代もだいぶ落ち着いてきたようなのですが...どーして?


写真のポイントは国道より下流のところです。このちょっと下流で台風による倒木が流れを止めて、去年来たときよりずっと良いポイントになっていましたが、やはり反応はありません。この日はさすがに日曜日だけあって、山菜採りやら、釣りやらハイキングの人たちが川原に入っていました。もしかしたら先行者がいたのかもしれません。釣りはじめが11時近くでしたので、多分そうなのでしょう(と釣れない自分を納得させる)


この場所は国道を左折して案外険しい道を降りていくにもかかわらず、入れ替わり立ち替わり車が出入りしていました。釣れないので僕も山菜おぢさんに早変わり。山ウドのある場所も知っています。去年より10日くらい遅い生育状況なので今が一番の採り頃。案の定立派に育った山ウドがあちこちにあり、沢山収穫できました。写真は川原にひっそり咲いていたスミレです。僕に見つけられてとても嬉しそうでした。可憐ですね。
  

恵庭ダム?

ラルマナイを下流に沿って車を走らせると恵庭湖(っていうのかな?)があります。この湖のアウトレットにあるダムのところにあるいかにも魚の居そうな場所です。シンキングラインで引っ張ってみましたが、堰堤の落ち込みに引っかかってリーダーごと無くしてしまったので早々に切り上げました。ラルマナイでもそうでしたが、この時期すごい数のヤブ蚊が寄ってきて釣りに集中できません。虫除けオイルは塗っていますがやっぱり気になります。案の定長袖シャツのカフスの隙間から入られてバッチリ?食われました。

お久しぶり!千歳川−僕のフライフィッシングの原点

恵庭まで来たので、千歳まで足を延ばしました。こんな良い天気なのに一度も魚のアタックがないのです。千歳なら何らかの反応があるだろうということで期待してやってきました。いつも僕が入る高速道路上のポイントにはすでに二人の先行者がいて結構釣っていたようでした。さすがに日曜日の千歳川です。釣り人銀座です。エサ釣りの人やらフライやらルアーやらひっきりなしにこの川を訪れます。写真はいつも僕が入るポイントで、写っているのは先にここに入っていて最後まで粘っていたフライマンです。
 


入った場所は高速道路から200メートルくらい上がったところです。写真の左側のアシのところはちょっと深みになっていてヤマメが盛んにライズを繰り返していました。ロイヤルコーチマンのウエットを流して引っ張ってみると盛んにアタックがありましたが、フックには乗りませんでした。さすがに千歳のヤマメは一筋縄ではいかないようです。


しばらく先行者が移動するのを待ちましたがいっこうにその気配がありません。少し上流に釣り上がって堰堤のところまで来ました。流れの緩くなっているところで盛んにライズが繰り返されています。千歳の魚はシビアだからと言うことで、それまではパラシュートのメイフライやロイヤルウルフなどを結んでいましたが、どうも芳しくないのでいつものエルクヘアカディスを結んでプレゼント。一発で出たのが写真のヤマメです。15センチくらいのサビ*の入った元気印でした。この日初めての魚の顔です。ありがとう。やっぱり千歳川です。
サビ*=婚姻色

6月8日天気晴れ気温22度・ラルマナイ川・山菜おじさん登場
お祭りでしばらく休みが取れそうにないので、強引に休んでしまいました。8時半頃家を出発して9時からの釣りです。天気は先週にも増して良い天気で、釣れないなどとは考えられないコンディションであります..が...反応が鈍い。水量は前回よりも少なく、釣れて当たり前なのですが、結果、数回のアタックがあったのみでした。しかも魚は小型でフライまで寄ってくるのですが、すぐに見切って元居た場所へと戻ってしまうのです。どうにも納得できない釣りでしたが、山ウドが最盛期だったので仕方なく沢山とって帰りました。天ぷらにして食べたのですがこの美味しかったこと。だから釣りはやめられませんね。(お前は川に何しに行ってるって...)

6月20日天気晴れ・気温22度・白井川・喜茂別川・オロウェン尻別川・尻別川・美笛川・ラルマナイ川

久しぶりの釣りです。まず、白井川からと思い車を走らせましたが、雪代なのか橋の上から見た状況ではとても釣りにならないくらい増水していました。仕方なく喜茂別川に向かいました。写真は国道にUFOがあるところから入った喜茂別川護岸のポイント。いつものようにエルクヘアカディスを結んでプレゼント。しかしこの日は期待に反して何の反応もありませんでした。


堤防沿いに釣り人の車が何台かありました。さすが日曜日。すれ違った釣り人に釣れたかどうか聞いてみると「まるで死の川のようだ」と言っていました。何の反応もないと言うことでしょう。水温は10度でしたのでドライにはちょっと早いか?という感じ。ここ喜茂別川も台風の影響か、川原の木が伐採されて以前の面影はありません。例年通り秘密の場所でワラビを採ってこの川を後にしました。

喜茂別川ではドライに全く反応が無かったので多分水温のせいだろうと判断し、ヤマメねらいでオロウェン尻別川に向かいました。この川も毎年少しずつポイントが変わります。魚の反応はというと今ひとつなのですが、時折ライズも見られます。写真はオロウエン尻別川
  


この写真の遠くに見える護岸のポイントはいつも必ず何らかの反応があるところ。遠くからライズも確認できます。盛夏には流れのど真ん中から出てきますが、今時は少し流れの弱いところの方に魚はついているようです。ある程度遠くからキャストしなければなりません。

お久しぶり!オロウェンヤマメ

やっぱり出ました。ヤマメちゃんです。この川も何台かの車を見かけたので結構釣り人は入っているはずです。それにも拘わらず、僕の出来の悪いフライに飛びついてきてくれた可愛いやつ。本当ならゆっくり写真に収めてというところですが、怒っているようなので1枚だけ写真にとって即リリース。嬉しかったです。



次に尻別本流の双葉付近で釣ってみました。数回のアタックはありましたがフックに乗らず。次の美笛川では先行者がいました。この釣り人フライマンなのにしっかり魚をキープしていました。こういうのってやっぱりいやだなー。美笛では一度ブラウンの派手なアタックがありましたが釣れず、帰り道がてらラルマナイに立ち寄りました。水量も落ち着いて今度こそドライでガンガンという雰囲気でした。(写真はラルマナイ川)


ライズもあるし、反応もそこそこだけどフックに乗らないという感じなのです。フライのせいか、はたまた先行者がいたのか?よくわかりませんがこれで切り上げようと思った上のポイントで、しょぼくれている僕に気を遣って、元気よく出てくれたチビニジちゃんです。おなかはまるまるとしていました。

6月26日天気晴れ・気温22度・美笛川〜支笏湖〜ラルマナイ川・やっと出た!

本当は白井川に行きたかったのですが、前日結構な雨が降り多分濁りで釣りにならないだろうと判断し、目的地を美笛に変更。案の定美笛川は濁りも増水もなく釣れそうな予感がしました。が、しばらく釣り上がっても何の反応もありません。川原には沢山のルピナスが群生していてとても綺麗でした。

川が大きくカーブしているところで最初の一匹目が出ました。ブラウンです。サイズは23センチくらい。このあともう一匹30センチ弱のブラウンを釣りました。この2匹目は結構難しいところで釣れたので嬉しさもひとしおでした。この日は家を出たのが朝の5時過ぎで、美笛に着いたときに先行者はいませんでしたのでのびのび釣ることが出来ました。使用タックルはロッドがREVIEW XX、リールはダイワのアルトモア200Dでティペットは5X。


これが2匹目のブラウンです。ところで以前の美笛ではニジマスもヤマメも結構釣れたのですがここ数年はあまり釣れることもなくなりました。殆どがブラウンです。このあと支笏湖に向かい、トンネルの先で釣ってみましたが、ベタ凪で1,2度反応があったきり。遠くに見えるフライマンはダブルハンドロッドを巧みに使いロールキャストで何匹か釣っていたようです。やっぱり支笏湖は難しい。


帰りの途中にあるラルマナイ川は勿論この日の予定に盛り込み済みです。水量は今までで一番少ないかな?ここぞというポイントでは反応はあるのですが前回同様フックに乗らないのです。去年の春43センチを釣った岩盤のポイントにきました。期待を込めてエルクヘアカディスをプレゼントするも反応無し。魚は必ず居るはずですが..。しばらく釣り上がってからしつこくもう一度この場所に戻り、ビーズヘッドニンフで再びチャレンジ。3投目くらいにマーカーが止まり逆方向へ...で、で、出たあー!


マーカーがググッと引きずり込まれ一瞬「来たっ!」と感じました。大きく合わせると確かに魚の感触。一気に走るかと思いましたがグイグイ川底に引っ張る感じです。ロッドは伸され、まるで小型のシャケと格闘してるよう。このときは5Xのティペットをいい加減に結んでいたので「切られる!」という不安はありましたが、「ええい!ままよ」と、ドラグをゆるめることなく何とかランディングに成功しました。


こういう大きいのが釣れると、いつも「早く川に返してあげなくっちゃ」と慌てます。そそくさと写真を撮り、メジャーでサイズを測ります。なんと43センチありました。歴代2位タイの大物です。昨年の春この場所で釣ったのと同じサイズです。あれを釣ったときよりファイトがすごかった。顔つきもまるでシャケのよう。そこで考えてしまいます。ドライフライで大物を狙っても限界があるのでしょうか?40センチ以上はどれもニンフで釣っています。ドライで大物釣りたいなあー。

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