今年の締めくくりは白井川です。気温は１１月にしては珍しく１７度近くあります。小型のメイフライが飛んでいました。モンシロチョウも見かけました。水量はやや多いかなという感じですが、前回来た時に比べ川の石に緑色の藻がびっしりついていて、僕のすりへったウエーダーのフェルトでは滑ってしまってまともに川を渡れない状況でした。

ウエットとニンフを試してみましたがどちらにも反応は無く、写真の左側のほうで藻に足を滑らせ転んで、しこたま膝を打ってしまいました。１日経過した今でも痛いのでたぶん､ひびでも入ったのでしょう。でもせっかくだからと痛い足を引きずっていくつかのポイントを攻めてみましたが反応はありませんでした。

国道から豊羽に向かう道にかかる２番目の橋の上からとった淵の様子です。こういう次期に魚たちはこんな深いところで冬眠の準備をしてるのでしょうか？魚が釣れないといつも「いったい魚たちはどこに行ってしまったのだろう」と考えてしまいます。

白井川が締めくくりと書きましたが、ラルマナイに来てしまいました.札幌の町中に雪は見あたりませんが、さすがに山の中、日陰には雪が積もっています。川原もご覧の通りの雪景色。うさぎか何かの動物の足跡が雪の上にぽつぽつと見受けられます。白井川ほど石に藻は着いていません。魚の気配はあると言えばあるし、無いと言えば無いような・・・一応定番のビーズヘッドで攻めてみますが、反応はありません。

水は澄んでいてとても綺麗でした。今年も楽しませてくれてありがとう。来春まで待っててね。

多分今年はこれで、納竿でしょうね。１年間お世話になったロッド、リール、ベストです。このあとの冬場ははフライを巻き、ストックしておこうと思うのですが、現場に出ていないとなかなかイメージがわかず、いつも直前になってあわてて巻く始末です。エルクヘアカディスとビーズヘッドニンフくらいは巻いておこうと思う今日この頃でした。