<2008年2月>
ドライで節分?

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2月3日 天気晴れ気温マイナス2度 いつもの小糸魚川〜真々地川 
           
前夜はオフ会。いつものようにガブガブ飲んでどう帰ったかの記憶もないまま蒲団に潜り込んでいた。朝方一度目が覚めた。そういえばTOKIさんと釣りに行く約束をしたような・・・何時だったっけ〜モヤモヤしながら再び眠りについていた。と、枕元に置いていた携帯が鳴った。出てみるとTOKIさんからだ。8時の約束だったんだ。あと10分ほどで着くという。大急ぎで支度をし、TOKIさんを待つ。やっぱり飲みすぎだ、ちょっとしんどいや。TOKIさんはいつものように涼しげな顔をしている。ああ僕も下戸だったら良かったのに・・・宿酔いの朝にはいつもそう思う。話が飛んでしまったが、ここ苫小牧にも先日の大雪の影響が見られ、林道にも轍が出来ていた。慎重に車を走らせ(TOKIさんですが)ポイントに向かう。

ママチ川によく似合うTOKIさんです


やっぱり要らないけどな〜
川に降りてみると結構な積雪量だ。ただこの川は水深がないので川通しでもそんなに大変ではない。どんどん釣り上がって行くが僕のドライフライには全く反応が無い。まあこんなものだろうと納得しつつ、釣り上がってきたTOKIさんに聞くと、TOKIさんにも全く反応が無いという。これはどうしたことか?たしかに釣り人の足跡は確認できたが、水温もそんなに低くはないようだし・・・。少し前にこの川に合流する支流を覗いてみた。数十メートル行った先に堰堤があった。TOKIさんにこの話をするとすぐに反応し、もう一度堰堤を見に行く。魚道も何もない鉄の堰堤を見てTOKIさんは悲しそうだったが、僕が落ち込みを釣って見てと催促、TOKIさん渋々と竿を出す。とヒット!エゾイワナだ。そしてもう一匹ヒット、今度はニジッ子。釣れたのはよいが場所が場所だけにTOKIさんは複雑な表情だった。


次に二人が向かったのは千歳市内を流れるママチ川だ。十年以上前に一度来たことがあるがどんな川だったのかすっかり忘れていた。林道は除雪されていてその横をこの川が流れている。いい感じの川だ。早速ドライフライを流してみるが反応は無い。すぐにニンフに結び直して再チャレンジ。しかし流れがあるせいかナチュラルに流れていかない。やはりニンフは難しい。さすがにTOKIさんは大王だけあってヤマメを引きずり出していた。

やっぱりTOKIさんにこの川は広すぎるかも・・


持ってる竿がいつもと違うぞ・・
しばらく釣っていたが何の反応もない。そのうちTOKIさんにアクシデント発生。なんと釣り竿の先がすっぽ抜けて川に奉納したという。TOKIさんらしいや。そんなわけで脱渓と相成った。今度は雪を漕いで林道を探す。思いの外近くに林道があり無駄な体力を使わずに済んだ。先行してくれたTOKIさん、ありがとうございます。今度は違う季節に来てみたい、そう思わせてくれる川だった。そんな川に案内してくれたTOKIさん、本当にありがとうございました。またいろんな川に連れていって下さいね。(除 覚生川)

2月10日 天気晴れ気温1度 いつもの小糸魚川なのですが・・・ 



前日の夕方、屋根の雪下ろしが都合により延期になるという電話を受けた。拍子抜けしてしまった。こりゃ、釣りに行くしかないかということであの川に向かう。天気すこぶるよし、しかも今回は秘密兵器を携えての出陣である。苫小牧のフィッシュランドで「グレープワーム」なるものを調達。昨夜は昨夜で物置を物色し「渓雪」なるロッドも探し出した。これで鬼に金棒だ。しめしめゲートは開いている。途中フライでの拾い釣りをしようと車を止めていたら、なんとTさんがやってきた。Tさんとはつくづく縁があるな〜。3番目の鉄管からご一緒させていただくことに。

Tさん、そこ居ますよ!


これが噂のグレープワーム
先週あれだけ厳しい状況下でTOKIさんが2匹もの魚を引きづり出したことにえらく感動し、それなら自分にもエサ釣りなら魚の顔が見られるかも、と簡単に考えたのは大間違いだった。十数年ぶりの釣りに加えミャク釣りはあまりやったことがない。ポイントに投げるのも、上手く流すのも大変な釣りだ。おまけに川底にはあちこち障害物がある。3キャストワントラブルという感じでとぼとぼと釣り上がっていく。Tさんはここぞというところではちゃんと魚を釣り上げている。

Tさんが気を遣って先行させてくれる。この川も何回か通っているのでポイントが少しずつわかってきた。いかにもポイントというポイントで待望の初ヒットがあった。目印が止まって石にでも引っかかったかな?と竿を上げると魚が付いていたというのが正直な感想だ。それでもエサ釣りデビューでの初ヒット。坊主を覚悟していたがこれは嬉しかった。魚はニジッコで小さいサイズだがTさんも喜んでくれた。この後5センチくらいの小魚が釣れたが、エサがでかすぎたせいか取り込み直前でバイバイ。その後次のいかにもというポイントでは待望のヤマメがヒットした。これは20センチくらいあったのだが、Tさんに見せたくてブラブラさせているうちに針から外れて逃げられてしまった。これは本当に悔しかった。

苫Tさん、本日も絶好調なり


写真が暗くてゴメンナサイ。ニジッコです。
4本目の鉄管のところでTさんが20センチくらいのニジマスをヒットさせ、川を上がることにした。このとき水温は9度あったそうだ。水に手を入れても川のほうが暖かく感じるほどだ。ならばドライに出てもおかしくはないはず。最初に入ったポイントでもう一度。肝心なところでは無反応だったが違う場所で一度だけドライへの反応があった。ということはこれからこれ以上寒くはならないと考えたなら、ドライに出てくる可能性は十分にあるということか?しばらくは「渓雪」とフライロッドの2本が必要かな。ということでエサ釣りデビューを暖かく見守ってくれたTさん,今日もご一緒させていただきありがとうございました。

2月24日 天気晴れ気温マイナス5度 きんたみね川 
前夜は夜に2度も雪かきをした。札幌が雪でも苫小牧は違うだろうと思い、TOKIさんに錦多峰までご同行願った。ありゃりゃ、支笏湖線のゲートが通行止め?ならば36号線しかないか。ということで余計な時間を掛けてしまった。国道はところどころ吹き溜まりが出来ていて3車線が1車線になったりしている。目的地に着いたのは何と4時間後の11時。ところが川に入る道が除雪されてない。予想外だ!しかしここで諦めてはサンデーアングラーの名がすたる。どこぞいい場所はないかということで下流域を探ってみることにした。

なんと、道がないではありませんか!


う〜っ、さぶっ!
車の中にいるときには寒さを感じなかったが、外に出るとやたらに寒い。ときどき強風が吹きブリザードとなって二人の釣り人に襲いかかる。水は温かいのだがドライには反応が無い、というより強風のためにキャストにならないのだ。これはTOKIさんも一緒だ。おまけにリールは凍りつき回らなくなる、トップガイドも凍りつく始末。そのたび川に入れて解かすのだがいたちごっこだ。手はかじかんで感覚が無くなるし風がやむ気配もない。早々に切り上げて河口に向かうも、川が凍りついていて釣りにならず帰路につくことにした。あの天気の錦多峰の状況がわかったことが収穫だった(な〜んて、ね)

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