2009年11月
今年もドライでチャレンジだ!

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11月5日 若きGINOさんと一緒に雨の薄別川〜豊平川へ  
この日ご一緒してくれるのはGINOさんです。この時期ですからスタートはゆっくり目にしました。向かったのは薄別川、夏に結構魚が出たので今日も一匹ぐらいは釣れるだろうと勇んで入渓します。この日のGINOさんはルアー、僕はドライフライを結んでのスタートです。水温を計ってみると何と5度しかありません。おまけに川原には数日前に降ったと思われる雪もあちこちに。案の定魚からの反応は全くありません。

強い流れを果敢に攻めるGINOさんです


釣れなかったポイントをかき回すGINOさん(笑)
GINOさんにもアタリすらないとのこと。そのうち最初は小降りだった雨がザーザー降りに、更にミゾレまで混じって来ました。僕は途中からニンフを結んでいましたがこれにも反応無く、そのうちキノコを見つけたのでキノコモードにスイッチを入れ替えキノコ採りおやじに変身です。脱渓予定の無意根大橋が見えてきました。釣れるようでしたら橋の上流も詰めてみる予定でしたが、魚からは無反応、おまけにひどい天気なので一旦車まで戻ることにしました。


しばらくして雨も小降りになってきました。GINOさんも僕も今まで一匹の魚の顔も見ていません。時間もまだありましたが中山を超える余裕はありません。帰り道の途中にある豊平川に寄ってみることにしました。あそこなら去年の今時期ドライに魚が出てきたし、もしかすると釣れてくれるかも知れません。豊橋に車を止め、ポイントまで竿を出さずに歩きます。見えてきました、去年この時期にライズを見た場所です。今日はライズは見当たりませんが間違いなく居そうです。

2匹目に釣れたニジマス君、大きくなれよ


3匹目もニジマスが出ました。ドライです。
どでかカディスを結んでポイントにフライをプレゼンテーション、ピチャっという感じで魚が出てきました。本日初ヒットはニジマス君でした。その後も一匹を追加、一匹をバラしましたが、胸の支えが取れました。この時期ドライで釣れる川のリストにしっかり加わったようです。更に釣り上がりもう一匹ニジマスを釣って僕は大満足です。あとはGINOさんに釣ってもらうだけです。

脱渓予定付近に、流せば必ず魚が出る、そんなポイントがあります。ここはGINOさんに釣っていただきましょう。2投目にヒット!ロッドが弧を描いてます。こりゃ写真に撮らねば、カメラカメラと準備をしてる間にGINOさんのロッドは真っ直ぐになっていました。何と痛恨のバラシです。本日最初で最後のヒットはとても残念〜な結果に終わりました。GINOさん、気を落とさないでね。また次がありますよ。熊よけ人の大役は立派に果たしたことですし。

GINOさん、釣れない釣りに付き合わせてゴメンナサイ

11月13日 現地気温2度 水温4度 豊平川で再びドライ  
タイヤ交換に手間取り、出発が11時過ぎになってしまいました。向かったのは先週GINOさんと訪れた豊平川の上流です。さし当たってドライに反応がありそうなところ?と期待して来ましたが、さすがにこのあたりは寒いです。札幌では5度だった気温が何と2度、辺りには雪が積もった跡もあります。豊橋の横に車を止め、先週同様歩いてポイントに向かいます。水温を計ってみると4度しかありません。この状況でドライは期待薄でしょう。ま、川原の散歩でもいいか〜とはいえ、川底の石には藻が張り付いて滑ることすべること。こりゃ大変だ〜

川原のキノコは凍ってました〜


下の虹鱒が釣れたポイントです。木の下から出ました。
目的のポイントに着きました。ライズは見当たらずひっそりとしています。先週もライズはありませんでしたが気温も水温も今日よりは高かったので、コンディションとしては今日は不利です。前回2匹釣れたポイントをむなしくフライが通り過ぎていきます。やっぱり出ないか〜ちょっぴり残念。その上にも良いポイントがあるのですが、そこで今まで魚を釣ったことはありません。張り出した木の下にフライをプレゼント、あれ、フライ何処に行った?ロッドをあおると魚が掛かっていました。釣ったというより釣れてしまったという感じです。


いつフライに出たかは見逃してしまったのですが、ぽっかり浮かせたカディスに出たことに違いはありません。一匹でもう十分です。この低水温の中、反応があったということが収穫なのですから。でも勿論ここでは切り上げません。上に行ってみましょう。すぐ上の流れのゆるくなっているところにフライをプレゼント、ピチャッと魚がフライに出ました。今度ははっきりと反応したのを確認しました。フライの先には中くらいのニジマス君が掛かっていました。へ〜4度でもドライに出るときは出るんだ〜ってプチ感激です。本日の豊平川、ヒット2匹、アワセ切れ1回、その他バイト数回という結果でした。

ドライに反応したような?ニジマス君、嬉しいよ


2匹目のニジマス君です。控えめに出てきましたが元気です。
前回GINOさんがバラしたポイントでは、反応がありませんでした。少し深くなっているところでは魚たちは底に潜んで水面を見ていないのでしょうね。そこで切り上げ川通しに戻ります。あちこちにキノコが確認できますが、雪と寒さで凍っています。さすがにこの時期になるとキノコ採りも終わりのようです。まだ少し時間もあるので白井川でも見ておきましょう。

岩盤崩落ポイントにやってきました。水量が随分多いようです。ドライを数回キャストしますが全く反応がありません。ならばニンフはどうだ?とニンフボックスを開けます。ありゃりゃ僕の好きなビーズヘッドが無いじゃありませんか〜、フェザントテイルを結びましょ。一二の三!ドッコイショとキャストを繰り返しますが全く反応がありません。そのうち雪も降ってきたので早々に切り上げました。午後も3時近くなると辺りもうっすらと暗くなってきます。これからは3時以降は無理ですね。

白井川です。夏場は屈指のポイントなのですが・・

11月19日 胆振詣での始まりです。現地気温2度 水温7度 WRC-RIVER  
天気予報を見る限り、札幌近郊は気温も低く雪もちらつきそう。できれば天気がよく気温も高いに越したことはありません。しかもドライにとなるともう、胆振の川しかないでしょう。事前にtomaTさんからいろんな情報をいただいていました。今回は単独釣行なので自転車を車に積んでの出発です。途中いつものようにラルマナイの先で”G"さんの車に遭遇します。”G"さんがクラクションを鳴らし励ましてくれました。支笏湖を越えた辺りから周りに雪も無くなり、目的地はいつもの初冬の苫小牧、雪は全くありません。

最初に釣れたニジマス君、ボはひとまず回避です。


上の虹鱒が釣れたポイントです。流れの向こうから出ました。
途中に車を置き、そこから自転車で入渓地点まで向かいます。ゆるい坂道で足元を取られ大コケしましたが何とか大丈夫なようです。川に着きました。早速水温を計ってみます。7度、やや微妙ですがこの川ですから、反応はあるでしょう。すぐに写真のポイントから元気なニジマス君が飛び出てくれました。ここは同行した方は必ず釣っているこの川屈指のポイントです。ヤマメが出ることもありますが、今日はニジマス君でした。と、この時タイミングよくtomaTさんから、ウェルカムコールです。「釣れましたか〜」「は〜い」釣れたことが嬉しく声が上ずってませんでした?


ボーズも無くなり、魚の写真も撮ったので、ルンルン気分で釣り上がります。厚着をしてきたこともあり歩いていても汗ばむほどです。ドライへの反応はまずまずというところでしょうか?フワッと浮いてきておもむろに咥えるか、見切って戻ってしまうか、浅いところではオチビちゃんがピチャっと飛びついてきますがフックには乗りません。しばらく釣れない状態が続きましたが、ナイスなポイントからナイスな(と言っても大きくはありませんが)ヤマメが釣れました。サビは無くとても綺麗な魚体です。

とてもきれいなヤマメちゃんです。中学校三年生くらいか?


4匹目のニジマス君です。大きくなってまた釣れてね。
前回夏にtomaTさんと来た時には、この川で不覚にもボを食らってしまいましたが、今回のほうが明らかに魚の反応が良いようです。いったいどうなっているのでしょう。初秋とか初春の方が釣れるような気がすると思っているのは僕だけでしょうか?夏に比べ木々の葉が落ち見通しも良くなっています。それでもとりあえずホイッスルは吹きまくって釣り上がります。自分でもうるさいと思ってますが誰も見てないから良しとしましょう。さて本日4匹目のニジが釣れました。結構いい形でレッドバンドも鮮やかです。この日釣った魚はどれもサビなどが入ってなく綺麗でした。

いよいよ脱渓地点までやってきました。直前にヤマメを一匹追加して、時計を見ると2時です。4時間くらいの釣りでした。この日はお日様こそ姿を見せませんでしたが、風も無くそして寒くなく、入渓早々釣れたこともあり、とても穏やかな気持ちで釣りをすることが出来ました。フライの在庫が少ないこともあり、難しいポイントは飛ばして釣り上がりましたが、ここぞというところでは何らかの反応があり楽しませてくれました。12月に入ると水温が低くなりドライにも厳しくなる川ですが、今月もう一度は来てみたいですね。

ここから脱渓です。先を考えるとふ〜っとため息が出てきます。

11月24日 天気晴朗なれど釣り人としては失格 Gさん、すみません!
朝から最高の天気です。シェルパの”G”さんとの待ち合わせ場所である国道沿いの駐車帯に20分早く到着しました。遠くに見える樽前山がとても綺麗です。ここは一つカメラに収めておきましょう。カメラはベストのポケットです。あれ?あれ?ベスト?ベスト?ベストが無い?ガ〜ン!ベストを忘れてきました。この日のために頑張って巻いたフライも、フライの水気を取るための紙も新しくして準備万端なはずだったのに・・・なんて大馬鹿野郎なんだ〜

ベストを忘れた大馬鹿野郎です。


ここも空振りだ〜、な大馬鹿野郎です。
程なく”Gさん”が到着しました。ここは途方に暮れていても仕方ありません。かといって取りに戻るには時間が掛かりすぎです。幸いにもロッドとリールだけは持ってきています。フライも1個だけ車の中から見つけだしました。ある道具でやるしかありません。”G”さんはテンカラ師ですから毛針も提供してくれるということですし・・果たしてこの長丁場を乗り切ることが出来るのだろうかという不安を背に川に降り立ちました。


水量は普段より多めでしょうか?水温はわかりません。二人してどんどん釣り上がっていきますが一向に反応がありません。土曜日にtokiさんかげさんの両巨頭が入ったせいでしょうか、あるいは前日に入ったらしい釣り人さんの影響でしょうか、あのWRCの主と言われている”G”さんにさえアタリが全くないって、一体どうしたのでしょう。良いポイントは沢山あるのですが、ベストを忘れた罰でしょうか?

ベストがないと本当に不便・・・


この日の初ヒットはこんなに可愛いニジでした。
そんなこんなで二人して首を傾げているときtomaTさんからの激励コールです。気を取り直して釣り上がります。いかにもフライポイントでやっと最初の一匹が釣れ、その後”G”さんにも中型のニジがヒットしました。それでもこの川にしてはかなり渋い状況が続きます。ポイントが変わっていたり、途中から濁りが入ったり、有名な「シェルパのお祭り広場」でさえ沈黙でした。その後何匹か釣ったりバラしたりで「熊の砂風呂ポイント」を通過します。

そのうち日が陰ってフライが見えなくなってきました。”G”さんからいただいたフライをロストしたこともあり、道半ばで本日の釣りは終了です。ベストを忘れた大馬鹿野郎にしてはなんとか釣りにはなりましたが、”G”さんの写真を撮ってあげることは出来ないし、今回のアップもすべて”G”さんからいただいた写真で僕しか写っていないのが申し訳なく思います。釣り人失格の一日でしたが力を貸してくれた”G”さん、感謝してま〜す。

ここでも釣れました。あたりが暗くなってきました。

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