2009年5月
MayFlyの季節到来、とはいえ使うのはカディスばっかり

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5月10日 桜満開!釣りも満開! WRCリバーマスターとの釣行   
花見の宴も楽しくにぎやかに終わり翌日はそれぞれが思い思いの川に向かいます。宴の宿泊施設までの道のりの中でいろんな川を見てきましたがラルも美笛もお猿も雪代が入っていて釣りになりそうもありませんでした。そこで選んだのはあそこ、そうあそこしかありません。同行していただくのは勿論、あの川を語らせたら右に出る者はいないという、そう、シェルパの”G”さんです。

シェルパの呼び名がぴったり。”G”さんの後ろ姿。


ピンポイントキャストをする”G”さん
tomaTさんが入渓場所まで付いてきてくれましたが、本日はお孫さんのお食い初めということでここでお別れ、ペットボトルの冷たい水をいただいて、さあ入渓です。川への道も下りなら本当に楽です。ここを何度も上った釣り人、しかも雪の中をラッセルして上った豪傑と一緒に川原に降り立ちました。”G”さん、今日も宜しくお願いします。


山のあちこちに桜や木蓮が咲いていてとても心が和みます。時折白い花びらも流れてきます。そして水量もベスト、水温も12度とベストコンディションです。これで釣れなきゃおかしいという状況のWRC、さてどんな釣りになるのでしょう。”G”さんはテンカラでドライ、僕もカディスを結んでチャレンジです。この日の魚たちの反応はすこぶる良く、ここぞというところでは必ず反応があります。サイズ的には20センチ前後が多いのですが、それにしても良く釣れます。

こんなのが沢山釣れてくれます。


Gさん、何釣ったんですか〜?
釣れるのはほとんどがニジマスですが、時折アレも釣れてしまいます。こちらは釣り分ける技術を持ち合わせていないので致し方ありませんね。”G”さんも何匹か掛けましたが、上がったアレの姿を見てすごく嬉しそうな顔をしてるような気がしましたが(気のせい)・・・?とにかく数は釣れました。二人とも何匹釣ったのか数えていません。でも不思議なのは冬場に”G”さん達が釣った”大物”はいったい何処に行ったのでしょう。


今回の脱渓場所は上流にある橋より1キロ前後の下流地点から、斜面をよじ登って車をおいてある林道に出るつもりでしたが、それより橋まで釣り上がった方が楽だろう(僕の体力を考えて)ということで橋を目指すことにしました。このころになると僕も釣りをしないで”G”さんのお手並み拝見という余裕(本当はフライが底をついただけ)。”G”さんもドライが無くなったようで必殺「ガン玉毛針」で魚を上げています。

この川の「いかにもポイント」


Gさん、そこ出ますよ〜
目的の橋に付き時計を見ると、結構長い時間釣りをしてたものです。その間、本当に沢山の魚たちが遊んでくれました。5月でこれだけ釣れると言うことは6月になったらどうなるんだろう?是非6月にも訪れてみたいものです。その頃はヤマメも解禁になっていて釣れても堂々と写真をアップできますね。その時は最強の熊よけ人であり、この川最強のリバーマスターである”G”さんにまた同行していただけることを約束して爆釣の川を後にしたのでした。”G”さん、有り難うございました。楽しかったですね。


5月19日 魚もいる、山菜もたっぷり いいなあ〜この時期の釣りは   
今日は平日なので単独釣行です。自転車を車に乗せていざ出発。クマさん達が移動し終えた時間に現地に到着です。自転車を送電線のある場所に置き、車を墓地の辺りに置いてその区間を釣り上がります。入渓場所はこの川でも下流部になると思われますが渓相が素敵で気に入ってます。いかんせん魚影が極端に薄いのがたまにキズ、今日はどうなることやら・・・

WRCの優雅な流れ。ここで釣っては行けません。


入渓してすぐに釣れたニジマス君です。
前回この場所をtomaTさんと訪れたときは、僕のドライには何の反応がありませんでしたが、この日は一発でニジマス君が飛びついてきました。水温のせいでしょうか?前回の沈黙がうそだったかのように反応があります。朽ちた橋までの間に何匹かのニジマス君を釣ることが出来ました。ただこの日はお日様こそ出ていましたが、風が強く思ったようにプレゼンテーションが出来ないのが残念でした。腕のせいでしょうけど・・・


途中で僕の車を見つけた”G”さんから励ましの電話を頂きました。普段は水没が嫌で車に置いてくる携帯ですが、いつも留守電になっていて申し訳ないのでこの日は胸ポケットに入れてきました。ただこの川なら石が少ないので転ぶこともあまりなさそうですね。この日は積極的に山菜も採ってこようと思っていたので、釣りをしながらところどころでギョウジャニンニクの採取です。やや育ちすぎたギョウジャニンニクの香りがベストの後ポケットからただよってきます。

こんなポイントには必ず魚がついてます。


こんな変なカディスに飛びついちゃダメですよ〜
釣れる魚はいつものように中小のニジマスですが、この日は結構良いサイズのアレも釣れてました。出来れば尺サイズのレインボウをと思いこの川に通ってますが、そう簡単に釣れてくれないのがこの川に足繁く通う理由の一つでもあります。またこの日は何回かアワセ切れをやってしまいました。釣れた魚より大きかったのは勿論?ですが何かが欠けていたのでしょうね。幸いにも眠い目をこすりながら結構フライを巻いていたので前回のような在庫切れという事態には至りませんでした。


さて、脱渓地点に到着しました。階段付きの急斜面を何とかよじ登り、今度は置いてあった自転車で車のところへと戻ります。このサイクリングロードは下りが多いのでとても気持ちよく走れます。何キロかはあるのですがあっという間に着いていました。次なる目的は山菜その二、タラの芽採取です。タラの芽畑に車を止め30分もしないうちにいっぱいのタラの芽がとれました。

小沢との出合(鳩山か〜)、でも沢山魚が居るんですよ


この山に見守られて・・今日もありがとう
最後に山菜その三、山ウドの採取です。これはラリルレロ川で毎年採っているので帰り道に立ち寄りました。この川、まだ雪代が治まっておらず目的の山ウドは対岸にあるはずなのですがどうにも水量が多いのです。やっとのことで渡ったのは良いのですが目指すウドは一本もなく(これからですね)ウド探しの冒険は徒労に終わりました。それでもあちこち探し回り小さめながら4本のウドをゲット!これぞホントの三菜採りって一日でした。


5月24日 空知のウドは大きかった   
パパさんと空知の川に向かいました。途中「希望橋」という橋を渡り、訪れる川への期待で胸がいっぱいに膨らみます。上流部に自転車を置き下流に車を止めてそこからの釣り上がりです。川を見ると前日の雨のせいか、あるいは雪代が治まっていないのか水量も多く、水も濁っています。おまけに水温は8度、胸いっぱいの期待も少ししぼんできました。

濁ってますが、やってみましょう!


自在にニンフを操るパパさんです。
僕はドライ、パパさんはニンフを結んでの釣りです。しばらく釣り上がりましたが全く反応がありません。やはりこの濁りでは魚たちもフライに気づかないのでしょうか?と、うしろで「うお〜〜」という声が聞こえます。振り返るとパパさんのロッドが弓のように曲がっています。が、すぐにその声が「あぎゃ〜〜!!」という悲鳴ともつかない声に替わりました。


どうやら、バラシてしまったようです。残念〜〜!聞けば手元まで寄せてジャンプされ、フックを外されたとのこと。バーブレスの宿命でしょうか、パパさん、本当に残念そう。次のポイントに期待しましょう。

自転車で車まで戻ります。なんか変?


川を渡るウドおやじ、手にしているのは”杖”です。
僕はと言えば全く釣れる気がしません。ふと土手を見ると山ウドがあちこちに生えて居るではありませんか。パパさんが釣り上がってくるのを待つ間、ウド採りおやじに変身です。ほんの短時間で立派なウドが沢山採れました。


このあと更に川の下流部を釣ってみましたがただの一度も反応がありませんでした。少しだけニンフも試してみましたが、どうせ釣れないのならドライの方があきらめもつく、ということですぐにフライを結び直しました。パパさんはここでも大きいのをバラしたようですが、魚の手応えを感じられただけ良いですよね。

ニンフを流して・・ググッとマーカーが・・反応無し


広すぎてつかみようがない川を釣るパパさん
最後にこの川の本流を釣ってみます。水も最初の川より綺麗で水温も申し分なかったのですが、ここでも予想通りの無反応。久々に「ボ」を喰らってしまいました。きっと魚たちは皆、水の中でうつむいていたのでしょう。でもいっぱいウドも採ったしその日の夕食はウドのテンプラ、酢味噌和え、キンピラとウドづくしで最高に美味しかったし、でも魚が・・・魚が・・


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