2010年12月

12月もドライで頑張るつもりですけど・・・・

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12月2日 大漁節を声高らかに 天気曇り WRC川 現地到着時気温3度
行き先はWRCと早くに決めていました。明日から天気が崩れるらしいので金曜の休みを木曜に変更、支笏湖線を苫小牧に向けて車を走らせます。途中Gさん7028に珍しくも遭遇しました。仕事の都合で車での出勤ということ、励ましの言葉を頂き別れました。さて奇しくもGさんと出会ったことが吉と出るのでしょうか。札幌では結構積もっていた雪も苫小牧には全くありません。雪が無いってことはかなりのアドバンテージですね。今回は車を砂風呂直登脱渓地点におき、積んできた自転車で南お祭り広場まで行きそこから入渓です。気になる水温はというと5度で濁りはほとんどありません。まずはカディスを結んで・・・

この日のWRC,水は澄んでます。水量はやや多目


こんなポイントからフライに飛びついてきました。
・・・沈黙です。ではもう少し水温が上がるまでニンフでやってみよう、とビーズヘッドを結んで釣り上がります。途中2度ほど僕のニンフを咥えた魚がいましたが、いずれもバラシ、結構大きい感触でしたが顔を見れなきゃしようがありません。そのうちマーカーに飛びついてきた魚を確認したのでドライに変更です。しばらくフライを巻いていなかったのでストックがわずか、中でも一番大きいのを結びました。で、写真のポイントにフライをそっと落としてやると、ガバッと魚が飛びついてきました。なんと結構なサイズのニジマスが釣れちゃいました。メジャーをどこかに落としたらしく計測してませんが、30センチくらいでしょうか。


シビアな状況が続いていただけに、この一匹でルンルンです。多分この川で僕が釣ったニジマスの中で一番大きいと思います。水温を再度チェックしてみると6度まで上がってきてました。水温が多少上がって日も少しだけ明るくなってきたせいか、コンスタントに魚が出るようになってきました。空飛ぶサイズもありましたが、結構良い型のニジマスも何匹か釣ることが出来ました。さてこの日の釣りも後半戦になろうとしています。最近出来たポイント(底がえぐられ深くなりました)、前回来た時は無反応でしたが今日はどうでしょう。カディスがうまい具合に流れ魚の付いていそうなところに差し掛かったとき、ガバッと出てきました。

僕がこの川で釣った中で一番のニジマス君、元気印だったね。


サビも無く、きれいな魚体に感激です。
結構なサイズのニジマスかと思いきや、釣れたのはなんとヤマメでした。これも僕にとってはこの川のレコードです(ロッドのグリップから推定26.5センチ)今日は大きな虹鱒も釣れたし、綺麗なヤマメも釣れたし、もうなにも言うこと無しです。Gさんに出会ったことが完全に吉と出ましたね。Gさん有難うございます。また激励の電話をくれたtomaTさん有難うございます。お二人の地元の川は本当に素晴らしいです。これからも足繁く通うことになるであろうWRC、いつまでも魚の釣れる川であって欲しいですね。


レッドバンドが実に鮮やかです。照れてるね。

つららも融けてきそうな陽気でした。

このサイズが何匹か釣れました。元気でしたよ。

北お祭り広場、2時前なのにこの暗さです。

12月10日 WRCは優しい川ですね 天気曇り時々晴れ 現地到着時気温-2度
今回も行き先はWRCと早くに決めていました。っていうかここしか選択肢が無いというのが本音でしょうか。小糸魚は釣れても魚が小さいし、キンタはサビが魚に入っているので何か気の毒・・ということで12月の第二週まではこの川ですよね。勿論ドライが大前提です。さて今日はどうでしょうか?入渓場所の送電線に自転車を置き、川まで坂を下ります。水量は平水のようです。で、気になる水温は?5度しかありません。まずこの水温ではドライは無理です。迷わずニンフを結び第一投、何と結んだフライにではなく、マーカーを追ってでかいヤマメが・・・釣れませんでした。

川原にはところどころうっすら雪が積もってます。


最初に釣れたボ回避の一匹、なんかホッとしますね。
マーカーに反応があったということは、ドライでも行けるかな?ということでフレキシブルに(優柔不断とも言いますが)ドライに変更して釣り上がることにしました。いつも魚が出るポイントでも反応はありません。やっぱり駄目か〜と思いつつもフライを替える気はありません。そんな中流れの緩いところから待望の一匹が僕のカディスに飛びついてきました。やっぱりこんな低水温でも水面上に目を向けている魚が居るのですね〜、プチ感激とプチ嬉しい。ここまで何の反応も無かったわけでしたから。


この日のWRCは水温が低いということを除けば濁りもなく、定位している魚も確認できました。ただドライにはなかなかシビアで、フライをプレゼントしても全く反応しなかったり、逆に逃げていったりで僕の思うようにはなりません。それでもあと4匹の気のいいニジマス達が遊んでくれました。そのうち脱渓場所まで来ましたが、時間もあったのでもうちょっと上までやってみます。数回フライへのアタックがありましたがヒットには至らずでした。

こんな所には必ず魚が付いています。


こんなヘンテコニンフにだまされちゃいけません!
引き返す時に水温を計りましたが、0.5度しか上がってません。ここはちょっとニンフを結んで釣り下って見ることにしました。来る途中ドライに反応があったのですが、ヒット出来なかったポイントにビーズヘッドの赤いニンフを流してやると、マーカーが流れとは逆方向に引き込まれ写真のニジマス君が上がってきました。この日は合計6匹のニジマスを釣ることが出来たのでダブル大漁、ってところでしょうか。大きいのは姿を確認しただけでしたが、お兄ちゃんやらオチビちゃんに遊んでもらい楽しい釣りでした。


こんな所も狙い目ですね。

そこから出てきたニジマス君。

北お祭り広場、手前の木にはツララが。

この斜面、何歳まで登れるかな〜。

12月23日 悪天候は想定内でしたが・・・ 天気雪時々曇り WRC到着時気温1度
今回のお相手は来年早々アラ還を卒業し、ジャスト還暦を迎えるtomaTさんです。で、苫小牧は前日からずいぶん雪が降ったようで林道に車を乗り入れるのもリスクがありそうなので、結局送電線のところから入渓です。雪は多いのですがズボズボ埋まるほどではありません。ほどなく川に降り立ちました。早速水温チェック、6度です。ビミョーですがまずはドライフライを結んでのチャレンジと行きましょう。降りてすぐの大場所ではドライに反応なし、tomaTさんのイタドリには小型のヤマメが釣れました。こりゃ今日はドライには厳しいか〜と思いつつもそのまま釣り上がります。

入渓してすぐのポイントを攻めるtomaTさんです


あれよあれよの間にこんなに濁っちゃいました。
そのうちなにやら水に濁りが入ってきたようです。入渓したときはいつにも増してクリアな色をしていたのですがいったいどうしたのでしょうか?そのうちどんどん濁りがきつくなってきてドライは勿論、エサ釣りも出来ない濁り方になってきました。これは全くの想定外でした。やはり今年の10月に降った大雨の影響で濁りやすい川になったのでしょうか。だとすれば今後この川に入るときは雨やら雪代も要チェックということになりそうです。兎に角これでは釣りにならないということで、川を変えることにしました。この時点でtomaTさんは数匹のヤマメとニジを釣ってましたが、僕はボを食らってます。


次に向かったのは小糸魚川です。横断林道は道がどうなっているか分からないので、苫小牧市街経由で川に向かいます(ずいぶん遠いな〜)。川に沿った道は思いのほか雪が少なく案外楽に車を走らせることができました。とりあえず第一鉄管橋から第三鉄管橋までを釣り上がります。この頃雪がピークになってきました。降る雪の粒がフライより大きい感じです。おまけに木に積もった雪がドスンドスンと川に落ちて、「雪爆弾」という呼び名がぴったりです。それでもなんとか「いかにもフライポイント」で待望の一匹をドライで釣ることが出来ました。tomaTさんはといえばニジ、イワナ、ヤマメの三目釣りを達成。お見事でございます。

小糸魚川で出てくれた気のいいニジマス君


tomaTさんが釣り上げた良型のヤマメさん
そのうち僕にもチビニジやら空飛ぶヤマメが釣れ、第三鉄管橋まで来てしまいました。まだ少し時間があるのでもう少し上まで行って見ましょう。二人で数匹を追加してこの日の釣りは終了です。この頃には雪もすっかり止んでうっすらと青空も見えました。気温が低くなかったので寒さもあまり感ずることなくアラ還二人でにぎやかな釣りでした。車に戻ってtomaTさんにカップ麺をご馳走になります。いつものことながら嬉しいっす。釣りの後の汁っ気って、どうしてこんなに美味しいのでしょうね。これでビールでもあれば完璧なのでしょうが、それはご法度ですからね。tomaTさん、ひどい天気の中お付き合い有難うございました。大晦日、元旦と釣り○○に磨きをかけて、晴れて還暦をお迎えください。


WRC, 少し濁りが入ってきましたね。

雪がピークに達した小糸魚川、釣り人がいるぞ。

tomaTさん、このあたりでは珍しいイワナを連発。

この川の名物ポイントを攻めまくるtomaTさん、このあと一匹キャッチ!

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