2010年11月

10月に降った雪が思いのほか融けませんね・・

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11月5日 例年より早めの胆振詣でが始まりました 天気曇り時々晴れ 現地到着時気温7度
運転免許の更新が済みましたが、今回もゴールドではありません。ま、そんなことはどうでもいいのですが、何処に釣りに行こうか、少し迷ったのですが、先週はドライで釣れず、エサでも10センチくらいの小魚の顔しか見ていません。ならドライで確実に釣れる川に行こう、ということで苫小牧川を選択しました。いつもの送電線下に車を止め、自転車で坂を下りお祭り広場までルンルン気分で向かいます。川に着いて唖然としました。濁ってる〜!こりゃドライじゃ無理だ。ニンフでもかなり厳しい状況でしょう。さて、どうする?一箇所だけ確実に魚が付いているポイントがあるから、そこをニンフで釣ってみてから場所を変えよう。

こんなに濁ってますが、巻き返しの奥のほうから・・・


ビーズヘッドを咥えたニジマス君、なんていいやつなんだ。
この日の釣りはドライで、と決めていたのでニンフを使うのは本意ではありません。でもせっかく自転車を走らせここまでやってきたのに何もせずに引き返すのも何とも悔しい。岸がえぐれて流れが巻いているポイントにオリーブのビーズヘッドニンフを投げ込みます。数投目、ピンクのウキがググッと引き込まれました。上がってきたのは小型ながらサビも無く綺麗なニジマス君でした。はっきり言って「嬉し〜い!」ニンフだろうがエサだろうが釣れないだろうと思っていたのに釣れたわけですから。なら、ニンフでこの先釣り上がるか?それはちょっと・・濁りで川底は見えないし、ニンフだとライントラブルも多発が確実、ということで車まで自転車を押して戻ります。


小糸魚なら、濁りは無いだろうと読んで、車を方向転換します。途中苫小牧川上流をまたぐ橋から川を見ると、先ほど釣った辺りより濁りが無く、ドライにも行けそうです。ちょっとだけ釣ってみようかな、と入渓して見ます。これが当たりだったようで、ちょっとしたポイントからプリプリのニジマス君が釣れてくれました。久々にドライで釣れました〜。やっぱりドライの釣りはいいですね〜。これで十分満足したのですが、まだ時間もあるので小糸魚に行って見ましょう。今回は三番目の鉄管橋から四番目のコンクリート橋までの区間を釣ってみることにしました。水量は普通、勿論濁りはありません。天気も少しだけ良くなってきました。

今日一番のニジマス君、プリプリのプリ〜


日が差してきました。穏やかな風景ですね。
まずは小糸魚名物、空飛ぶヤマメ君が挨拶に来てくれました。もっと大きいの目指してどんどん釣り上がります。ただポイントもずいぶん変わったようです。砂が流れ込んで総じて浅くなったような印象でした。それだけに魚の付き場もやや水深のあるところが多く、そういったところでは何かしら反応がありました。結果20センチより大きい数匹のニジマス君と、空飛ぶヤマメ君たちが遊んでくれました。今回はキノコ採りは封印しましたが結構ムキタケやらヤナギタケが生えていました。小糸魚で会ったキノコ採りの方はシイタケを採りに来たそうです。本命の苫小牧川は濁りのためドライでの釣りは十分に出来ませんでしたが、小糸魚川がちゃんとカバーしてくれ、ほぼ満足な一日となりました。


濁っている苫小牧川。何でこうなるのかな?

小糸魚名物、空飛ぶヤマメ君。大きくなれよ!

小糸魚のニジマス君、こちらもプリプリで〜す。

こんな濃〜い色合いのニジマス君も

11月11日 たどり着いたらやっぱり濁ってた〜 天気晴れのち曇り時々雨 苫小牧川〜小糸魚川〜厚別川
前日前々日と札幌はひどい雨でした。近郊はまず無理でしょう。胆振の川はどうかな?国交省のデータによると水位は思ったほど増えていないようです。なら先週に引き続き胆振の川に行くしか選択肢がありません。前回濁りのため釣りを諦めた区間、お祭り広場から送電線までの間に再挑戦です。前回川を見ずに入渓したため、ひどい目にあったので今回は念のため、送電線に車を止めて川を覗いてみます。う〜ん、微妙ですが何とか釣りになりそうかな。車をそこに置き、自転車で入渓場所まで坂を下ります。ところが川に着いて見ると先週と全く同じ濁っているではありませんか。こりゃ参ったな〜。どうする?とりあえず先週と同じパターンでニンフでやってみよう。

あちゃ〜また濁ってる〜・・・


最初に釣れたニジマス君、あれ、先週も会わなかった?
先週と同じポイントでニンフを沈めてみます。あらあらって感じで最初の一匹が釣れました。ではこれからどうする?水温は7度です。ドライには厳しい、でも折角自転車でここまで来たし、戻るくらいならニンフで送電線まで釣り上がろうという結論に達しました。自分にとってはチャレンジです。しばらく釣り上がって何匹かのニジマスを釣ることが出来ました。釣れる場所は以前フライに反応があったところでそういう意味では魚の着き場所はあまり変わっていないようです。ただ大雨のせいかポイントが潰され、以前ポイントだったところが砂の流入によって浅くなり、ポイントでは無くなってしまった所が沢山ありました。


終盤になり、もうそろそろドライでも反応があるだろうと、フライをチェンジします。思ったとおりドライフライに出てきますが大きいのをバラしたり、たまたま釣れても空を飛んでいく魚ばっかり、でもドライに反応があるのは嬉しいですね。ということで目的の脱渓場所に着きました。思いの外時間がかからなかったので隣の小糸魚川に行ってみることにしました。こちらは濁りも全くなく水量も普段通りです。今回は第二鉄管橋から第三鉄管橋の間をやってみます。空飛ぶヤマメに混じって二年仔のヤマメも挨拶に出てくれました。

小糸魚川、笹の右側のタルミポイントから


二年仔のヤマメが元気良く水を割って出てくれました。
苫小牧川ではニンフ、ドライの両方で魚の顔も見ることが出来たし小糸魚ではドライでニジマス君とヤマメが釣れたのでまずまずでしょうか。少しですがキノコも収穫したし日も陰り始めたのでこの川を後にすることにしました。しかし時間はまだ3時です。帰り道の途中にある厚別川でちょっと竿を出してみようかな?なんて気になり最後の悪あがき?ちょっとだけですがやってみます。以前魚すくいをしたときに魚が居ることは確認しましたが、釣ってみるのは初めてです。


釣り上がってみるとなかなか良いポイントが連続して現れます。ときどき魚の反応がありますがなかなか針掛かりしません。こうなると魚の正体が知りたくなりどんどん上へと向かいます。そのうち小型のニジマスがヒットしました。これで充分なはずですがどん欲な釣り人は更に上へと向かいます。辺りもすっかり暗くなりこのポイントを釣ったら切り上げようと決めたまさにそこから、今日一のニジマスが釣れました。タイミング悪くカメラの電池切れで、携帯で写したボケボケの写真しかありませんが最後の最後で大満足でした。

ボケボケでごめんなさい。今日一番の泣き尺ニジマス君


有名なGポイントもポイントで無くなった〜

WRC終盤はドライでこのサイズのニジマスを数匹。

小糸魚川、木々は葉を落とし寒そうです。

キノコも今回で最後になりそうです。

11月18日 11月のパートナー 大物を釣る! 天気晴れ 苫小牧川
何処に行こうか?厚別川はもう一度釣ってみたいし、ラルマナイも釣り収めをしてないし、先日某リカ屋でブドウムシも買ったし〜。そんな時tomaTさんからメールが・・「WRCは釣れますぜ、だんな〜」って。ということで三週連続でこの川で釣ることになりました。今回は熊よけ人として若きJINOさんに一緒に行ってもらうことに。11月になると何故かJINOさんと良く釣りに行ってるみたいです。でもあまり良い思いをしてもらったことがありません。今週日曜5人の釣り人がこの川でとてもよい思いをしたという話もあるし 、何か釣れるでしょう。川に入って早速水温確認です。おっと〜6度しかありません。こりゃ厳しいかな?JINOさんにはドライでやるよう言ってあるんです。

今日のパートナーは若いJINOさんです。


この日最初に釣れたニジマス君です。大きくなれよ。
案の定、しばらく反応がありません。水の濁りは先週ほどではないにせよこの川にしてはきつめです。それでもちょっとしたポイントでやっと一匹釣ることが出来、ボは免れました。流れたドライフライが水にもまれ沈んだときに食いついてきたのでウエットの釣りって感じでしょうか。その後JINOさんにも待望の一匹が釣れました。ピンクがかったレッドバンドがとても綺麗で、僕の釣ったのより大きいよ〜。でもとりあえず二人とも魚を釣ってボが無くなったので余裕で?更に釣り上がります。中間地点の送電線が見えてきました。これまで僕は数匹の小型のニジマスを釣ってますがJINOさんはけっこうバラしていて魚の顔を見たのは最初の一匹のみです。


さて結構渋かった区間も過ぎ、tomaTさんいわく「ここからが本番」です。水温は?計ってみると8度です。ま、6度よりはいいのですがビシバシは期待できない温度ですね。本番のはずがリハーサル状態、いやそれ以前のような渋さが続きます。僕はさらに数匹の小型のニジマスを釣ってはいますが満足できるサイズには届いていません。JINOさんもバラシ連発のようです。そうこうしている間に北のお祭り広場に付きました。先週日曜Bianchiさんが29センチ、TWさんが23センチのヤマメを釣った超期待のポイントです。おまけにこの日は何度もライズする魚の姿も確認できます。でかい!否が応にも気持ちが高ぶってきます。でもはやる気持ちを抑えて「JINOさん、釣ってみてくださ〜い」なんて格好つけたりして・・

南お祭り広場のJINOさん、このあとにドラマが・・


大格闘?の末、寄って来たヤマメです。慎重に取り込んで〜
JINOさんも僕もカディスでチャレンジします。ただし大きさはかなり差があります。JINOさんが空振りに終わったので次は僕です。どでかカディスがゆっくりポイントに流れたとき、ガバッ!いやピシャッ!と小型のニジマスが出てきました。さっきライズしてたのはこいつじゃない、もっとでかかったよ〜。さて、ここでJINOさん再登場です。ティペットの先には「赤虫ドライ」なる新兵器が結ばれています。ではJINOさん早速その威力を見せていただきましょう。JINOさんキャスト、すーっと流れるフライがふと見えなくなりました。ヒットです!JINOさんのフリーストーンが満月のように弧を描いてます。これはでかいぞ〜、ランディングはJINOさん、自分でするんだよ。


JINOさんのネットに納まった魚は、なんとヤマメでした。やったねJINOさん!早速メジャーを当ててみます。29センチ、?先の日曜にBianchiさんが釣り上げたヤマメでしょうか?。このサイズになると滅多にお目にかかれないので、もしかすると、もしかしますね。良く見ると側線の部分に3,4個の朱点がありました。アマゴでしょうか?顔つきのいい立派なオスのヤマメ?です。JINOさん良いものを見せてもらいました。と同時にとても嬉しかったです。この日のJINOさんは結果この泣き尺と最初のニジマスの2匹でしたが、この時期このコンディションとしては上々だと思います。JINOさん、今日は有難うございました。暖かい季節にも一緒に行きましょうね。

立派な顔つき、見事な尾びれ、そして朱の点があります。


JINOさん、良いネットですね。ベストも格好良い。

WRCではもうふきのとうが顔を出しています。

僕の今日一はこのニジ君。25センチくらい。

この木、手前の方が腐っています。気をつけましょう。

11月26日 近郊の川を見てきました。天気曇り時々晴れ 気温5度 厚別川〜ラルマナイ川
先々週意外に大きなニジマスが釣れた厚別川が気になってしかたなかったので、またやって来ました。この時期、胆振以外はほとんどドライでは釣れません。それだけにこの川はどうなのだとう?とドライでチャレンジです。水温は?5度・・・う〜ん厳しいかも。案の定さっぱり反応はありません。大きなニジマスがつれたポイントもチビニジが釣れたポイントも沈黙・・・気温は5度以上あるのでそう寒さも感じませんが、この渋さは何処まで続くのかと不安になります。そんな時やっと浅いところで「空飛ぶニジっ子」が釣れてくれました。

厚別川上流、結構いい感じでしょ。


空を飛んで見せてくれたニジマス君、もっと重くなれよ。
その後ずいぶん上まで釣り上がりましたが、魚からの反応はありませんでした。適当なところで切り上げてエサで釣り下がってみることにしました。魚たちの活性が低いのなら沈めれば何とかなるはず、の目論見も見事に打ち砕かれ、魚たちからの反応は全く無く、すごすごとこの川を後にしたのでありました。思えばあの浅いところから、僕のフライに飛びついてきたニジッコがいたこと自体驚きなのかもしれません。さて時間はまだあります。ということで昔のホームリバー、ラルマナイに向かいます。とりあえずラルマナイもドライで攻めてみましょう。


前日の雨の影響でしょうか、水量はやや多目です。では水温はどうでしょう?6度・・・う〜ん、ここも厳しいかも。山水橋から岩盤ポイントまで僕のドライフライには見事に反応がありませんでした。ま、この界隈ではもうドライシーズンではないということなんですね。とはいえしつこい釣り人はこのままでは帰りません。以前実績のあった堰堤のところでニンフフィッシングです。オリーブのビーズヘッドをこれまたしつこく流し続けてこの川での待望の一匹、マーカーがググッと引きずり込まれ、釣れてくれたのは小型のニジマス君でした。嬉しかったです。その後一匹の同じサイズのニジマスを釣ってこの日の釣りは終了です。

すっかり寒々しくなったラルマナイ川


堰堤下で釣れたニジマス君です。頑張るんだよ。
札幌近郊の川は11月も後半になったら、まずドライで釣ることが難しくなります。今日厚別川で釣れた一匹はよっぽどお腹がすいていたのか、好奇心旺盛だったのかはわかりませんが、たまたまの域を出ていません。ならエサにもっと反応があってもよさそうでしたが、これまた良く分かりません。ラルマナイの堰堤でニンフで釣れたのは、魚が居たということが嬉しかったですね。午後2時すぎには日が翳りうっすらと暗くなってきました。これからしばらくの期間、長時間の釣りは出来ないですね。今日は渋い一日でしたがこれといった事件も、ドラマも無く、久々に「平凡な」釣りをしたという印象でした。


厚別川です

これも厚別川

おむすびみたいな形ですね。

ラルマナイ川、今度はいつ来るのかな?

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