2010年9月

今年の9月は残暑とか、いったいどんな釣りが出来るのかな?

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9月2日 アラ還二人の美笛三川 天気晴れ・気温あ、暑い度〜 
近郊釣り人の僕が今年唯一釣っていない魚がありました。それはブラウンです。そのブラウンに会いたくて今回は美笛川に行くことを決めていました。単独釣行が続くな〜と思っていた矢先、tomaTさんから「あ〜君一人では危ないから、僕がついていってあげるよ〜」との有り難いお言葉、かくしてアラ還コンビによる美笛参戦と相成りました。まずは国道沿いの美笛の滝入り口看板付近からいわゆる千歳川の堰堤まで一気に釣り上がります。渓相はまずまずなのですが、林道が隣接しているだけあって釣り人も沢山入るのでしょう。二人とも予想外に厳しい釣りを強いられます。

今日の相方のtomaTさんです。アラ還コンビで頑張るべ〜


会いたかったよチャーリー君!
ソウオンとの合流付近で僕のロッドに待望のブラウンがヒットしました。去年尻別本流で釣って以来一年ぶりのご対面でした。以前はうるさいくらいブラウンが釣れた美笛本流ですが、この日は後にも先にもこれ一匹、ずいぶんと勢力範囲が狭くなったようです。さて、立派な堰堤が現れ本流はここまでとなります。次は雨の日しかやったことのないソウオン美笛川に入ります。本流ヤマメ釣り師のtomaTさんには厳しいかな?と思っていましたがアラ環を全く感じさせないパワフルな遡行で、恐れ入りました。ついでにヤマメも何匹か釣ってます。


渓相がかなり荒くなり、魚も釣れなくなったので滝近くで脱渓です。多少のヤブこぎで林道に到達、車に戻り次の川に向かいます。向かったのは二人とも全く未知の川であるモシルン美笛川。さてどんな川なのでしょう。tomaTさんが入渓早々小型のヤマメを連発しています。どうやら魚は居るみたい。tomaTさんが「ここで反応があったからやってみて」というポイントからは20センチくらいのピチピチヤマメが出てきてくれました。川原も適度にありフライには向いている川という印象です。また、ポイントと思われるところでは何かしら反応があります。

ソウオンの名物ポイント、この日は反応あるも釣れず。


tomaTさん、起死回生のデカパン、流石です。
どんどん釣り上がって脱渓点近くまでやってきました。「ここで釣れなきゃ何処で釣る?」ポイントが現れました。魚がついていると思われる場所は岩の向こうのタルんでいるところ、岩の上には数本の草が生えていて難しいキャストを強いられます。軟弱な僕はすでにパス。tomaTさんお願いします。何投目かで測ったようなピンポイントキャスト、いきなり水面下から黒い影が飛び出してtomaTさんのイワイイワナPをひったくって行きました。ネットインしたのは多少サビが入っていますが見事なデカパン26センチでした。tomaTさん、お見事!暑い一日でしたがお付き合いいただき有り難うございました。


ソウオンで僕が釣ったクロスケ、23センチ

ソウオンの上流部、完璧に山岳渓流です。

モシルンのヤマメ、錆はそんなに入ってませんでした。

モシルン、魚止めの堰堤、この深みにサクラマスが

9月9日 さすが大魔神です QQの日 天気晴れ・気温現地到着時 7度 
釣りに行くのは決まっているのですが、何処に行こうかどうもイメージが湧いてきません。あれこれ迷っていても仕様がありません。「こんな時はマグマ大使にお願いするしかない」ということで無理してマグマ大使、別名大魔神に同行をお願いし、彼が連れて行ってくれる川で釣る事にしました。向かったのは彼とは何度か訪れている道央のとある水系。今回はその支流群のなかでも僕にとっては初めての川です。目的の川に着いたとき気温は7度、水温は11度というコンディション、朝晩がめっきり涼しくなりました。大魔神と「今日はお互い尺を一匹以上釣りましょう」と約束しての入渓です。

大魔神、そこ僕釣りましたけど・・・


大魔神32センチを釣る(なんでボケボケなんだよ〜)
最初は目的の川の隣にある支流から釣り上がります。川は小さいのですが、最近小川が苦にならなくなった僕としてはお手ごろな川といったところでしょうか。所々に現れるポイントからはイワナが釣れてくれます。とはいえ尺には程遠いサイズ、しばらく先行させてもらううちに、いかにも魚がいそうですがフライではちょっと太刀打ちできないポイントが現れました。ここは大魔神の出番です。さあ、やってみてください。大魔神登場、おもむろに第一投目、ググッとマーカーが引き込まれ一瞬根掛りか?魚です。釣れました!ピチピチのニジマスです。早速計測すると何と32センチありました。こんな小さな川で、お見事大魔神、早々に目標達成です。


次は大魔神が今日の僕のために用意しておいてくれた川に入ります。川原も開けていて大場所もところどころにありフライにはもってこいの川という印象です。ところが意に反していけども行けども魚からの反応はありません。おまけに川原には案外新しいプーさんの足跡まであります。この川には魚がいないんじゃないか?しばらく釣り上がって流れの緩いところから魚の反応がありました。居ない訳でもないんだ、と少しやる気になってきました。更に進むといかにもフライ向きなポイントが出現、#6のカディスをプレゼントします。少し流れてガバッと魚がフライを捕らえました。結構重い〜、ティペットは4Xだから問題ないか〜ズリズリズリ、やった〜36センチのイワナでした。これで二人とも目標達成です。嬉し〜い!

結構幅があるグラマラスなイワナ君。36歳、いいね〜


Qちゃんを釣っていかにも嬉しそうな大魔神。
今まで大魔神との釣行では、大きいのが釣れたためしがありませんでしたが、今回は初めて30オーバーを釣ることが出来ました。やはりこの川には大きいのが居るという大魔神の読みが当たったと言うところでしょうか。ところでこの日は9月9日救急の日です。大魔神は余程Qちゃんに慕われているらしく、Qちゃん連発でした。Qちゃんへの思い入れが結果に出ていました。僕はと言えば最後に大魔神から借りた爆釣棒でしっかりQちゃんをゲットしました。これって釣り方じゃなく大魔神のロッドに「Qちゃん来い来い」という呪文が入っているに他なりませんね。大魔神様、今日も本当に有難うございました。二人の誓い達成できてナイスでした。今度また新しい川に連れて行ってくださいね。


この川大魔神には広すぎるかな?

先行者ってこの方だったのか〜

小さな滝?癒されますね〜。

大魔神の竿を借りて、釣れました〜。

9月17日 キノコには少し早かったか〜 魚も渋いね〜 気温18度 
木曜の釣行予定が仕事で金曜になりました。天気予報では午後から晴れと言うことで雨に当たらずに釣りが出来そうです。この日向かったのは釣果同様、キノコの実績もある近郊の河川です。 ゲート前にはなんと車が一台もありません。貸切か〜、やっぱり平日休みもたまにはいいことがあるな〜なんて、魚もキノコも釣り放題、採り放題みたいな気分です。水温は12度とまずまず。気合を入れて釣り上がりますが最初に釣れたのはなんとQちゃんじゃありませんか。次のポイントでもQちゃんです。先週の釣りでロッドにQちゃんグセがついたのかな?更に釣り上がって小型のイワナが釣れました。とりあえず「ボ」回避。このあとはちょっと寄り道です。

確かに愛嬌のある顔ではありますが・・・


このポイントは実績があります。狙い目は流芯でしょうか
とはいえ、なかなか渋い状態が続きます。SMCメンバーが尺を出したところでも完全に沈黙、たまに出てもフックに乗らなかったり、アワセ切れだったりでちょっと焦ってしまいます。以前大きいのを釣ったポイントでも釣れるのは小型ばかり、なんか変だな〜と思いつつどんどん釣り上がります。この日は自転車を二号橋のところに置いてきたので、帰りは歩きです。さて、写真のポイントにやってきました。ここは実績のある場所です。気合いを入れてキャスト、出ました!本日初めての尺31.5センチ、釣りたかったニジマス君のお出ましでした。


渋かったこの日の釣りも、やっと釣りたかったニジマスの尺オーバーが釣れたので十分満足です。ところでこの日は川原で変なものを見つけました(下の写真)、鹿のものでもなければ狸のソレとも違う、プーさんの落とし物でしょうか?この川でクマの事はあまり気にしませんでしたが、恵庭の盤尻あたりでは目撃情報もあるので、出没しないとは言い切れませんね。とりあえず爆竹を鳴らし用心はしましたが気を付けなければと再確認です。

元気いっぱい、プリプリのニジマス君、ナイスファイト!


これもプリプリだけど、どうもねぇ〜
さてこの日この川を選択したのは、もうそろそろキノコがいっぱい採れるのではという考えでしたが、どうやら目論見は外れたようです。一番期待していたエノキタケやムキタケはほとんど見つからず、ラクヨウもまだまだのようです。去年の日記を読み返してみると10月が本番のよう。それでもヒラタケや小振りのエノキを探して収穫しました。嬉しかったのは天然のシイタケを見つけたことです。例年ムキタケが生える朽ち木に大きなシイタケが生えていました。夕食は久々のキノコ鍋、美味しくて呑みすぎて、疲れもあったので早々にバタンキューの休日でした。


イワナは9寸止まりでした

おなかがやけに黄色いイワナです。

これはヒラタケでしょうか?ムキタケに似てます。

茶色くて大きいのが天然物のシイタケです。

9月24日 初めて日高の川へ 大魔神とhalさんへの割り込み釣行 天気:晴れ 
先日のきのこ採り釣行が時期尚早ということで今度の釣りのキノコは一旦スルーです。では何処に?そうだ大魔神にお願いしよう!ということでまたまたお世話になることにしました。何となく習慣になってきた「ぶらさがり釣行」、今回は大魔神とhal30_overさんへの割り込み釣行でもあります。向かったのは日高の川、以前元浦川にシャケ釣りに行ったことはありますが渓流は今回が初めて、ということで一睡もせずにお迎えを待ちました。さあ今回はどんな釣りになるのでしょう。期待に胸が膨らみます。

最初に入った支流、写真中央から・・


この日最初の尺イワナです。ジャンプしましたよ!
本流(と言っても支流なのですが)は、川原が大きく開け水深もあまりなく川を横切るのも楽で、フライにはいい感じです。まずはこの川に流れ込む支流からやってみます。大魔神とhalさんが上流へ、僕は一人で合流点から釣り上がります。この支流は本流と較べ川原があまりなく、やや男性的な渓相。釣り始めてすぐにヒット!ジャンプ3回、元気印のニジマス君25センチでした。更に釣り上がって流れが巻いている浅いポイントから出てきたのは白斑の大きなアメマス風イワナ君です。大きいなと思ってメジャーをあてると31センチ、早くも尺上ヒットです。


このあと数匹のニジとイワナを釣って大魔神達と合流しました。次は入渓地点から上の本流を釣ります。僕とhalさんは上へ大魔神は下へ向かいます。本流は前述の通り川原が開けていて浅いだけに、ポイントからポイントまでの距離が長くかなり歩かなければなりません。そんなあるポイントでhalさんが「30から40が2匹いるよ、やってみて」と薦めるのでお言葉に甘えてキャスト、出た!でかい!と思った瞬間、痛恨のアワセ切れです。40以上は確実にあったのに残念〜。気を取り直してこの後、違うポイントで褐色のイワナ32センチをヒットさせ尺上連発です。嬉し〜い。

褐色のイワナ、精悍な感じがします。(フレームに収めろ!)


とにかく元気だったニジマス君、君も油断してたね
先に釣り終えた大魔神が脱渓場所まで迎えに来てくれました。さて次は何処に行くのかな?更に上流を釣るということで林道を奥へと進みましたが途中で道が無くなっていたので断念。違う支流に入ります。ここは山岳渓流の様相を呈していて大イワナが居そうでしたが魚からのコンタクトはなく早々に場所を移動します。釣るのは本流の中流域?相変わらず川原の広いので歩かされました。しばらく釣り上って全く反応が無くここででなけりゃ引き返そうと思ったポイントでやっと出ました。ジャンプ!ジャンプ!この川のニジマスは元気いっぱい。幼い顔つきですが32センチありました。


渋い中で最後にロッドを曲げてくれたニジマス君に感謝です。まだ時間は充分にあるので本流の釣っていない流域にチャレンジです。入ってすぐのポイントで釣れてくれたのはなんとチャーリー君ではありませんか。日高の川にはブラウンが棲むとは聞いていましたがこの川で釣れるとは思っていなかっただけに何となく嬉しい。これで三目釣りも達成です。このあとまた違う流域で尺近いニジマスを釣りこの日の釣りは終了です。気がつけば二桁以上の魚たちに遊んでもらい、おまけに尺上三連発、三目釣りという上々の釣りとなりました。

小振りですがプリプリのチャーリー君、毎日何食べてるの?


プリプリの大魔神、今日もありがとうございました。
この川に入ったのが午前5時すぎ、出たのが午後の5時過ぎということで丸半日釣りをしていました。よく遊んだものです。また歩いた距離も今年一番だったのではないでしょうか。タフな大魔神、輪をかけてタフなhalさんに着いていくのが精一杯でしたがおかげで楽しい思い出が出来ました。行きも帰りも沢山の鹿に合いましたね。プーサンのウンチや足跡もあちこちに見かけましたが今回は合わずに済みました。長く曲がりくねって危険個所がいっぱいの林道を卓越したDテクで運転してくれた大魔神、halさんどうもありがとうございます。と同時にお疲れさまでした。


最初に入った支流の上の方はこんな感じ

本流はとにかく広い川原です。歩け歩けの川

ダム下を攻めるhalさん、魚居ますか〜

こんなのがごろごろ転がってました。

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