2008年4月

4月、ヤマメは禁漁ですが、ニジマスならオーケーですね。

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2008年 4月6日 天気晴れ 気温10度・どうしても気になる苫小牧川

入渓場所から上流を望んで

先月の最後に立ち寄った苫小牧川上流部、地図を見てみると橋から下流部がクネクネ蛇行していてどうしても行ってみたくなりました。しかしそのあたりは熊さんが良く出るらしいのです。ということで今回は塩味がきいたあだむすパパさんに熊よけ人として同行をお願いしました。パパさんには日本海の塩抜きもしてもらわなければなりません。国道を右折し、林道を走ります。目的地までの道はまだ雪が残っていてところどころに深い轍が出来ています。果たして車で行けるだろうか?スタックしたらどうしよう、しかし林道も結構来てしまったので「ままよ!」と前に進みます。なんとか目指す入渓地点に到着しました。早速川に入ります。



川幅は広く、流れもあり、あのトロンとした下流部からは想像も出来ない渓相です。次から次へとポイントが続き、熊さんのことなど忘れてしまうほどいい感じです。ただし水温は8度ということでやや厳しいかも・・・案の定パパさんにも僕にもあまり反応がなくそれでもどんどん釣り上がります。そのうちアタックが見られるようになり、まずはあだむすパパさんに良形のニジマスがヒットしました。僕はいつもどおり、デカいカディスでやってたのですが、魚が食いきれないらしくパラシュートタイプに変えたらすぐにヒットしました。型はあまり大きくありませんがやっぱりニジマスのファイトはいいもんです。この後大小取り混ぜて数匹を釣ることが出来ました。

グリズリーPに飛びついてきたニジマス君


嬉しそうな顔は写ってませんね

今回、とても意外なことがありました。その魚はあだむすパパさんのフライに飛びついてきたのですが、なんとアレでした。苫小牧川はニジマスしかいない川だとばかり思っていましたが、釣れた魚はすっかりサビもとれてキラキラと輝く魚体のアレです。型もよく本当に綺麗でした。最初入渓する前は適当なところで脱渓しようかと思っていたのですが、上流が気になって二人してどんどん釣り上がります。パパさんはしばらく海アメ釣りというストイックな釣りばかりしていたせいか、川に来て息を吹き返したように元気です。


もうしばらく釣り上がれば林道の橋に着くかもしれません。でも橋からまた林道を戻って車まで行くのもしんどそうです。結局川通しに下がることにしました。やはりかなり釣り上がったようです。時々ケモノ道を通らせてもらいながら、思ったよりは早くに入渓点まで帰ることが出来ました。帰りの車の中で足が攣りっぱなしだったのは言うまでもありません。この日はこの後キンタにもよってみようと思っていましたが、時間が無くなったので1本の川で切り上げです。それでもパパさんにも僕にも魚たちの顔を見ることが出来ました。しかもドライで、です。苫小牧川中流?は思いのほか素晴らしい川でした。あだむすパパさんどうもありがとうございました。ほとんど熊の心配なく釣りに集中できました。

入渓場所への沢を戻るパパさんです


2008年 4月13日 天気晴れ 気温8度・再び苫小牧川〜行ってみたかった勇払川

入渓場所から800メートルくらい上流

勇払川にどうしても行きたくなり、誰かを誘ってとも思いましたが、こう毎週胆振の川ばかりだと、みんなにも悪いかなということで単独釣行を決めました。問題は林道のゲートですが、R276沿いはどうも閉まっているようです。思案していたらまるで僕が悩んでいるのを知っていたかのように、苫Tさんから付き合っていただけるとの電話がありました。しかもゲートの呪文も解けるそうです。ただし用事を済ませてからなので11時にゲートで待ち合わせです。当日少し時間があるので苫小牧川の橋から上流を攻めて見ることにしました。



水温は8度です。それでもポツポツ小型のニジマスが釣れます。熊さんが気になるのですがこの日もホイッスル吹きまくりでどんどん釣り上がりました。渓相は良くポイントもそこそこあります。やや大きめのニジマスを釣った時点で終了です。もっともっと上流に行って見たい気もありましたが、待ち合わせの時間もあるので車に戻ります。この川、先週の中流部も素敵でしたが上流部もなかなかのものでした。さて林道のゲートに向かいます。計ったようにぴったり一緒に到着しました。

カディスに飛びついてきた苫小牧川のニジマス君


勇払川を攻める苫Tさんです

tomaTさんの呪文で難なくゲートが開きました。勇払川ってどんな川なのでしょう。目の前に現れた川は悠々と水をたたえ蛇行を繰り返す胆振特有の川で、水はあくまで澄んでポイントも次から次に現れます。素晴らしい渓相です。川幅も広く川原も開けているところが多く、フライにはバッチリだ。と勇んで釣り上がりますがなかなか釣れてくれません。いかにも、というポイントでフライに飛びついてきた魚が居ました。この川での初ヒット!なんとアレではありませんか。結構形の良いアレですが写真は出せませんね。


その後の釣りはというと、型の良いニジマスをキャッチ寸前にバラしたり、アワセ切れしたりでどうもアキマセン。苫Tさんはというと時々テンカラを駆使したりしながら何匹も釣っていました。本当に次から次へといいポイントが現れます。盛期になったらどうなるのでしょう。勇払川、思った以上に素晴らしい川でした。またハマってしまいそうな川が出来てしまいました。苫Tさん、今日もお世話になりました。天気も良く最高でしたね(もっと釣れればもっと最高だけど)

出て来い、出て来いと祈る釣り人


2008年 4月20日 天気晴れ 気温18度・前回と違うポイントでの勇払川〜苫小牧川

まだサビの残っているニジマス君です

先週勇払川を訪れたとき釣りたいと思っていたコースには先行者が居たので諦め、仕方なく下流部に入りました。今日はそこから上流の勇振川との出合いまでを釣ってみるがのテーマです。早起きしたので先行者は居ないようです。前回国道から林道へはtomaTさんんの鍵を使って入ったのですが、今回違うルートを見つけ案外簡単に勇払川にたどり着くことが出来ました。釣り始めてすぐに写真のニジマスがヒットしました。ビシッと出るのではなくフワッと浮いてきてゆっくりフライをくわえます。



渓相は素晴らしく、ポイントも沢山、魚の反応もそこそこあります。ニジマスに混じってアレも釣れます。どんどん釣り上がって勇振川との出合いまできました。今回の目的はこれにて達成。天気がとても良く歩いていると汗ばんでくるほどです。この日もクマさんが怖いのでホイッスルを吹きっぱなしでした。

勇振川との合流点、左側が勇振川です


苫小牧川での元気印、ジャンプしてくれました

次に苫小牧川に向かいます。目的は先々週あだむすパパさんと釣った場所より下流域を試してみることです。林道の雪はほとんど融けていて心配なく山奥へと車を走らせます。この辺りに来ると林道が川沿いに走っていてどこからでも入渓出来ます。川に入ってすぐに写真のニジがヒット!気温も水温も上がったせいか魚たちの反応はすこぶる良く、ここぞというポイントでは必ず魚の反応がありました。型は小さいですが結構な数のニジやアレが釣れました。


さらに下流も釣ってみたいと思い車を走らせると、林道が行き止まりとなりました。若い二人のルアーマンがこんな奥までやってきていました。彼らもそこそこ良い思いをしたのではないでしょうか。苫小牧川は釣り人の間で、どのくらい認知されているのかはわかりませんが、自分の中ではかなりいい線いってる川に違いないです。写真の「お祭り広場」では3匹も釣れました。

お祭り広場



2008年 4月27日 天気雨ときどき曇り 気温7度・勇払川・苫小牧川

タヌキのためグ○ 写真に撮るなって

今日はあだむすパパさんとの胆振釣行です。先週入った林道を通って勇払川に着きました。幸いにも先行者はいないようです。釣りの支度をしている僕を出迎えてくれたのはコレ。かわせみさんも最初はクマの糞と間違えたという「タヌキのタメグ○」でしょうか。コレを見るのはこれで2回目になります。



川に入ります。いつもより水が冷たい感じ、計ってみると8度しかありません。果たしてドライに出てきてくれるのか?パパさんと勇振川との合流点より更に上まで釣り上がります。途中でパパさんは何匹かヒットさせます。僕はというと写真のニジマスが一匹と写真にならないチビニジが一匹。最初はパラパラとしか降っていなかった雨が、雨足を強め水面を激しく叩くような降り方になってきました。

これしかないニジマス君の写真


パパさんにニジマスヒット!

勿論、その程度で釣りをやめる二人ではありません。雨も時々激しく降ったりほんの小降りになったりという状況です。勇払川を後にして、苫小牧川の中流域、パパさんには未踏のフィールドを釣ってもらうことにしました。川に降りてから程なく、パパさんに良型のニジマスがヒット!パパさんの攻めどころは実に当を得ていて僕ならまず攻めないようないやらしいところを、念入りに探ります。これがこの日の釣果の差になってはっきり出ました。


最後に更に下流へと向かいます。時々道を間違えたりしますがそれでも林道に雪が無い分、安心して走れます。朽ち果てた橋の所で行き止まり、そこから上を釣ってみます。渓相は案外単調で結構釣り上がりましたがそれほどの釣果はありませんでした。最後に川通しで戻ろうとしたら、パパさんが左側に林道がありそうと言ったので行ってみるとそこにはちゃんと林道がありました。おかげで楽に戻ることが出来ましたね。パパさんどうも有り難うございました。クマよけ人の大役も無事果たされとても感謝してますよ。
この橋で林道は行き止まりです

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