2008年6月
ベストシーズンがやってくる〜

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6月1日 あ〜ああ〜漁川は今日も雨だった〜 気温7度 ラルマナイ川〜漁川
巷では今日がヤマメの解禁日ということでヤマメ釣り師たちはそれぞれ目的の川に行ったことでしょう。何でも釣の僕としてはどこでも良いから釣れる川に行きたい。釣れるかどうかはわかりませんが最短のラルマナイ川と漁川に行くことにしました。まずはラルマナイ、ゲートは閉まっています。テクテク歩いてポイントへ。水温は7度しかありません。こりゃあ望み薄だな〜。ところが入渓してすぐに小さなニジマスがヒット、いけるかも・・と釣り上がりますがその後は1度だけアタックがあったきり、ウドも採らずに次の漁川にむかいます。 

チビニジが出たラルマナイ


何匹も出たポイントです
先週は土砂降りに見舞われた漁川です。で今日はと言うとポツポツとは降ってますが釣りが出来ないほどではありません。自転車を走らせながらポイントの拾い釣りです。水温は8度と意外に低く今週も駄目かな?という思いが頭をよぎります。本流1号橋から少し上がったところで待望の1匹がヒット!今年初めてこの川で釣りました。イワナです。釣り上がっていくうちに魚たちの反応がポツポツと出てきました。ところが最初はポツポツと降っていた雨が結構強くなってきました。


上の写真のところではかなり大きなやつを掛けましたが、取り込み直前でバラし、気をとりなおしてもう一度プレゼンしたところ、またまたガバッっときました。ところは今度はアワセ切れ〜大きなのを2匹も逃がしてしまいがっかりでした。すぐ後このポイントで小型のイワナがまた2匹釣れました。一体何匹居たのかな〜。更に釣り上がっていくと雨足が強くなってきました。今回着てきたジャケットも水を通して中のシャツがぬれてきました。おまけにすごく寒い。次のポイントで今日の釣りは終わりとしよう。

このサイズが結構釣れました


今年のベストサイズで〜す
最後のポイントと決めたところで、やっと今年初めての30オーバーが出ました。慎重に慎重に引きずり上げて(ネットを使うとまた逃げられそうな気がして)記念写真。これは嬉しかったですね〜。なんかやっと先週のリベンジが出来たって感じでした。帰り道は下り坂なのであっという間に車まで戻ることが出来ました。途中で1カ所朝一番で入った「いかにもポイント」に戻り釣ってみたところ一発でイワナが飛び出してきました。朝あんなに渋かったのに・・魚の気持ちはワカラナイ。

6月8日 いつものあの川、上流をめざして 天気曇り、水温10度
前日は飲み会、昔と違い翌日に釣りを予定しているときは1次会で切り上げることが多くなりました。向かったのはいつもの川、未知の部分への挑戦です。二日雨が続いたので気になっていた水量もふだんとあまり変わらず期待に胸を膨らませて入渓します。水温は10度と先週よりも2度ほど上がっていますが、完璧ドライ!というには心許ない温度です。それでも入渓してすぐにそこそこのイワナがヒットしました。 

入渓地点、白泡の切れ目から一匹目がヒット!


深みになっている大場所、出たのは小イワナ
反応はそこそこありますが、釣れるのは小型ばかり。今ひとつ僕のロッドの根元を曲げるような魚は出てきません。あまり深追いせず、林道に上がれる程の地点で切り上げました。次は橋から下流を釣ります。先週大物を取り逃がしたポイントを探しますが、どこだったか記憶が定かではありません。同じような入渓場所ということと、釣り上がりなら「ああ、ここだ」と記憶に残るのでしょうが、ポイントの拾い釣りだったのでどこがどうだったか・・


この川には写真のような大岩がポイントを形成しているところがいくつかあります。そんな場所には必ずと言っていいほど形の良いイワナが潜んでいます。この日も岩の前のタルミを流したところ下からふわっと僕のフライに飛びついてきました。またカディスの逆引きもあちこちでやってみました。ドライで反応が無いポイントで逆引きをしてみます。すると思いがけない大きなのが飛びついてきたりします。フッキングが難しくほとんど釣れませんが、ワクワク感はあります。

岩の前の流れの緩いところから・・


まあまあサイズですが、良しとしましょう
上の写真のところで釣れたのがこのサイズのイワナです。25,6センチと言ったところでしょうか。魚たちは適当に釣れ、適当に遊んでくれたのでほぼ満足と言うところでしょうか。用事があったのでいつもより早く切り上げました。余談ですがこの後妻と支笏湖にドライブ、ポロピナイでソフトクリームをなめていると湖面のあちこちでライズが・・早速ロッドを取り出しキャストしてみました。20センチくらいのアメマスが連続してヒット!「サルでも釣れる支笏湖の季節」到来ってとこでしょうか。

6月15日 たった一匹、されど一匹 いつものあの川と帰り道の川 天気晴れ 水温10度
北海道神宮祭の山車に関係してはや、十余年がすぎました。14日は地区山車です。この巡行になんとあの”あだむすパパさん”奉仕としてお手伝いして下さるとのこと。早朝パパさんがやってきました。「パパさん溜まっているんじゃないですか〜?」「明日休むことにしたよ。釣りにでも行こうかな〜」多忙を極めるパパさんから思いがけない言葉、おもわず「い、い、いっしょに行きましょう!」美味そうなフライに飛びつく魚のような自分がいました。 

気合いは入ってますよ、二人とも


どん深の大場所、これ以上はすすめません
翌朝向かったのは、最近来続けている川です。坊主と言うことはないでしょう。と思ったのが大間違いでした。あちこちポイントを変え釣ってみましたが全く反応がありません。パパさんはというと今年初めてだというイワナを釣ったり、型の良いオショロコマを釣ったりで流石です。時間が経つうちにあちこちと釣り人の数が多くなってきたので、切り上げることにしました。とはいえ僕はまだ魚の顔を見ていません。というより何の反応も無いのです。


この日は3時頃に会社に行くと言っていたのでまだ時間が少しあります。帰り道を流れるMKN川でちょっとだけ釣ってみることにしました。以前スキー場の前辺りで釣ったときには何も釣れませんでしたが、ゆいのじじさん達が放流したという話を聞いて、もしかしたらおこぼれに預かれるかもしれない、という情けない気持ちでやってきました。ヤマメがダメならウグイでもドジョウでも良い、僕は魚の顔を見たいんだ!

白泡の切れ目から・・


ぷりぷりでしょ!(パパさん撮影)
この川思った以上に渓相が良く、とことどころに結構なポイントがあります。上の写真のところでフライをプレゼント。結んだのは「あだむすパパ改スペシャル」です。ぽっかり浮いて流れるフライにふわっと言う感じで魚が飛びついてきました。流れのせいもあるのですが結構重い、ファイトしているときにパーマークが確認できました。ヤマメだ!あ、ネット忘れた!でも逃がすわけには行かない、ズリズリズリ・・砂だらけになって上がってきたのはぷりぷりグラマーなデカパンでした。やった〜!(あだむすパパさん先行させていただき有り難うございました。貴男のおかげでございます)

6月22日 尻別はやっぱりすごいや! 天気曇り 
この日向かったのはあの尻別川、今年初めての中山越えです。同行していただいたのは今週もあだむすパパさんです。パパさんは前日も道南の釣行をこなしてきたとのこと。お疲れのところすみませんが、尻別でビッグなヤマメをゲットしましょう。とやってきました「chuelの踏み跡」をたどって川原に降り立ち、まず目に入ったのは重機によりむき出しになった河畔林の跡地、去年来たときより更に工事は進んでいるようです。 

重機が入り、木々が伐採された河畔


パパさん、ヤマメと格闘中です
それはそれ、ということで釣り始めます。幸いにも先行者は居ないようです。しばらくしてパパさんに良い型のヤマメがヒットしました。人のことは言えませんがよくあんなデカいフライで尻別のスレッカラしヤマメが釣れるものです。僕はというと中型のニジマスを二匹ヒットさせてまあ満足です。さて次に行きましょうということで尻別の鈴川付近に入ってみますが結構釣り人の車が入ってます。空いていたところに車を止め少しだけやってみましたが激シブで次に向かいます。


目指したのは尻別川本流の滝上です。この日は珍しくゲートが開いてました。滝近くの空き地に車を止めいざ入渓!滝より下は釣り人の車が何台か止まっていましたが、上に先行者は居ないようです。水量も水温も適当にいい感じでここぞというポイントでは元気のいいイワナ君がヒットします。腹の部分が朱色のイワナ、白斑のアメマス系のイワナどちらもコンスタントに釣れます。ところがある地点からほとんど反応が無くなりました。案の定川上に先行者の姿が・・・

滝上で釣れたイワナ君


支流、ナメ滝から下流を望んで
仕方ない、脱渓かと思い脱渓場所である橋に向かいます。この橋は本流に流れ込む支流に架かっています。その支流、すぐに堰堤があるのですがそこまでに良さげなポイントが有り、パパさんが何匹かヒットさせました。この堰堤から上はどうなっているのだろう?二人とも暗黙の了解でこの上を釣ってみることになりました。最初の堰堤をやっとこさ高巻いて釣り始めます。渓相は素晴らしくところどころに大場所も出現します。しかも釣れるんです。


川底は岩盤で釣り上がるのにさほど苦労は要りません。気になるのはクマさんですが、パパさんが時々ホイッスルを吹いてくれるので安心して釣り続けます。川を遡っていくと魚たちが走ります。しかしポイントらしいところでは必ず良型のイワナが出てきます。あるポイントでは10匹以上のイワナが出てきました。まさに「イワナの楽園」といっても過言ではありません。二人して何匹釣ったのかも数え切れないくらいのイワナ君達に遊んでもらいました。

こんなポイントはロールキャストで


また釣れちゃった〜
何が吉となるか、不思議なものです。先行者が川上に居たからやむなく入った初めての支流でこんなに良い思いが出来るとは、予想だにしませんでした。あらためて感じるのは尻別川の懐の深さです。本流は勿論のこと多くの支流を持ちそのほとんどで釣り人は楽しむことが出来ます。ただ喜茂別町の護岸工事のように河畔林が伐採され川周辺の保水力が減少した場合、今のような清流で有り続けることが出来るのか?これ以上悪い方に手を加えて欲しくない川なのですが・・・

6月29日 道央の源流へイワナを求めて 天気晴 
今日は今年初めて白井川でやってみようか?などと考えていたらエキスパートyamameさんより「某川の源流部に行ってみませんか?」とのお誘い。以前から行ってみたいところだったので二つ返事でオーケー。午前3時半の待ち合わせで二台の車で川に向かいます。魔法のアイテムを使ってゲート突破。林道を結構な距離を走り車をそれぞれ入渓地点と脱渓地点におき、いざ入渓!とはいえ目指す川まで沢づたいに20分くらい降ります。途中どこかでネットに入れたサンドイッチをネットごと紛失。おまけにポケットに入れておいた飲み物まで落とす始末。あ〜情けない。さて川に着きました。格好のポイントから良型のいわながいきなりヒット! 

入渓してすぐにヒットしたイワナ君


yamameさん、元気の良いイワナと格闘中、頑張って!
で、上の写真がそのイワナです。ネットがありませんのであしからず。入渓してすぐyamameさんにも良型のイワナがヒットします。幸先の良いスタートを飾ることが出来ました。この分だと尺イワナビシバシかな?とほくそ笑んでいましたが、掛かるのはどれもちょっと尺に届かないものばかり。それでも魚の反応はかなり良いようです。yamameさんは、もうちょっと出てくれたら・・と言ってましたが、僕にはこれだけ出れば十分です。渓相は抜群で大場所が次々と現れます。


普段アップクロスでは出ないような大場所でも、ダウンのカディスの逆引きには勢い良くイワナたちが反応します。また大場所でなくてもポイントというポイントではこの方法で何匹ものイワナを釣ることが出来ました。最近ハマっている逆引きですが、なによりもエキサイティングですし、この川の魚たちはエサを捕るのが上手なのか、本来はフッキングが難しいこの方法で、何匹も釣ることが出来ました。yamameさん?勿論、エキスパートですからビシバシ釣ってます。

素晴らしいロケーションです


さあ、あとひとがんばりだ!
かなり釣り上がりました。しかし脱渓地点に車がある安心感から、疲れも感じないで上流を目指します(今はヘロヘロですが・・・)。魚たちは相変わらず出てきてくれます。多分二人とも自分達が何匹釣ったのかは数えてないでしょう。長い距離を釣り上がるためちょっとしたポイントは、かなりパスして釣り上がりましたが、丁寧にさぐればそんなとこにもきっとイワナはいたでしょうね。2週続けて「イワナの楽園」を経験しました。yamameさん、こんな良いところに連れてきて下さり、有り難うございました。途中で頂いた氷結アクエリアスのおいしかったこと。また連れていって下さいね。

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