2009年7月
ドライフライに最高の季節がやってきました

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7月7日金曜日 七夕釣行、はたして織姫に出会えるのか? 白井川〜豊平川  
7月になりました。ドライフライフィッシングには最高の季節到来です。行きたい川は沢山あったのですが、今回は近場の白井川、まだ釣ったことのない場所をやってみることにしました。まずは「崩落現場」手前のポイントで小型のニジが釣れてくれました。そこから上流を目指します。林道が川と隣接している2カ所の場所を見つけ、上流側に車を置き、下流側まで歩いてそこから入渓します。渓相は抜群です。ところどころに淵があり、高巻きでかわしながら進みます。

白井川、抜群の渓相です。


新調ロッドに入魂完了、イワナ君ありがとう。
魚はといえば、予想以上に反応がありました。釣れてくるのはイワナばかりですが「釣れない川」というイメージは多少なりとも払拭できたと思います。ただこの川、僕が入渓した林道の対岸には豊羽鉱山へ向かうアスファルトの道が走っているので、そこから川に入っても良かったのかな?上流に向かい釣り上がっていくとこれ以上は無理という滝があり、そこから脱渓しました。後で車で確認すると、天狗山登山口にある橋のすこし下まで釣り上がっていました。


時間があるので次の目標である豊平川に向かいます。去年の11月雪の中、ドライフライに出てきた魚たちはこの季節どうしているだろう?その確認作業です。豊滝の国道付近はほとんど流れがないと言っていいほどトロンとしていますが、釣り上がるにつれ流れも早くなり、次から次へと好ポイントが現れます。去年釣れたポイントではライズが確認できたのですがカディスには反応無し、メイフライがハッチしていたので、多分そちら系だったのでしょうか。

今回もライズ発見!でも釣れなかった、トホホ。


豊平川のニジマス君、君のお父さんに会いたいんだよ
この川では何匹かのイワナとニジマスを釣りました。大きいサイズはバラシ、アワセ切れというお決まりのパターンでしたが、思いの外反応が良かったということでほぼ満足の釣りとなりました。しかし問題は脱渓場所でした。上流に向かって右側に道があることは知っていたのですが、ここだとアタリを付けてヤブこぎを始めてから道に出合うまでのしんどかったこと。もう少し下調べの余地有り、と言うことでしょう。豊平川は上から下までまだまだ未知の部分があり、これから少しずつ開拓せねば、と実感しました。


7月12日 日曜日 今日は源流釣行、のはずでしたが・・・  
今日はyamameさんのコーディネートで道央某川の上流部をやってみるということになっていました。参加したのはyamameさん、パパさん、chuelさん、そして風邪がまだ治っていない大魔神さん、そして僕の総勢5名という大パーティになりました。ところが現地に着くと「この道は本日イベントがあるので立ち入り禁止」との看板があり、道のところどころにイベント用のテープが巻かれています。無理やり進入して主催者とトラブルを起こすのもなんだかな〜というコーディネーターの判断でこの川を釣ることを断念することになりました。

フライ三人衆、いざ参らん!


釣れないね〜、次どこに行く〜?
さて断念したのは良いけれど次何処に行く?先の川では二手に分かれてどうやらこうやらという予定まで組んでいたのですが、違う川となると皆目見当がつきません。それでも大魔神さんのどこでもドアーから近くの川を引き出し、そこをやってみることになりました。僕と大魔神さんが釣り下り、残り三人は釣りあがって1時間後に車に戻るというスケジュール。渓相も素晴らしく、ポイントもあるのですが僕にも大魔神さんにもまったく反応がありません。上に向かった三人も同じだったようで次を探すことになりました。


またまた大魔神さんの引き出しの中から、今釣った川の中流をやることになりました。今度は5人で釣り上がるという「絶句釣行」です。果たしてどんな釣りになるのやら・・。入渓して最初は僕に釣らせてもらいます。ファイト〜一発〜!元気なイワナ君が釣れました。どうやら上流部と違って魚は居るようです。パパさん、yamameさん、chuelさんと次々とイワナやニジマスをヒットさせています。途中でchuelさんはこの川の支流に刺さって行きました。大魔神さん?そういえば大魔神さんはどうしたんだろう?また川原で寝入っているのでしょうか?

型の良いイワナ君が挨拶してくれました。


yamameさん、釣りましたね〜合格サイズ!
さてパパさん、yamameさん、僕の三人は大魔神さんのことなどお構いなしに、どんどん釣り上がって行きます。ここぞというポイントでは必ず反応があり何かしら釣れてくれます。最終地点の堰堤が見えてきました。切り上げようと思っていた場所ですが、ここから新たなるドラマの幕開けがあったのです。結果からいうとパパさんが尺オーバーをゲット!yamamwさんも僕も良型をヒットすることが出来ました。このあたりのレポートは誰かがアップしてくれるでしょう。ということで5人での楽しい釣りは終わったのです。あれ?大魔神さんは?chuelさんは?まっ、いいか〜 PS:halさん、どうもありがとうございました。


7月19日 雨のシリウス釣行 釣れたけど寒かった〜  
この日の天気予報は全道的に雨、しかしパパさんとの約束は「雨天決行」二人とも「雨天?結構じゃありませんか〜」の釣り人です。案の定出発時の札幌は雨、中山峠に入る頃から少し雨足が早くなったようです。途中で先週楽しい思いをしたところをチョイ釣りです。この日もこの雨にかかわらずドライにイワナ君がビシバシ出てくれました。この時点で僕のジャケットはびしょ濡れになっていました。

最初に釣れたイワナ君、雨の日が好きなのかな?


最初の大場所を攻めるパパさん、釣りまくり〜
思った通り釣れたことに気分を良くした二人は次なる目的地に向かいます。向かったのは尻別上流に刺さる支流です。その前に滝上から支流まで釣り上がります。増水はしてますが濁りはあまりなくドライフライで十分行けそうです。問題はこの雨なのですが、魚たちは雨で警戒心が薄れたようで、カディスにガンガン出てきます。入渓して最初の大場所でパパさんが尺上をヒット!僕にも尺上こそ出ませんが結構良型のイワナ君が釣れてくれます。


ここに来て僕のジャケットはびしょ濡れ、本格的なレインギアではなく、ただのジャケットですから水を通すのは当たり前、パンツまで濡れてきました。動いてなければブルブル震えてきます。一瞬先日のトムラウシの遭難が頭をよぎりました。夏の川といえどもなめてかかってはいけない、ただ前日の飲み会で豚肉をたっぷり食べたせいか低体温までには至っていないみたいです。パパさんはちゃんとしたゴアテックスのレインギアを身につけていたのでこの雨はへいちゃらだったようです・・転けましたけど・・・

ずぶ濡れでも根性の釣り人 撮影:パパさん


今日はここで切り上げ、水量も増えてきましたからね。
目的の支流との合流点まで釣り上がりました。ところが支流の方は濁りがきついようです。ドライフライを浮かべても魚が気づかないようで急きょ先ほどの本流を更に釣り上がることにしました。この区間も魚は相変わらず良い反応を見せてくれます。この辺りまで川沿いに林道が走っているのですが、林道が離れる場所でパパさんから「そろそろ脱渓しましょうか」というお言葉があり、川を上がることにしました。尻別川は期待を裏切らない素晴らしい川だと言うことを再認識したと同時に雨降りの装備を痛感しました。パパさんお付き合いありがとうございました。沢山釣れて良かったですね〜


7月28日 天気小雨のち曇り 増水の尻別上流滝までの区間、結構釣れました。  
天気予報を見て、火曜日に仕事を休むことにしました。しかし前日は一日中雨が降っていたような気がします。この天気いったいどうなっているのでしょう。朝起きると雨は何とか上がったようです。増水で濁りが入っていたら釣りになりません。週一アングラーのささやかな望みは通じるのか、めざす最初の川に着きました。案の定若干の濁りと結構な増水です。それでも釣りになるようです。ここでは小雨が降っていましたが新調したレインジャケット(カッパか)を出すほどではありません。サイズは前回より大きくありませんでしたが何匹か釣って次に向かいます。

通称「肩慣らしポイント」でたイワナ君、大きくなれよ〜


ここから入渓、やっぱり水多いかな
向かった先は尻別川、本当は広島橋からビッグファイトまでを釣りたかったのですがやはり水量が多く、遡行する自信がないため更に上の車止めの少し上から滝までの区間を釣り上がることにしました。ここは何度も通った場所で何処に魚がついているのかもわかっているところです。入渓して水を見ます。思った通り濁りはほとんど無く水は澄んでいました。ただ水量は結構多いのですが去年ここに来たときよりは少ないでしょう。魚はと言えば、これが反応良いのですねぇ。サイズは小さいのですがそれらしきところではどんどんフライに飛びついてきます。


滝の少し手前に僕が「尻別川のお祭り広場」と名付けているポイントがあります。ここはいつも面白いように魚が飛び出てくるポイントです。この日もまず小型のニジマスが釣れました。その都度フライが濡れてしまうし浮かせるのに手間もかかるので「今度は大きいの釣れてくれよ〜」とプレゼントしたフライにジャスト30センチのイワナ君が釣れちゃいました。尻別でのイワナ尺物はこれが初めてです。ちょっぴり嬉しかったのでこの区間はそこで切り上げました。

お祭り広場のイワナくん、油断してたな?


尻別のホウライマス、初めて釣りました。
帰り道、この川のまだ入ったことのない区間をやってみようと、一昨年木が伐採され、川に案外楽に入れるようになったとこからろ入渓します。ふむふむこんな感じなんだ〜。この辺りでも魚たちは相変わらずフライに飛び出てきます。尻別川って本当に魚が多い川だと再認識しました。険しい流れのタルミの所から出た魚は小さいながらジャンプまでして見せてくれました。この魚よくよく見るとホウライマスではありませんか。この川でホウライマスを釣ったのもこれが初めてです。なんとなく初めてづくしの一日だったような・・・


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