2011年6月

本格的渓流釣りとお祭りの季節がやってきました。

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6月3日 大魔神と一緒の道央の川で久しぶりに興奮しました。 天気曇りのち晴れ 気温12度
今回は近場ではなく、いつもと違う川に行ってみたい、でも一人じゃ嫌だなあってことで、大魔神に一緒に行ってくれと強引にお願いしたところ「しかたない奴だなあ、でも行ってもいいよ」とのお返事。内心「やった〜!」と思いつつ翌朝には迎えに来てくれる大魔神を待ってました。なんか気が高ぶって2時間くらいしか眠っていませんが、大魔神に至っては多分ほとんど寝ていないことでしょう。でもパパさんが東京に戻ってそのDYを引き継がなければならない僕としては、また強引に行き先を告げます。車を走らすこと二時間弱、目的の川に着きました。実はこの川去年の春先初めて大魔神に連れて来てもらった川で、その時は濁りでアジャパーでしたが、次に一人で来た時には尺イワナを連発した思い出の川です。

最初に入った川と大魔神、サクッと何匹も釣ってました。


今年最初のイワナはこの川でした。写真のイワナは31センチ。
どうせなら未知の部分を釣ってみたいということで、前回脱渓した場所から上を釣ることにしました。大魔神いわく「だいぶ渇水しているね、フライじゃ無理かも」・・確かに渇水状態ですがこういうときは少し水深があるところに魚が付いているのは学習済み、とは言えポイントと思しきところで僕のフライがむなしく通り過ぎた後に大魔神がサクッと魚を釣り上げています。何でだ〜、大魔神との釣行ですから僕が勿論先行させられます。魚が居るのは分かっているのですが走られたりバラしたりでいつも通りの釣りを少し続けた後、僕のロッドに待望の一匹がヒット!その前にも数匹釣っているのですがやっと納得のイワナ君が釣れました。31センチ、上々ではありませんか!


その後大魔神もジャスト尺のイワナをヒットさせ、二人して余裕しゃくしゃくの釣りとなります。そのうち脱渓場所に着きました。渇水とはいえ思いのほか沢山のイワナたちに遊んでもらえたので十分満足です。でもまだ時間があるのでこの川の下流部に注ぎ込む支流をやってみることに(本当は計画通りなのですが・・)水量はやはり少な目ですが、入渓早々良型のニジマスがヒット!大魔神も一つのポイントで何匹ものイワナを引き出しています。後で聞いたのですが35センチのイワナも釣ったとのこと。しばらく行くと護岸づくめの渓相になったため、ここでこの川は終了です。

この川の有名ポイント、見たことありでしょ。


最後の川はこんな川です。
さて、まだ時間もたっぷりあります。次に向かったのは僕にとっては初めての川です。入渓してみるとここもかなりの渇水状態のようです。浅くポイントまでの距離が長くちょっと期待はずれの感がありました。案の定釣れるには釣れるのですがサイズ的にはお子さまばかりです。そうこうしているうちに脱渓予定の場所まで来てしまいました。その時大魔神が「ここから上が面白いところがあるんだよね、ちょっとヤブだけど」不完全燃焼だった僕は「行きましょう!」ということで勇んで釣り上がります。


川幅が狭くなり、水量も少ないのですが先行させてもらっている僕の目の先に、数匹のニジが戯れているのが確認できました。見える魚は釣れないって本当か?幸いにも僕の姿には気が付いていないようです。そ〜っとカディスをプレゼント、何匹かの中の一匹がフライに飛びついてきました。釣れたのはちょうど尺くらいの元気なニジマス君です。今日は天気も良く尺上二本のお魚さんにも出会えたし、申し分のない釣りでした。大魔神、いつも先行させていただき有り難うございます。最後のニジマス遊びも大興奮でした。読者の皆様には近々公開いたしますね。

上の場所で釣れた尺くらいのニジマス君です。


今年最初のイワナはこんなところから

結構派手に出てくれました。いいよいいよ。


珍しく立ち込む大魔神

例によってサクサクっと釣り上げます。

大魔神との道央釣行記 付録
最後の川、かなり歩いたにもかかわらず魚からのコンタクトが無くなりました。浅くポイントも少なくなってきたのでそろそろ切り上げ時と思った頃、少し先にやや深くなっている場所を見つけました。ただ殆ど流れが無くフライで魚を騙すには厳しいポイントです。ソーっと近づくといきなり魚が走りました。やばいっ!と思いつつキャストの用意をして川を覗くとおやまあわんさか魚がいるではありませんか。魚たちはここに溜まっていたのです。僕の気配を感じたらしく何十匹もの魚たちが逃げ回り始めました。この場所、瀬尻が極端に浅くなっているので下流には魚たちも逃げ切れません。よし、すくってみよう!

魚達に勝負を挑んでいるの図 撮影:大魔神


ネットからはみ出る42センチ、どやっ!
おもむろにランディングネットを背中から外し、緩い流れに立ち込みます。いるいる〜50くらいのを筆頭に尺上クラスが5匹くらい、その他大勢が僕の動きに身構えています。ネットを川底に当て上流に歩を進めます。追われた魚たちは一旦上流に走り、その先に行き場がないのでUターンして猛スピードで戻ってきました。ここで僕のネットに入るという算段でしたがそう上手くいくはずもなく、魚たちは上手くネットを交わし下流に行ってしまいました。しかしそれも瀬尻まで・・また魚を上流に追い込んでというパターンを数回繰り返した後、まぐれにも僕のネットに収まっていたのが、42センチのニジマスでした。

これには興奮しました。ラッキー以外の何ものでもありません。幼い頃は魚すくいばっかりやっていて自信はあるのですが、それもちゃんとした網と魚の追い方がいて上手くいくものです。今回は大きめのネットとはいえ川幅や水深を考えたら偶然に入ったと言っても過言ではないでしょう。この後大魔神が追いついて来て、追い方をやってくれました。この時ネットに収まったのは、流石の大魔神、プックリ太ったQちゃんだったというオチまで付きました。いやはや久しぶりに大きな魚たちを見て興奮しまくりの遊びでした。

暴れまくって砂まみれ 注:釣ったのではありませんので

6月9日 ラルマナイでリハビリ 天気曇り 気温15度
今週は木曜がお休みです。とは言っても午後から仕事、ということで近場のラルマナイでお茶を濁します。6日に自転車で転んでから体調もイマイチ、幸いにも痛いのは左胸なのでロッドを振るには支障がないようです。今回は珍しく山水橋下から入渓してみましょう。しばらく行くと広めのプールがありそこで小さなのが飛びついてきましたがフックに乗らず、でもドライに反応があるのは確認できました。ところがその後は泣かず飛ばずの状況が続きます。小さなやつにつつかれたりはするのですが、大きめの魚の反応がありません。期待の岩盤ポイントも無反応、っていうか魚が一匹も居ませんでした。

今日のラルマナイ、水は限りなく綺麗ですけど。


水精橋と漁川、ここでは2回バラしました。リベンジしたる。
そこから少し上がった堰堤のところでやっと写真サイズのニジマスが釣れました。それにしてもこれだけの区間釣り上がってたったの一匹。さすがに魚の居ないラルマナイです、いやいるにはいるのですが腕が悪いのか釣ることが出来ませんでした。消化不良なので今度は下流を釣ってみることにしました。漁川との合流点から三段の滝までの釣り上がりです。この区間は大雨や雪解け水でガラリと渓相が変わります。今回も以前訪れた時に較べ大場所が増えたような気がします。


場所によっては沢山の魚が泳いでいるのが確認できます。しかし釣れません。いかにもというポイントでも、ライズがあっても僕のカディスには反応しません。う〜んのラルマナイです。かといってニンフでという気にもなりません。そうこうしているうちに脱渓場所の滝下まで来てしまいました。ここでやっと次の一匹を釣り上げることに成功。上流、下流とやってみてどちらも釣れたのは脱渓場所。パッとしないラルマナイ川、いつものことですけど・・ ま、あれだけ堰堤があってなお魚が生きていること自体、奇跡みたいな話ですよね。

いい感じでしょ。ここでも見事にバラしました。


最初の一匹はこの堰堤の開きから出ました。

ちょっと緑がかったニジマス君ですね。


次の一匹はここ、流芯脇からピシャっと

それにしてもヘンなフライですね。

6月19日 釣れない川を目指してwith大魔神 天気曇りのち晴れ 気温13度
山車やら何やらで先週は釣りに行けませんでした。今週も平日はいろいろ立て込んでいます。ならば日曜に休むしかないだろう、ということで今回も大魔神に無理を言ってお力を借りることにしました。身体の方は今ひとつですが歩行に支障も無いようですし逆療法もありかな?気分的にもリフレッシュしたいし。で、向かったのは大魔神曰く「釣れない川」です。この日が高速料金1000円の最後の日という事で高速を飛ばして北にある「釣れない川」にやって来ました。水量は多く雪代も残っているようです。そしてなんと水温は9度しかありません。厳しい釣りになりそうです。

大魔神釣れない川を釣るの図


2メートル70の竿で・・ですか〜
かなり釣り上がりますが、予想してた通り僕のドライフライにはウンともスンとも反応がありません。それどころかあの大魔神の竿にさえアタリすら無いのです。 話に聞けば間違いなく魚は居る川なんですがどうしたというのでしょう。よだれの出そうなポイントが次から次へと現れては肩すかしの連続です。それでもこの川での終盤に大魔神が尺に少し足りないニジマスを何とかゲット!僕のフライには結局数回の追いと1回だけのアタックがあったきりで見事「ボ」を喰らってしまいました。魚たちは何をしていたのでしょう。確かに「釣れない川」でした。


「次行きましょう次!」ということでこの川の下流域に着きました。大魔神は一睡もしていないということでここで仮眠タイムです。僕一人で車を止めた橋の近辺を見てみることに。川に降りると水は茶色で流れもあまりありません。おまけに上流に釣り人の姿も見えます。釣り人?もしかして魚が居るのかも?ただ川床がヌルヌルしていて慎重に歩かなければなりません。釣れなくて当たり前と思いつつフライをプレゼントすると一発でヒット!おまけにジャンプ3回。釣れたのは川の色に適応しているのでしょうか、赤茶けた色をしたちょうど30センチのニジマス君でした。なぜかこの後2匹のウ様を追加してこの川終了です。

二本目の川で釣れたちょうど30センチ。


最後の川はこんな川です。下のヤマメが出たところ。
時間もまだあるし、もう一本何処か釣ってみましょう。最後に向かったのは良く分からない川、岩盤の上を流れる川で結構なヤブ川、大魔神にとってはお茶の子さいさいの川でしょうが、僕にとってはあのオボップ以来の難関です。バックがとれないのでどうしてもロールキャストでやらざるを得ません。これがまた下手ッピーでなかなか思う場所にフライが届きません。あちこちの枝に引っ掛けながら釣り上がっていきます。それでもなんとか盤の割れ目の深みからニジマスが飛びついてきました。この川結構ポイントはあるのですがそのほとんどが木に被われていたりでキャストできず、残念な思いをしました。


一つ驚いたことがあります。この川水はお世辞にも綺麗とは言えず茶色がかっていますし、岩盤の上を流れる川なので川底に石もほとんどありません。ところがヤマメが釣れたんです。茶色い川でヤマメを釣ったのはこれが初めてでした。その後恒例の大物バラシが一回ありこの日の釣りは終了しました。今回はテーマが「釣れない川を釣る」でしたがどの川にも魚は居たようです。最初の川はもう少し水温が上がれば是非もう一度やってみたいし、二番目の川・・釣れたけどもういいかな?三番目の川・・う〜ん、何とも言えませんね。大魔神様、今回もいろんな川を案内してもらい大感謝ですよ。ありがとうございました。

20センチくらいのヤマメです。プリプリでした。


二番目に行った川、ちょっと渇水気味です。

かなり派手に出てくれたんですけど〜。おい、鳴くなよ


最後の川、こんな所に魚が付いてます。

ちょっとメタボ気味なニジ君、大魔神と呼ぶよ

6月24日 今年初めてのホームリバー 中流から下流までやってお疲れ 天気雨のち晴れ 気温14度
昨夜から結構な雨が降っていました。今回は薄別を釣ってから白井をやってみるという予定でしたが白井は雨に弱いし、薄別もどうかな?もう一つの選択肢は多少の雨ならあまり影響のないR453沿いの川をやってみることでした。朝起きてみるとまだ雨が降り続いています。ここは後者を選択する方が賢明かな?ということで夏場のホームであるIZ川に行くことにしました。途中豊平川を渡りましたが案の定濁りに増水でした。さて目的の川に着きました。車は一台も止まっていません。雨だからでしょうか、貸し切りのようです。今日は自転車を積んできていないのでテクテク歩いての移動になります。

この日のホームリバー。雨でなければ最高なのに


最初に釣れた写真サイズのニジ君。もっと大きくな〜れ
まず、一号橋から途中にある堰堤までを釣り上がります。水量はこの雨でやや多めですが十分釣りになる感じ。魚たちの反応はというとこれが結構いいんです。小型のニジッコやらイワナがそこそこ遊んでくれました。尺に少し足りないニジマスもゲットして堰堤まで来ました。ここで小型のウグイを追加して三目釣り達成!?二号橋まで歩きます。おや?橋の手前に土嚢が積まれていますよ。ここまでしなくてもとは思いますが、結構危ない場所もあるから仕方ないのでしょう。二号橋から再入渓して釣り上がっていくとあれ?と思う風景がいくつか、落石によって渓相が変わってしまったようです。


岩が崩れ落ちるその時に釣りをしていたら、なんて考えると背筋がぞっとしますね。ま、自分の身にだけはそんなこと起きっこ無い、と考えるのが普通ですから。さて、途中アライグマと出合ったりして釣り上がります。魚が釣れるのは良いことなのですが、いまいちサイズが・・なんて思って釣ってるとき明らかに尺オーバーがヒット!近づいてきたと思ったら魚が急に反転して痛恨のバラシ。今でも右手に残る躍動感・・・(TWさんのパクリです)、レッドバンドも鮮やかなニジでした。こんなバラシが今日は3回も・・うち2回はバーブレス使用中。バーブレス・・もう止めよう。

二号橋入り口に積まれた土嚢君達。赤いカブは釣り人のらしい


ここは手前の三角岩が落ちてきて新しいポイントを作ってました。
ずいぶん釣り上がってきましたが、3号橋まではまだまだ距離があるようです。おまけに足も攣ってきました。この辺りで一旦切り上げです。入渓した頃に降っていた雨もすっかり上がり、雲の切れ間には所々青空も見えます。小一時間歩いたでしょうか、一号橋にやってきました。足の攣りも収まってきた執念深い釣り人はここからラルマナイとの合流点まで釣り下がってみることにしました。去年の初冬にやってみて結構良いポイントがあることは確認済です。釣り下がりなだけにダウンクロスや逆引きでやってみます。これが結構反応があって楽しいのです。あまりフックには乗らなかったのですが、この区間にもそこそこ魚は居ました。


増水気味だったのでこんなポイントでエサを待ってます。

イワナのフライへの出方って結構派手ですよね。


ここでもイワナが待ってました。

泣き尺ですがなかなか良いファイトをしてくれましたよ。


川を被っていた右側の木が流され新しいポイントに

一号橋下流のいかにもポイントですが、今回は反応無し。

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