2011年9月

9月といえば秋のデカニジですね。ああ〜釣りたい・・・。

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9月6日 こんな雨の日でも釣りになる川 天気:雨
先週日曜以来休みを取っていなかったので今週は無理やり火曜に休みをとりました。休みを取ったまでは良かったのですが台風の影響でここ数日間雨が降りっぱなしです。国土交通省の川の情報を見ても1日で1メートルも水位が上がった川とか、水害注意報が出ている川とか・・・まともな釣りが出来そうな川は見当たりません。こんな日はおとなしく家でフライでも巻こうか〜・・とはこれっぽちも思いません。やっぱり釣りに行こう!雨は気にならないのですが問題は水位です。もしかしてあそこなら釣りになるかも・・ 事前に水位チェック、あれ?不自然な水位の変化ですが・・とにかく行くだけ行ってみよう!

入渓当初は結構な雨が降っていました。


この日の濁りは入渓3時間後にはこのくらいまで回復
途中、豊平川に架かる22条橋から川を見ると大変なことになってます。濁流で河川敷が完全に水没しています。こんなこの川を見るのは30年ぶりでしょうか?しかしめげずに車を走らせます。恵庭市を流れる漁川も同様に激濁流でこちらも河川敷まで冠水です。目指す川はどうなっているのだろう、気が気でありません。さて、川に着きました。急いで川を覗き込みます。水位は普段より多め、濁りは?ココア色ではないにせよ、紅茶色です。この川にしては結構きついのか?ドライで行けるかどうかはやってみなくては分かりません。雨もそこそこ降ってはいるのですが、せっかく来たんだからやれるだけやってみよう!


濁りのせいか、水深のあるところでは全く反応がありません。こういう時は浅く流れのゆるいところを狙うしかないかな?狙い通りそこそこ反応があるもののフックに乗りません。小さなヤマメだとは思うのですが・・数時間釣り上がってこんな状況で「今日はボかな?」、そんなときtomaTさんから激励の電話が入りました。ここで僕の「やる気スイッチ」がオンになったようです。電話を切って30秒後この日の初ヒットです。釣れたのはこの川で大勢を占めるブラウン、27センチでした。この一匹はなんとも嬉しい一匹です。この頃から濁りも少しずつ和らいできたような感じです。

待ちに待った一匹です。チャーリー27!


おデブな32センチのチャーリー君、こんな日にありがとう!
それでもまだドライフライの釣りにとっては結構な濁りです。如何にもな大場所からはなかなか出てきません。前回32センチを釣ったバイカモのポイントも速い流れと濁りのせいか無反応でした。雨は時折強く降ったり止んだりの繰り返しです。それでも流れの巻き返しや流れのゆるくなっているちょっとした深みから、やる気のあるブラウンがフライを見つけて飛び出して来ます。結果27センチクラスを3匹、それより小さいサイズを4匹、そして釣りたかった尺オーバーを1匹釣ったところでこの日の釣りは終了です。最後の尺オーバーはぶっとかったのでロッドが弓の様にしなり、久々に面白いやりとりができました。


思い起こせばこの川は、7月に僕と大魔神で道北に釣りに行ったとき、前日からの大雨により何処も駄目で最後の最後にたどり着いた川です。今回も多分近郊の川は殆ど釣りにはならなかったと思われます。そんな中コーヒー色に濁ることもなく、激流になることもなくドライフライの釣りを成立させてくれた、ある意味では驚異の川でもあり、とても不思議な川です。これからもし大雨や台風が来たとしても、この川だけは暖かく僕を迎えてくれそうな気がします。あ、そうそうこの川、自宅から往復80キロと思いの外近いのもナイスですね。

脱渓後の帰り道、雨も上がったようです。


この川の名物オブジェですね。

写真の真ん中から飛び出してきました。


エサが豊富なのでしょうか?太いのが多かったです。

ピンコちゃんがスレで釣れちゃいました。

9月9日(金) 初秋のパパさん歓迎釣行 with 大魔神 天気:曇りのち雨
4年間の単身赴任を終え、東京に帰ってしまったあだむすパパさんが久しぶりに札幌に戻って?こられました。そこで今回は歓迎釣行の第一弾として大魔神がこの日のために選び抜いた川に行くことになりました。僕は付録みたいなものですが、大魔神が連れて行ってくれるなら付録でもおまけでも何でも良いからご一緒させて下さい、という心境です。大魔神が向かったのは最近SMCメンバー内で人気のある東の川です。今回のお題は「一人二匹は釣りましょう」ですが、ここしばらく続いた雨が多少は気になるところです。

最初の川、何やらお祈りをする大魔神と先行くパパさん。


この川ではニジマスも28センチ止まり、ま、腕のせいか。
途中素晴らしく綺麗な朝焼けを見ながら目的の川に着きました。水量は大魔神が思ったほど多くは無く、水もとても澄んでいます。これならバッチリでしょう。早々と支度を済ませいざ入渓!思った以上に魚たちの反応がよく三人とも今回のテーマ「一人二匹以上釣る」を達成してしまいました。釣れる魚はニジマス、イワナ、ヤマメです。この川かなり魚影が濃いという印象を受けました。ポイントと思しき場所では必ず釣れます。三人とも二桁の魚たちと遊ばせてもらいました。そして関東でシビアな釣りを強いられていたパパさんにとっては、でかいカディスを結んでビシバシ魚が出る釣りは久しぶりだったのではないでしょうか。


上の川、数は釣れるのですが今ひとつサイズアップしません。魚が多いということは裏を返せば大きいのが育ちにくいという事のようで、三人で協議の結果河岸を変えることにしました。大魔神の数多い引き出しの中から次に向かった川は「でかいのは居るけど当たりはずれのある川」です。雨が魚たちにどんな影響を与えているのか?ここのところの雨で魚たちは動いたのか?まあ僕にはそんなことあまり気になることではなく、要は釣れてくれればいいのですが・・しばらく釣り上がって殆ど反応がありません。やっぱり魚は移動したのかな?しばらく釣り上がって、僕のロッドにやっとこの川で初ヒット!27センチのデカパンでした。

僕に釣れたデカパン、ネットはパパさんのものです。


パパさんが釣り上げた尺一寸、お見事でございます。
この川での僕の釣りはデカパン一匹で完結しましたが、今回のゲストであるパパさんの物語はここから始まることになりました。一匹釣って余裕が出た僕を見て?パパさんの「釣ってやろう魂」に火が着きました。いかにもなポイントでパパさんの6フィート6インチのカンパネラが弓のようにしなりました。でかい!ニジマスか?いや違う、ヤマメだ!パパさん慎重に慎重にランディング、ネットに収まったのは薄いピンク色を身にまとったどでかいヤマメでした。僕がメジャーを当てます。パパさん「伸びろ伸びろ!」伸びきったサイズは33センチでした。凄い、尺一寸のヤマメです。これには一同拍手喝采。


大興奮の物語、これで終わったわけではありませんが、あまり書くとパパさんのHPと被ってしまうのでここまでにしておきます。パパさんお疲れさまでした。それにしても良いものを見せてもらいました。また、最初の川もそうですが、いつも感動されてくれる川を案内してくれた大魔神にも大感謝です。またどこかに連れて行って下さいね。PS:パパさんは今まだ札幌にいるのでアップは数日後になりそうです。

最初の川、右からも左からも魚が出ました。


大魔神はスタイルを変えません。

橋桁下を攻めるパパさん。


最初の川、時折イワナが釣れました。

渓相は素晴らしい。

9月18日(日)たどり着いたらいつも雨降り  天気:ずっと雨
予定していたホームへの釣行でしたが、路肩欠落ということで6日から通行止めが続いてます。なら何処へ?TWさんの情報によるとWRCは濁流だそうです。仕方ないからラルマナイでも見てみよう、とやって来ましたラルマナイ川、もしかしたらこの雨で魚が動いたかもしれません。車を山水橋に着けます。車が一台、どうやら釣り人のようですが、ま、いいかと釣り上がることにしました。ところが川原に立って唖然、このところの大雨のせいで川の形がすっかり変わってしまいました。流木やら倒木で以前のラルマナイの面影は全くありません。右手を流れていた川が左に流れていたり、格好のポイントがすっかり土砂で埋まっていたりでもう大変、おまけに魚からの反応は全く無しです。

流木やら倒木やらでもう大変、すっかり変わった川の形


ここは以前、右側に流れがあり良く釣れたポイントでしたが
支流との出合いまで釣り上がって何も釣れませんでした。ここで先行していた釣り人と会い、どうでした?とたずねると小さいのが釣れたとのこと。へ〜魚は居るんだと少し納得です。さてラルマナイはここで切り上げ次なる川に向かいます。入渓場所にこれまた車が一台、ならばということで下流に1キロほど歩き、そこから入渓します。今回この川に来たのは目的がありました。前回来た時結構やぶがきつく、8.3フィートであちこち引っかけまくりでした。今まで使っていた6フィートのバンブーは折れちゃったし、7フィートのパックロッドも折っちゃいました。そんな時ネットで6.6フィートの手頃なロッドを見つけ即購入、入魂もかねてのこの川です。


ラルマナイで釣りをしている時降り始めた雨が結構強くなってきましたが、魚の顔を見るまでは釣りを止めるわけにはいきません。ところが最初の一匹はいとも簡単に釣れてしまいました。これにて入魂完了、赤いロッドブランクは近く還暦を迎えるため?このロッドなかなか使いやすいです。さて入魂は済みましたが釣りは続けます。ポイントらしいところでは必ず反応があります。釣れるのはニジマスでこの日も25センチクラスが数匹、小さいのは沢山釣れました。あれだけ雨が続いたので増水して多少深くなっているかと思っていたのですが、普段より渇水気味でした。何故でしょうか。ただ、川原のフキなんかがなぎ倒され、かなり増水した跡は見受けられましたが。

ニューロッド(中古ですが)に入魂完了!ありがとね。


今日一番は26センチのニジマス君でした。
雨が降りやまず、ジャケットもずぶぬれになったのでこの日の釣りはこれにて終了です。最初に入ったラルマナイのすっかり変わってしまった渓相には驚きました。また次に入った川は相変わらず魚が沢山居て安心しました。今日釣りに行かれたみなさん、如何でしたか?それにしても僕のホーム、これから楽しいキノコ狩りの季節を迎えるというのに、いつになったら開通するのでしょう。


流れにえぐられたラルマナイ林道、危険ですね。

ここはずっと向こう側に流れがあったのですけど


この川でこのサイズが釣れたら嬉しいですね。

こんなところには必ず魚が着いてますよ

9月23日(金) ここまで釣れないと笑うしかない、かな?  天気:予報当たらず雨
この日はかげまるさん、TWさんとの居酒屋トリオでの釣りです。特にかげまるさんとは数年ぶりになります。無理を言ってお誘いしましたが快く引き受けてくれました。さてどんな釣りになるのでしょうか。いや、それ以前の問題として前々日に降った雨の影響で釣りになる川があるのかどうか、の方が心配です。釣行前に各地の水位、雨量などチェックしましたがどこも結構な増水ですから。それでもままよ、と三人が向かったのはここ数ヶ月みんなの中では熱く流れるあの川です。僕にとっては今年三回目の訪問となります。本人は大した結果を出していませんが同行者や仲間達が凄いのを沢山釣っている川なのです。

倒木上で遊ぶ釣り人、二人して僕が落ちるのを待ってます:TWさん撮影


新兵器MMZフライを駆使するTWさん、反応ありますか〜
本流はかなり増水してました。その支流も結構な増水と濁りが入ってます。僕たちが釣るのはそのまた支流、さてどうかな?川に降りると水量がかなり増えてます。濁りも結構あるようですが釣りにならない、と諦めるほどでは無い、かな?TWさんが水温を計ると11度とのこと、ドライでも行けそうな気がします。早速三人で釣り始めます。ところが水量が多く流れも速いためフライがなかなかうまく流れてくれません。前回は流芯からビシッと魚が出たのですが今回は全く反応がありません。ここならフライには絶好のポイント、そんな所でも無反応なのです。


僕が釣れないのは腕のせいと納得できますが、かげまるさん、TWさんにも反応が無いとのこと。いったいここの魚たちは何処に行ったのでしょう?フライを見に来て足早に去っていくヤマメ?足元から走る魚、居るにはいるようですが魚たちの「やる気」が全くと言っていいほど感じられません。おまけに予報とは違う雨まで降り出す始末。そこそこ釣り上がりましたが、誰にも魚は釣れていないので相談の結果、こことは違う川に移動しようと言うことになりました。それにしても肩すかしを食らったような結果には笑うしかありません。

川の中の100円玉を拾うかげまるさん。得したね!


岩をヘツる釣り人、二人して僕が落ちるのを待ってます。撮影:かげまるさん
次に向かった川、ここも水量はかなり増えていますが、濁りが前の川とは違い全くありません。よし、ここなら!と気持ちを切り替えて入渓します。前回来たときはそこそこ釣れました。しかし今回は前の川同様、魚のやる気がないようです。水はクリアですからフライが見えないはずもなく、強いて言うなら速い流れにフライが持って行かれる?ならば巻き返しやタルミから出ても良さそうですが、この川でも僕は手のひらサイズの魚を一匹掛け、ポッチャンしてしまっただけ。かげまるさんが同サイズを2匹釣り上げたのみという散々な結果に終わりました。


三人で雨の中何時間もかけて釣り上がり、その結果が二匹のチビヤマのみ、ってシャレにもなりませんが、それが現実。大雨による増水で魚たちはどこかの支流に避難したのでしょうか?それとも流れに乗って下流域まで遊びに行った?誰かわかる人居ませんか〜。かげまるさん、今回はお付き合いしていただいた上に、車を出していただきありがとうございました。これに懲りずにまたお誘いしますね。TWさん、多分今日も出撃されていると思いますが、足の方は大丈夫ですか?明日も出撃ですよね。頑張って下さいね。と言うわけで今回魚の写真はありません。シャンシャン。

最初に入った川、やっぱり水多いよね。


ヌメリスギタケモドキ。アクが強いきのこですね。

アントニオ?これは美味しいキノコですよ。


滝下の落ち込みを狙うかげまるさん。

岩の手前のタルミを狙うTWさん。

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