2011年8月

ああドライで40オーバーのニジマスを釣りたい・・・。

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8月4日 釣れない川(釣野編)with大魔神 天気:めちゃ暑かった
この日も大魔神にお願いして釣りに連れて行ってもらいました。今回与えられたテーマは「釣れない川で2匹釣る」です。大魔神には毎回釣れない川ということで案内してもらっていますが、爆釣だったり、大漁だったりで大魔神の術中にははまっていません。さて今回はどうなるのか?季節的にもドライには最高ですし、頭の中にはビシバシとフライに飛びついてくる魚たちがイメージ出来てます。現地に着きアブの襲撃に合いながらもそそくさと身支度を済ませ川に向かいます。この日大魔神は帽子を紛失したということで、久々のタオルハット。実に良くお似合いで。

この日の大魔神、タオルの白がやけに眩しいです


青い空、澄んだ水、渓相は申し分ないのですが・・・
川に降り立ちました。水は澄んでいて流れもちょうど良いようです。おまけに川原が広くフライにはうってつけ。早速水温を計ってみます。15度、こりゃ釣れまくるかも知れないぞ、と早くも捕らぬ狸のなんとやら。意気揚々と釣り始めます。この川、大場所が結構連続してあります。しかし頑張って攻めるもことごとく不発、魚からのコンタクトが全くありません。オチビさんのちょっかいすらないのです。大魔神はというとこれまた一度のアタリもないとのこと、これだけ水が綺麗で渓相もよく、好ポイントが沢山あるのに何故?川原には釣り人の足跡も確認されましたが、一体この渋さはどうしたのでしょう。


数キロほど釣り上がったところで、大魔神が粘りに粘ってやっと良型のイワナをゲットしました。この後9寸ヤマメ、33センチのイワナも釣っています。さて大魔神がイワナを釣ったことで、あまりに釣れなく凹みかけていた僕のテンションが凸印に上がります。魚は居る!あとはドライに出るのをひたすら待つのみ。ところが大場所では遠投しても全く反応無く再び凹み掛けていたとき、瀬が少し深くなっているところで、この日初めて魚からのコンタクト、結構でかい、ネットネット、いやここはズリ上げた方が賢明か?ズリズリズリズリ・・よっこらしょっと

この日待望の一匹目はぶっとい32センチでした。


こんなナイスポイントでも反応無しです。
上がってきたのは太陽の光にキラキラ輝く黄金のイワナ?これぞイワナって感じの32センチでした。大魔神の33センチといい、僕の32センチといい、うっとりするほど綺麗な魚体でした。これにすっかり気をよくした釣り人は目標の2匹目を目指して、足どり軽く釣り上がります。ところが後が続かないのです。更に何キロか釣り上がってやっとこの日の目標達成です。ペースとしては1.5キロに一匹って感じでしょうか。さて時間も押し迫ってきました。脱渓場所に至るまで途中の好ポイントも竿を出さずにひたすら歩きます。


脱渓場所が見つかりました。これで川通しではなく林道を歩いて戻ることが出来ます。それにしてもこの日は歩きました。釣り上がったのは7キロ近く?帰りの林道でまた7キロ、合計15キロ近く。途中二人とも水が無くなり、岩からにじむ水を飲んだり、僕は僕で半袖だったのでアブの集中攻撃にあったりでかなりハードでした。釣りはと言えば凹んだり凸ったりで「凹凸感のある釣れない釣り」ってところでしょうか。この日は「とにかく歩いた、暑かった、釣れなかった」釣りとしていつまでも記憶に残ることでしょう。大魔神様、有り難うございました。

時間切れのため、ここでロッドは振らずでした。


まだ雪が残っていました。とけるのかな?

途中流れ込んでくる滝、癒されますね〜。


この日6匹釣ったうちの5匹目です。

帰りの林道の大魔神、ターボ付き。早いのなんのって。

8月11日 還アラ還でカンカラカン3with tomaTさん 天気:めちゃめちゃ暑かった
今日の相方は久々の「苫小牧のホスピタリティ」ことtomaTさんです。5月にご一緒して以来の還アラ還コンビの復活です。選んだのは中山峠を越えた尻別川の支流です。広島橋で待ち合わせ、そこから目的の川に向かいます。数日前の天気予報では雨も混じるかな?でしたが、どっこいこの日は朝から好天の予感、しかも暑くなりそうです。さて、川に着きました。ヤマメで有名な川ですが今回選んだエリアは、僕にとって初めての区間で何が釣れるかは釣ってからのお楽しみ、ってところです。せっかく中山越えて来たのですから尺ヤマメでも挨拶に来ないかな〜って、いざ入渓!

この日入った川、人工工作物が結構あります


上のポイントで釣れたニジマス君、もっと大きくなりなさい!
水量はちょうど良いくらい?ところどころに人工工作物が見られますが、それがまた好ポイントになっています。最初のポイントであっさりと小型のニジが釣れました。次のポイントでは23センチくらいのこれまたニジがフライに飛びついてきました。結構いけるじゃん!この先を期待しながら釣り上がりますがその後はさっぱり、すぐに脱渓地点の橋に着いてしまいました。tomaTさんはテンカラで良型のニジマスやらイワナ、小さなヤマメを釣っていました。さて河岸を変えましょう。向かったのはこの川の下流です。僕がその昔結構通ったエリアなんですが今日は釣れるでしょうか?


入渓早々下流から釣り人が・・・聞くと本流を釣り上がるとのこと、内心ほっと胸をなで下ろしながら第2弾のスタートです。と、tomaTさんのテンカラ竿が弓のようにしなっています。釣り上げたのは26.5センチのデカパンヤマメでした。これだけフィッシングプレッシャーの強い川で日中に出たのが不思議なくらいですが、そこはtomaTさんの腕というところですね。僕には結局このエリアで魚を釣ることが出来ませんでした。見事に完敗でした。しばらく振りに訪れましたがポイントが随分変わっていましたね。ということで時間もまだ少し余裕があります。最後に本流をやってみましょう。

tomaTさんにお魚ヒット!(右側)ウグイか?


tomaTさんの釣ったデカパン26.5と愛用の自作ネットです。
水はさすがに日本一の清流だけあってどこまでも澄んでいます。魚は?これが結構渋いんです。午前中にでも誰かが入ったのでしょうか?いかにもというポイントでも反応が良くありません。tomaTさんはというと、ちゃんと良型のニジやらイワナをヒットさせています。やっぱり腕の差か?フライのストックも無くなってボックスのB級フライばかり使っているせいか、結果数匹の小ニジとイワナを釣ってこの日の釣りは終了しました。尻別でこれだけ渋かったのは久しぶりです。そして最後はtomaTさんが締めのラーメンを作ってくれました。冬に食べるのとはまたひと味違う真夏のラーメン、美味しうございました。有り難うございました。


入渓してすぐの支流の支流を攻めるtomaTさん

二本目の川(本流)の入渓場所

8月19日 釣れない川、釣れる川 天気:晴れ
この日は訪れるたびにその魚影の薄さに痛感する川、性懲りもなく再挑戦です。とは言っても毎回同じ場所でやっているのもあまりに芸がありません。今回は上流の方に流れ込む支流をやってみることにしました。前日までの雨の影響か、水量は幾分多いようですが気になっていた濁りもそれほどではありません。物の本によると30年くらい前には結構魚が居たとか・・早速川原に下りて釣り上がります。なかなか良い渓相ですよ、これならバッチリ行けそうな気がしますけど・・・。次から次へと現れる好ポイント、期待に胸を膨らませプレゼント、出ろ出ろ出ろ・・・フライはむなしく魚がビシッと出るはずの場所を通り過ぎます。

最初に入った川、いい感じだったのですが・・魚居ません


二本目に入った川です。ここもポイントが沢山。
これが噂に聞いた(聞いてませんが・・)見かけ倒しの川か?本流は上流に今は廃坑になった豊羽鉱山があり、あまり釣れないのは有名でしたが、この支流はそんな影響は全くないはずの川、だったはずですが見事に釣れませんでした。小魚がフライを突っつくくらいの反応があっても良さそうだったのに。季節的なものでしょうか、或いはもっと上なら魚が居る?約1キロ釣り上がって魚の気配は全くありませんでした。この水系には僕がドライで初めて40オーバーを釣ったという思い入れがあり、何度も足を運んでいましたが、これからはどうなのかな〜?


一つの川で全く魚の顔が見られなかった、というか渓相に肩すかしを食らったようでどうにも気分が晴れません。そうだ、あそこなら間違いなく魚に会えるだろうと、近くの川に場所を変えやってみることにしました。脱渓場所に自転車を置き、車で入渓地点へ。釣り人は入っていないようです。入渓早々小型のイワナがご挨拶、次から次へと同サイズのイワナが釣れてくれます。先ほどの川と行き着く先は一緒な川なのにこの違いは何だ?しかもこの川の方が人工工作物が多いはずなのに。ま、釣れてくれるので文句はありませんし、魚が沢山居てくれるに越したことはありません。

この川の主役はイワナです。写真は27センチ


この日唯一のニジマス君、ジャスト30でした。
この川、札幌には近いのですが、この日釣ったエリアにはあまり釣り人は入らないようです。最初のうちは小型ばかりだったイワナ達も脱渓場所が近くなるにつれサイズアップしてきました。またこの区間、数が少ないニジマスも一匹だけ釣れました。なんとサイズはちょうど尺、嬉しいですね。この日行った二本の川、最初の川では全く釣れずがっかりしましたが、二本目の川は期待通りに魚が遊んでくれました。いつも思うのですが近郊と言えども、なかなか侮れない川が結構あるので大事にしていきたいですね。


最初の川、水の色もとても綺麗なのですが・・

二本目の川、山岳渓流っぽいところも随所に

8月28日 近郊の川とホームへ顔出し 天気:晴れ
今年のSMCメンバーはみんなして尺ヤマメを連発しているので、自分の釣行記を書くのに気後れしています。ただ釣れても釣れなくても記録として残しておきたいのでとりあえずアップだけはしておこうかな。ということで今回は急きょ日曜日に休みを取り近郊の川に向かいました。前日飲みすぎて(毎晩か〜)朝起きれず遅めの出発となりましたが、案の定入渓しようと思っていたところには釣り人の車が・・その2キロほど上流の適当なところから川に入ります。この川先日メンタル八割さんが入った川で今回僕が釣るのはずっと下流部分です。渓相は思ってたより素敵で、なんか釣れそうな予感がしますけど・・・

最初に入った川、釣れそうな気がしますが・・


脱渓寸前に釣れたヤマメ、尺になるまであと何年?
魚の反応はそこそこありますが、如何せん小型のものばかりな様で全くフックに乗りません。#8のカディスだから無理もないでしょうが、かといってフライサイズを小さくする気にもなりません。そのうち上流から三人のエサ釣りの方が下りてきました。ヤマメを数匹釣ったということですが、この先釣れる気もしないので途中で脱渓することに。脱渓場所でやっと空飛ぶヤマメが一匹、2キロ近く釣り上がったにしては極貧果の釣りとなりました。これでは当然満足できないので釣り場移動です。向かったのはこの川の上流部、先日メンタルさんがやった更に上です。


川に入ってみると結構な渇水状態、加えてヤブもきつくなったような。更に水が綺麗なだけにちょっとでも不用意に立ち込むと魚が逃げまくります。っていうかほとんどのポイントで魚に逃げられました。中には確実に30オーバーもいたのです。それでもいくつかのポイントでニジマスを釣り上げることが出来ました。小型のわりにはレッドバンドが鮮やかな個体が多い気がします。この川で何匹か釣ったのでもういいか〜、とはいきません。なんせヤブがきつい川だったのでロッドを振ったという実感がないのです。次はのびのびロッドが振れる川へと移動しましょう。

上流域のニジマス、ちょっと黒っぽいです。


久しく釣れなかったこのポイントで、何匹も出ました。
やってきたのは久しぶりの僕のホーム。ここなら存分にロッドを振り回すことができます。ただ今回は自転車を積んでこなかったので、水精橋から一号橋までの区間の釣り上がりにしました。入渓しようとしたら初老のご夫婦がちょうど脱渓してきました。ありゃりゃですが、日曜だからこれもありです。釣れなくてもいいか〜と川に入ります。すかさず小型のニジマスが釣れました。竿抜け?でもなんでも良いのですが、フライにビシバシ反応があります。普通のなんでもない流れで掛かったのは40近いニジマス、結構なやりとりの末5Xのティペットを切ってお戻りになられました。こんな時になんで5Xなんて結んでるんだよ〜〜


入渓早々大物バラシということでちょっとショックを引きずりながら釣り上がります。このエリアは前回6月に釣り下がったのですがその時よりは格段に反応が良くなっています。釣り人が入った後でこの反応ですから入る前は?ま、それはとらぬ狸のなんとやらでしょう。結果尺サイズのニジマス二匹を含め10匹くらい、イワナ、ウグイ数匹を釣って三目釣り?達成です。あ、最初の川のヤマメを入れたら四目です。最後のホームはちゃんと期待に応えてくれ嬉しかったですね。(バラシが悔しいけど・・)さて、これからはキノコのシーズンに入るのでまたまたホーム通いが始まりそうです。

上のポイントで出た幼い顔つきのニジマス、ジャスト30



最初の川の中流部、車の音が結構うるさい

上流部、こんなところは膝をついてキャスト


フライへの出方は結構派手です。

ホームのイワナ君、もっと大きくなりなさい。


何食べてるんだか〜太りすぎですよ

ホームのニジは飛んだり跳ねたりで元気いっぱい。

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